栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2005
02,02
22:42
今年一番悲しいニュース
CATEGORY[散歩道]
三井不動産が、「三信ビル解体のお知らせ」というニュースリリースを出した。丸ビル、交詢社ビルと東京を代表する名建築がなくなる中、最後まで残っていたビルだっただけに、ついにこの時が来たかと、落胆してしまう。
FI967536_0E.jpg
日比谷に威風堂々と聳えるこのビルの命が、あと少しだなんて、悲しくて悲しくてやりきれない。

FI967536_1E.jpg
外観もさることながら、このビルの内部の美しさは、日本の近代オフィスビルの傑作と言ってもいい。特に、この1階と2階の吹き抜けのアーチ状の天井の美しさ、このビルに入った途端、戦前の昭和モダンにタイムスリップできるのが、なんとも言えない風情だったのに・・・。

FI967536_2E.jpg
そしてまた、キューブリックの映画のシーンに出てくるような美しさを持つ、このエレベーター・ホール。どうして、これを解体できるのか。

旧宝塚劇場、有楽座、日比谷映画は、既になく、ましてや日比谷のランドマークの三信ビルを解体するだなんて、どうかどうか留まってほしい。

このビルは、東京の宝。いやいや日本の宝だ。
本当に悲しい。

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2005
01,30
22:50
黒門亭
CATEGORY[落語]
今日は、黒門亭へ。入り口で、時助さんに会う。最近、黒門亭に行くと、前座さんが時助さんなので、くじで当たりをひいたような嬉しい感じ。やはり、黒門亭は、じっくり話が聴けて一番好きだ。

時助 「転失気」
しってやったりの小僧の描写が可笑しい。さげの「へとも思いません」の表情が最高だった。

司 「天狗裁き」
これは、結構好きな話。奇想天外な展開が傑作だが、有名な話だけに、話し手の力量が問われる。司さんは、まくらで観客をつかめていなかった。ちょっと残念。

三之助 「天災」
聴いたことがあったようで、実は初めてだった三之助さんの「天災」。短気な主人公の描写が笑えた。三之助は、観客をとらえていた。つぼを得た話の運びは、流石だ。

八朝 「金明竹」
志ん朝師匠ではなく、小三治師匠にならったという「金明竹」。肝心の関西弁が出てくる後半がなかったのが残念。

一琴 「勘定板」
一琴さんは、坊様のよう・・・。神聖な風貌でこんな汚い話をする・・・。この話は、前にも誰かで聴いたことがあるが、喜多八さんがやったらかなりはなまって面白いかも。

駿菊 「子別れ」(通し)
「子別れ」を通しで聴くのは、2回目。やはり、この話は通しで聴くと、後半の親子の会話が活きてくる。この長い話を、滞りなく聞かせるのは、流石、噺家。時折、演者同様観客も目頭が熱くなる。今日の駿菊さんの話だけでも、千円じゃ安すぎだ。すごく得した気分。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2653/黒門亭
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2005
01,29
22:52
たまごの会
CATEGORY[落語]
西馬込にある実相寺での落語会。この辺り、池上本門寺を筆頭に沢山のお寺があるので、迷ってしまった。

実相寺は、落ち着いた風情でありながら、新しい美術館のように綺麗だった。

前座の章五さんは、何度か拝見しているが、ちょっと大人しく内気な感じかなあと思いきや、落語が始まると明るくテンポ良く、中々いい。前座は、時に早く終わらないかなあと思ってしまうことがあるが、章五さんの「道具屋」、良かった。

続く、志ん公さんは、「粗忽長屋」。滑稽ものの極みという作品だ。馬鹿馬鹿しい話だが、馬鹿な主人公がいたって真面目なところが可笑しい。

さて、志ん輔師匠は、「茶の湯」。何度も聴いたことがあるお馴染みの話だが、笑った。大いに笑った。腹がよじれるかと思った。こんな、可笑しい「茶の湯」は、小三治師匠以来だな。ご隠居と小僧の表情が最高だった。途中の脱線も楽しい。

続く、才紫さんは、「半分垢」。
ほんで、朝太さんは、「代脈」。この人、最近、ことにお気に入り。いい味。独特の雰囲気ではまる。将来、いい噺家になるな、絶対。

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2005
01,24
22:57
ダ・ヴィンチ・コード
CATEGORY[書]
FI931609_0E.jpg読み終わった。なんか、もう端から映画化目的な感じだなあ。展開が強引だけど、後半、次第に登場人物の正体が明らかになってくるところは、中々だった。

しかしながら、やっぱりキリスト教徒じゃないから、謎解きの部分も登場人物がやっきになって解こうとする謎も、別段興味がわくものでなく、西洋社会がこの世の中心みたいな思想は、あまり好きじゃない。

それよりも何よりも、文章表現が稚拙で、本を読んだというより、あらすじを追ったなあという感じ。映画には、向いているかも・・・。文体が簡素で読み易いので、大衆向きだね。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2655/ダ・ヴィンチ・コード
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2005
01,23
22:59
レニングラード国立バレエ 「白鳥の湖」
CATEGORY[舞台]
FI927759_0E.jpg
レニングラードという響きは、もうこのバレエ団でしか聞けないかもしれない。歴史あり、由緒正しきバレエ団の18番「白鳥の湖」を観てきた。

お馴染みの旋律にのる舞は、優雅で美しく溜息がでる。人間の表現しえる究極の美を見る思いだ。オープンニングの明るい成人式のシーンから一転、あまりに有名な湖で王子ジークフリードと白鳥のオデットが出会うシーンは、幻想的かつ神秘的だ。
また、2幕での舞踏会のシーンの明るさ、楽しさ、様々な民族の踊りに自然と体も動いてくる。
そして最終幕で、また幻想的なバレエの真髄を観ることできる。

レニングラード国立バレエは、最も古典的な振り付けを温存している。言わば歴史の証人のように、古の時代への旅をさせてくれる。 (神奈川県民ホールにて)

FI927759_1E.jpgIrina PERREN イリーナ・ペレン
本日のオデット姫。しかし、まあ、僕と同じ人間なんだろうか。長い足、表現力豊かな手の動き、美しすぎだ。

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2005
01,22
23:02
森山良子 「さとうきび畑」
CATEGORY[音楽]
FI924416_0E.jpg日本のジョーン・バエズと、かつて言われた森山良子。個人的には、バエズより森山良子の方が偉大だと思う。
このアルバムは、彼女のヒット曲のセルフ・カヴァー・アルバム。音楽の教科書にも載っている自作の「この広い野原いっぱい」に始まり、「涙そうそう」「さとうきび畑」も収めた贅沢なラインアップだ。
それにしても、「この広い野原いっぱい」は、名曲。シンプルなのに心に深く染みる。昨年話題になった「さとうきび畑」。これは、最近かなりメジャーになったが、森山良子は、1969年に録音している。

森山良子は、日本の誇るシンガー・ソング・ライター。息子のことはよく知らない。

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2005
01,19
23:04
青山 ル・コント 「ムース・マーブル」
CATEGORY[グルメ]
FI912762_0E.jpg青山一丁目駅に隣接する青山ツイン・ビルの地下にあるケーキ店。日本橋や銀座の三越にも店があるが、ここ青山の本店は、大きなカフェもある。

ここのケーキも美味しいものがたくさんあるが、一番のお気に入りは、「ムース・マーブル」。キャラメルソースの苦味が、甘いムースとスポンジケーキに良くあい、そして中からは、木苺のソースがジュワーっと出てきて、またその甘苦さがたまらんのである。

僕は、甘いなかにも苦味のある、そんなケーキが好き。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2658/青山 ル・コント 「ムース・マーブル」
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2005
01,16
23:06
二之席<夜> 鈴本演芸場
CATEGORY[落語]
今日は、精力的に動いたなあ。国立博物館で「唐招提寺展」を観た後、再び鈴本演芸場に戻った。今日が、今年の初金時なり!
FI901454_0E.jpg
今夜は、金馬がトリということもあり、小金馬、金時、金八、金太、時松と金馬一門会のようでもあった。時助ちゃんがいないのが寂しい・・・・。

時松 「松竹梅」
観る度に良くなっている。結構面白かった。

金太 「蛇含草」
今日二度目の金太さん。餅を食うシーンが最高。食べ方も、詰まったところも面白かった。

正楽 紙切り
お土産がもらえる寄席芸。短い時間で、客からもらったお題を切るのは、いつみても鮮やか。

金八 「出来心」
金八さんが出てくると寄席が明るくなる。不思議なオーラの持ち主。

一朝 「転失気」
小僧の描写が最高に可笑しく、可愛かった。こんな小僧さんいそう、そしてなんとも憎めない。

たい平 小話?
とりとめなのない小話ばかり。僕は、落語が聞きたい。

笑組 漫才
今日は、観客の心をつかんでいなかった。ステージと客席に壁があった。かずおちゃんがもっと喋っても良かったのでは・・・。

南喬 「」
芝居に行ったままかえってこない奥さんを、旦那が愚痴を言う話。

小金馬 「祇園祭」
京都弁と江戸弁のやりとりが絶妙。互いの祭囃子を興じるのが可笑しい。京都も江戸も好きなので、ちょっと複雑な気分に。

アサダ二世 奇術
言うと思った「僕は、今年は、ちゃんとやりますよ」。しかし、独特の味。一度でいいからすごい手品が見てみたいが、すごくなったらダメかしら。

金時 「紙入れ」
金時さんは、もう最高に面白い。何なのあの目は・・・。何かをたくらんでいるような、申し訳なさそうな、変幻自在の表情には、本当に惹きつけられる。もう、ずっとずっと観ていたい。
女房、旦那、女房の浮気相手、三者三様の表情、性格、素振り、口ぶりが、それぞれ楽しくって、可笑しくって、もう本当に最高!

喜多八 「長屋の算術」
喜多八さんにも、降参です。この人も本当に面白い。やる気なさそうに出てきて、話始めるや一気に観客の心を強引に鷲掴み。独特のユーモアとシモネタにもうタジタジ。

勝丸 太神楽曲芸
傘でいろいろ回すやつは、簡単そうにやるので、なんか僕にもできそうな感じだが、きっとできないんだろうな。
毬が、空中をぽんぽん飛び回り、籠に出たり入ったりするあの芸は、驚嘆だ。

金馬 「ねぎまの殿様」
舞台の袖で一旦お辞儀する、その可愛らしさが、この人をいくつになっても落語会のアイドルにしているんだなあ。すてきなおじい様。
殿様と三太夫のかけあいが面白かった。一旦、会話をすすめ、「こんなことは当時は言えなかったんです」と話を戻すそのタイミングが絶妙。親しみやすさと、流暢な話の流れに引き込まれた。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2659/二之席<夜> 鈴本演芸場
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2005
01,16
22:08
唐招提寺展 国立博物館
CATEGORY[美術館・博物館]
FI901117_0E.jpg
上野の国立博物館へ、「唐招提寺展」へ。現在、唐招提寺金堂が大改修中なので、その国宝の数々が展示されている。仏像は、博物館でなく、お寺にあってこそだが、中々面白い展示になっていた。特に、仏像の裏側に周られるのは、お寺ではありえないこと。また、間近で見れるのもあまりない機会だ。

FI901117_1E.jpg
鑑真和上坐像。これは、年に一回しか観れない国宝。僕は、以前都立美術館の展示で観た。近くでみると、睫毛の一本一本も描かれている。古の偉人の思いが伝わってくるような、素晴らしい彫刻の傑作だ。

 

 

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2660/唐招提寺展 国立博物館
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2005
01,16
20:14
鈴本早朝寄席
CATEGORY[落語]
土曜日は、家に引きこもってしまったので、本日は、勢力的に動こうと、鈴本の早朝寄席に出かけた。今年の初三之助ということもあり、雨の中がんばって出かけた。

金太 「子別れ」
表情がすごくいい。父親、母親、子供のそれぞれの切なさが伝わってくる。さげを間違えてしまったのが惜しい。

一之輔 「初天神」
悪いこと書かないで、芸人は傷つきやすからと言っていた。そつなくこなしていたよ。あとは、表情がついてくればかなりよろしいかと。

三之助 「ぞろぞろ」
昨年「ぞろぞろ」に終わり、今年「ぞろぞろ」で始まった。三之助さんは、表情がいい。僕は、表情がいい噺家さんが好き。ところで、今日は、さげが、「髭がぞろぞろ」でなく「草鞋がぞろぞろ」だった。間違えたのか、ナンセンス・ギャグなのか分からないが、ちょっと気になった。

わか馬 「ねずみ」
わか馬さんは、初めて聴いた。淡々とした語り口、左甚五郎は、もう少し年配の雰囲気があれば、もっと良かった。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2661/鈴本早朝寄席
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