|
2005 02,13 14:30 |
|
|
築地や隣の明石町は、都心にありながら戦災を免れたため、昔ながらの佇まいを、ちょっと前まで残していた。それを壊してしまったのが、バブル時の地上げだった。地上げは、戦争よりも恐ろしい。虫食いになった土地には、最近の都心回帰で、マンションの建設ラッシュとなっている。 ワカマツ洋品店
築地のランドマークと勝手に僕が呼んでいる古い洋品店。銅版象られた家は、なんとも風情がある。2階の雰囲気もとてもいい。
ワカマツ洋品店は、今も現役。それがうれしいじゃないか。 一般に人が考える築地のランドマーク、本願寺。石造りの重厚な建造物は、戦争に負けなかった。 小津安二郎の映画「長屋紳士録」にも、焼け野原に聳える本願寺が印象的なシーンとして登場する。 |
|
|
2005 02,13 14:28 |
|
|
2005 02,12 23:33 |
|
|
日曜の夜は、空いているが、さすがに三連休の中日、土曜のためか、夜席なのにすごく混んでいた。
前座は、生ねんさんで「子ほめ」。 続いて、最近お気に入りの二つ目朝太さんで「欠伸指南」。この人、本当に飄々としていながら、決めるところは決める。とても味がある。いい噺家になるだろう。きっと。表情もいい。この「欠伸指南」で欠伸を習う間の抜けた男の描写が秀逸だった。 紋之助、曲独楽。見事だった。独楽が縦横無尽に飛び跳ねる様は、流石。途中、ため息ついたり、「えっと」とか「よし、あと一つ」とか、独り言が楽しい。 志ん橋師匠は、「居酒屋」。小僧の描写が可笑しかった。 歌武蔵師匠、「胴切り」。ものすごい巨体から繰り出されるパワー溢れる落語。時折の脱線が楽しい。今日、場内を一番沸かせていたかも。ネタが、突拍子もない話。 順子・ひろし。漫才。ウフフフフ・・・といつもながら、笑わせてくれる。コンビ芸とは、こういうものだ。
さん喬師匠の代演で南喬。「心眼」。この話も、とてもいい話。数ある落語の中での名作の一つ。可笑しさの中に、人間の身勝手な感情の揺れが良く描かれている。
正楽師匠の紙切り。当たり前ですが、お見事。切っている間の小話は、みんな聞いたことがあるものばかりだったが。こぶ平は、似ていた。 志ん輔師匠は、「火事息子」。季節柄、このネタに会う機会は多い。前半の息子がいなくなる場面を時系列でなく、導入部の母親に会う夢のシーンと、クライマックスの親父の告白に入れるのは、初めてきいた。演出的にも、すごく良かったし、志ん輔師匠の涙の名演に、涙腺が切れる。あちこちですすり泣き。素晴らしい一席だった。 |
|
|
2005 02,12 14:36 |
|
|
「東海道中膝栗毛」で有名な十返舎一九の墓は、中央区勝どきにある。もともとは、浅草の東陽院にあったが、関東大震災後、こちらに移転されたそうだ。
今年は、「東海道中膝栗毛」がTOKIOの長瀬と先日逮捕された七之助で映画化されるので、話題になるかな?
墓石に刻まれている辞世の句が、十返舎一九らしい。らしすぎる。
此世をば どりやお暇に 線香の
煙と共に はい左様なら
墓と道を挟んだ向いにある勝どきらしい町並みと、巨大な住友ビル。住友ビルができるまえは、確か「帝国湯」という銭湯だった。
まだまだ、こうした家々がところどこに残っているが、おそらく風前の灯火だろう。
落語に出てきそうな、長屋を思わせる戦前の町並み。
|
|
|
2005 02,11 23:39 |
|
|
2005 02,11 14:40 |
|
|
2005 02,10 03:09 |
|
|
江東区佐賀町にあったビル。 よくテレビドラマのロケに使われていた。警察署として出てきたのを何度か観たことがある。 アーチ状の窓がある白壁の部分と上層の煉瓦部分が素敵な外観だった。
取り壊しが決まるぎりぎりまで、こんな会社の看板があったけど、営業していたのかな?
こんなところで働けたら、クールだが、冬は本当に寒そうだ。ITインフラも絶望的だったんだろうな。
実は、壊される直前まで、ギャラリーとして使われていた。佐賀町エキジビット・スペースとか、そんな名前だった。何度か来たことがあるが、この建物自体が美術館のようで、なかなかいい空間を利用したギャラリーだったのに・・・。
この中庭で、よくドラマのロケが行われていた。
この窓のデザインが秀逸。
壊される直前、全館使用しての新鋭アーティストの美術展になっていた。その時、一時的にカフェスペースになっていた。こうしたビルが何気なく建っている、そんな通りは、東京にあとどれほどあるのだろう。 今は、マンションになっている。 |
|
|
2005 02,06 22:34 |
|
|
ダスティン・ホフマンの役、べつに誰でもいい。どうせなら、フック船長やれば、まだ笑えるのに。最近、良く見かけるジュリー・クリスティーは、とてもいい。しかし、「天国から来たチャンピオン」のあのチャーミングなジュリーも、こんなに年をとってしまったのね。 最後まで退屈はしないものの、さしたるクライマックスもなく、途中挿入されるイマジネーションの世界のセットも安っぽくがっかり。ティム・バートンが撮れば、もっと良かったのにと思う。 題材は、いいのに、ちょっと惜しい。栗2つ。 |
|
|
2005 02,06 22:30 |
|
|
エミリー・ワトソン、シャーリーズ・セロン、ジョン・リズゴーと、共演者も豪華。あまりに子供じみたピーターに翻弄されていく登場人物が悲しい。 この映画、ピーター・セラーズの映画を観ていないと面白くないかも。挿入される「博士の異常な愛情」や「チャンス」のシーンは、その映画を観ていないと何だか分からないが、観ていると最高に可笑しい。特に、ドクター・ストレンジ・ラブを演じる、ジェフリーは、ピーターが乗り移ったようで怖い。 スタンリー・キューブリック、ブレーク・エドワーズ、ソフィア・ローレンと超有名な人物との交流が、いったいどこまで本当なんだろうと全くもって可笑しい。 何は、さておき圧巻は、ジェフリー・ラッシュで、ピーター・セラーズにそっくりというよりも、ピーター・セラーズばりにこの映画で何役も演じるのが素晴らしい。 ちょっと冗長だが、ピーターの映画を観ている人なら、最高に楽しめる。 |
|
|
2005 02,03 22:36 |
|
|
本日、日暮里サニーホールへ立川流の落語を聴きに・・・。節分には、寄席でも豆まきがある。寄席では、「鬼は外」とは言わない。いくら鬼でも寄席に来てくれるなら追い出さない。しかし、鬼を歓迎するわけでもないので、寄席では、「福は内」だけとなる。
寄席での豆まきで、まくのは豆だけでない。噺家さんのオリジナル手拭いもまかれるのだ。大好きな談幸師匠の手拭いを手に入れたかったが、ダメだった。 しかし、談之助教授の「美少女ゼミナール」手拭いを入手。これ、噺家さんの手拭いとは思えぬデザインだ。でも、恥ずかしくて使えないかも。 さて、落語の方ですが、会社帰りでかなり遅刻したので、志雲さんの途中からだった。関西弁の落語、東京では珍しい。談之助さんは、得意の自作落語。これ、落語会のことを知らないと面白くない。ただ、知っているとすごく面白い。16年前座をしているキウイさんが、前座なのに「紺屋高尾」をしたというのが爆笑。左談次さん、病み上がり。入院までの話しは、面白かった。 仲入り後、若い女性に人気の談修さん登場。元気がある二つ目。若い人に人気があるのも頷ける。文都さんも、関西弁。関西弁の落語が、2席もあるのは、本当に珍しい。 そして、大好きな談幸師匠は、「火事息子」。笑いの中に、親子の情愛にほろっとさせられるいい話。しかし、火事を題材にしたまくらは、結構ブラック・ユーモア。 談志、ブラック、談之助など、毒々しい噺家が多いなか、談幸さんが立川流の良心と言われるのは、妙に納得。 それよりも何よりも、談幸さんの落語は、文句無く面白い。表情、身振り、間、全てが素晴らしく、とっても魅力的なのだ。 |
|


