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2006 01,01 13:47 |
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今年最初の出没地は、ここ。 このところ、日本海側は、大雪が続いていたようで、飛行機が欠航した日もあったようだが、今日は、なんなく飛んだ。 飛行機の窓から見る日本の屋根は、見渡す限りの銀世界でとても美しかったが、空港に着いてみると、空は晴れ渡り、東京より綺麗だった。 雪は、残ってはいたが、車道や歩道には、ほとんどなかった。 この街を初めて訪れたのは、学生の頃。その時は、駅前に小さな地下街があり、お土産物がたくさん売っていた。久しぶり来てみると(一昨年も来たのだが、その時は、工事中だった)、地下街はなくなり(駅の構内に土産屋が移り)、なんか大きな建造物ができあがっていた。 もうすぐ新幹線が通るから、駅前を綺麗にしたのだろか? 今年最初の旅先は、ここ、金沢。何故、来たかって? 蟹、鰤、甘海老・・・、それが目的だよ、諸君。 |
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2005 12,31 21:50 |
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まあ、おそらく、何故今更キングコングなの? という誰もが抱く思いで、あまり映画館に足が運ばないのだろうね。おまけに、上映時間3時間半というのも、観客を遠ざけているんだろうな。 で、 観た。なんと、3時間半が文字通りアッと言う間。次から次のアクション・シーンの連続にハラハラドキドキ、手に汗握る展開・・・。キング・コングというネ タは、さておいて、昔ながらの冒険活劇、オーソドックスな作りだが、娯楽に徹していて良い。「ロード・オブ・ザ・リング」よりは、遥かにましな映画だ。 特に前半の謎の島でのお話は、まさに古き良きハリウッド映画。CGだらけだけど、それも気にならないくらいテンポがいい。されど、ニューヨークに来てからは、話の展開がありきたりで、ちょっと拍子抜けだ。 とにもかくにも3時間半、飽きないのは、すごい。ものすごくお金がかかっているので、観る価値はある。 個人的には、船乗りがコンラッドの「闇の奥」を読んでいたり、ニューヨークの街にまだWoolworthがあったりと、細かなところに微笑んでしまった。 後半がもうちょっとひねりがあれば良かったが、娯楽大作としては満足できる出来。栗3つ。 日劇1にて。 |
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2005 12,30 21:53 |
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当時を知る人が懐かしんだり、当時の映画を観たこと無い人が、面白がるのは、なんとなく理解できる。 ただ、小津や成瀬や木下恵介の当時の映画と比べてしまうと、なんとも陳腐な話で、薄っぺらいうわべだけの深みの無いストーリーにちょっと赤面してしまう。 ラストもハッピーエンドで、ちょっと出来すぎの感あり。小津の「長屋紳士録」で泣いてしまった僕には、この映画は、ちょっとリアリティーがなく、観客に媚びている節があると思える。 それでも、最初から最後まで飽きずに観られるのは、ある世代にとっては懐かしさであり、ある世代にとっては新鮮だからであろう。話は、たわいもないが、今年の邦画では、観るべき作品のひとつだろう。栗3つ。 それにしても、ちょっと前の東京でも、CGを使うしか再現できなのは、悲しい。 浅草東宝にて。 今回、レトロな作品なので、昔ながらの古い大劇場で観てみた。 なんと、この浅草東宝も来年1月31日で閉館。浅草で最後のロードショー館がついに消える。 |
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2005 12,30 19:40 |
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さて、映画の方は、テレビ・ドキュメンタリーでなんと3時間30、一部と二部の一挙鑑賞という訳。内容は、デビューからブーイングのライブの1966年までで、ちょっとがっかり。その後から現在までのボブのことも知りたかった・・・。 し かし、噂には、聞いていたが、コンサートであんなにブーイングされているのに驚いた。好きな歌手のコンサートに来て、ブーイングってちょっと信じられな かった。それは、さておき、大音響で聴くライブの「ライク・ア・ローリング・ストーン」には、大興奮してしまった。やっぱり、ボブの曲はすごい。 いろんな人が登場してくるが、スージー・ロトロには驚いた。あとは、ジョーン・バエズが今もかっこよくて、素敵だった。ジョニー・キャッシュも渋い。 僕は、ボブ・ディランの大ファンなので、3時間越える映像を大いに楽しめたが、彼のファンでないと、観てもあまり面白くないかも。 ブーイングの後に歌うディランの曲の詞が、観客のブーイングに対して反論している内容になっていて興味深いかった。 彼は、稀代のメロディー・メイカーでもあるが、ロック界の最大の詩人とも言える。彼の詞は、脳味噌を突き刺し、魂を揺さぶる。どうせなら、英文そのまま字幕にしてくればいいが、親切に日本語字幕になっていた。詞は、翻訳した時点で死んでしまう。 ボブ・ディランのファンは、必見。大画面、大音響で体験するには、渋谷でなく、吉祥寺で。吉祥寺の大きな劇場(バウス1)で観られるのは、1月13日まで。 吉祥寺・バウスシアター1にて。 栗3つ。ディランは、大好きだけど、ドキュメンタリーとしては平凡。それにしても、年をとっても、ディランは、かっこいい。 |
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2005 12,29 22:42 |
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今年、通った落語会は、60ほど。12月が0回だったので、ちょっと少なめ?
こうして並べてみると、自分の落語の嗜好が分かるねえ。やっぱり落語協会が多いが、その次は、立川流。芸協と円楽一門は、まだまだ未知の世界が広がっておるなあ。来年も、がんばろうっと。 以下、今年聴いた噺家さんと噺、多い順に。前座さんは、除いた。( )内は、回数。 <落語協会> 三遊亭金時 紙入れ 試し酒 寝床(3) 心眼 紺屋高尾 抜け雀 千両みかん 干物箱 親子酒 猫の災難 文七元結 らくだ 大工調べ 柳家喜多八 長屋の算術 代書屋 だくだく 棒鱈 船徳 杯の殿様 鈴が森 蛙茶番 おすわどん 付き馬 小言念仏 寝床 将棋の殿様 桂藤兵衛 真田小僧 質屋蔵 ふだんの袴 崇徳院 厩火事 相撲風景 短命 夏の医者 匙加減 持参金 鍬潟 小話 柳家三之助 ぞろぞろ(2) 天災 初音の鼓(2) 長屋の花見 景清(2) たがや 棒鱈(2) 夢の酒 古今亭朝太 粗忽の釘 代脈 欠伸指南 片棒 蒟蒻問答 崇徳院 素人義太夫 三遊亭金翔 転失気 のめる 堀の内(2) 道具屋 金明竹 一目上がり 三遊亭金也 蛇含草 子別れ・下 崇徳院 権助魚 大山詣り 宿屋の富 粗忽の釘 柳家喬之助 三人無筆(2) 持参金 松竹梅 牡丹灯篭 寄合酒 五街道弥助 うなぎ屋 子別れ・下 平林 鮑のし 金明竹 古今亭志ん輔 茶の湯 火事息子 相撲風景 子別れ・下 三遊亭金兵衛 初天神 反対車(2) 孝行糖 柳家喬太郎 白日の約束(2) 提灯屋 棄て犬 五明楼玉の輔 宗論 酢豆腐 新作 桂文ぶん 味噌蔵 豆屋 猿後家 五街道雲助 幇間腹 大山詣り ざる屋 古今亭志ん馬 宮戸川 明烏 干物箱 三遊亭金馬 ねぎまの殿様(2) 四人癖 三遊亭金八 花色木綿 強情灸 紙屑屋 三遊亭小金馬 祇園祭 権助魚 小言念仏 春風亭朝之介 長屋の花見 皿屋敷 崇徳院 春風亭一之輔 初天神 花見酒 天災 柳家三太楼 初天神(2) 船徳 柳家小太郎 夢の酒 花見の仇討ち 寄合酒 桂南喬 心眼 長短 幇間腹 鈴々舎わか馬 ねずみ 馬大家 さんま火事 古今亭志ん橋 居酒屋 文七元結 古今亭菊之丞 金明竹 三味線栗毛 桂才紫 半分垢 平林 桂笑生 寄合酒 洒落小町 川柳川柳 首屋 ガーコン 春風亭栄助 お血脈 漫談 春風亭一朝 転失気 看板のピン 初音屋左橋 紙入れ 棒鱈 むかしや今松 おかめ団子 三井の大黒 柳家歌武蔵 胴切り らくだ 柳家一九 三枚起請 柳田格之進 柳亭市馬 猫の災難 三人旅 古今亭菊生 野ざらし 蟇の油 古今亭志ん弥 風呂敷 古今亭八朝 金明竹 入船亭扇治 寄席囃子 入船亭扇橋 ろくろ首 桂文楽 時そば 川柳つくし 年下の男の子 喜久亭寿楽 鹿政談 金原亭世之介 星野屋 桃月庵白酒 代脈 古今亭菊朗 強情灸 古今亭志ん五 たらちね 古今亭駿菊 子別れ 三遊亭圓歌 中沢家の人々 三遊亭圓丈 漫談 三遊亭歌る多 西行 三遊亭司 天狗裁き 三遊亭亜郎 お菊の皿 三遊亭歌司 親子酒 三遊亭歌彦 藁人形 三遊亭ぬう生 手水廻し 三遊亭萬窓 文七元結 春風亭正朝 祇園祭 春風亭勢朝 大師の杵 鈴々舎風車 棒鱈 鈴々舎鈴之助 蟇の油 橘家圓太郎 稽古屋 橘家二三蔵 池田大助 橘家団十郎 子別れ・下 橘家蔵之介 替わり目 月の家圓鏡 漫談 月の家鏡太 桃太郎 林家久蔵 寿限無 林家正雀 大師の杵 林家彦いち 愛宕川 林家鉄平 権助魚 柳家一琴 勘定板 柳家右太楼 新聞記事 柳家喬之進 道灌 柳家さん喬 千両みかん 柳家さん弥 千早ふる 柳家三三 しの字嫌い 柳家禽太夫 風呂敷 柳家〆治 藪入り 柳家権太楼 世界一周豪華客船の旅 柳亭燕治 七段目 <立川流> 立川談幸 火事息子 死神(2) 笑い茸 紺屋高尾(2) ぬけ雀 質屋庫 井戸の茶碗 火焔太鼓 寝床 大工調べ 唐茄子政談 二番煎じ ねずみ穴 立川志雲 時うどん 動物園 日和違い 立川左談次 山号寺号 真田小僧 小話 立川文都 つる 天災 青菜 立川ぜん馬 長屋の花見 蜘蛛籠 立川談修 道具屋 紙入れ 立川談笑 堀の内 蟇の油 立川志らく 鮑のし 立川談之介 キウイ 立川談四楼 天狗裁き 立川龍志 三枚起請 立川談慶 洒落小町 桂文字助 雷電初土俵 土橋亭里う馬 たぬき <落語芸術協会> 柳家小幅 青菜 三遊亭栄馬 王子の狐 春風亭昇輔 ミス南千住 春風亭柳桜 うなぎ屋 昔昔亭桃太郎 裕次郎物語 三遊亭小遊三 蛙茶番 三遊亭遊三 酢豆腐 春風亭鹿の子 新作・寿限無 <円楽一門> 三遊亭好二郎 強情灸 替わり目 三遊亭鳳志 寄合酒 三遊亭鳳好 平林 三遊亭神楽 元犬 三遊亭京楽 火焔太鼓 三遊亭楽春 皿屋敷 三遊亭小円楽 花筏 三遊亭とん楽 長屋の花見 三遊亭龍楽 欠伸指南 三遊亭五九楽 禁酒番屋 <上方落語> 桂つく枝 玉手箱 桂こごろう 青菜 笑福亭生喬 天王寺詣り 林家花丸 蔵丁稚 笑福亭喬若 手水廻し |
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2005 12,28 22:46 |
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もう一つ銀座線が好 きな理由。それは、僕の行動範囲をかなり網羅してくれている。日常生活の基点の場所「銀座」、寄席のある「上野広小路」や「浅草」、高島屋がある「日本 橋」、三越とお江戸日本橋亭がある「三越前」、紀ノ国屋がある「表参道」、ミニシアターの宝庫「渋谷」とこの路線は、よく行くところばかりなのだ。痒いと ころに手が届く、とっても重宝な地下鉄なのだ。 |
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2005 12,25 22:47 |
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クリスマスだからというわけでは無いのだが、「くるみ割り人形」を観に行った。レニングラード国立バレエは、今年の1月に「白鳥の湖」を観たのだが、毎年年末年始に日本に来ているから、すごい人気なんだな。チャイコフスキーのバレエは、やっぱりロシアのバレエ団でということなのだろう。 <一幕> 幕が開くともう一つ透明の幕にクリスマスの夜の家が描かれていて、光を当てるとその幕の向こうから出演者が浮かんで見える演出は、見事だった。くるみ割り人形役のデニス・トルマチョフは、本当に人形のようで、パントマイムと回転には、目を見張った。 耳によく馴染んだ曲とファンタジーの世界に、引き込まれるが、圧巻なのは、一幕最後の「雪の森」のシーン。流石コール・ド・バレエの異名を持つレニングラード国立バレエの真骨頂で、うっとりする美しさだ。 <ニ幕> 二幕は、様々な国の踊りのパートで、それぞれに見せ場がある。マイナーな調べのアラビアの踊りは、ベールを上手く使って優雅だった。 二幕のクライマックスは、あまりに有名な「花のワルツ」、ピンクを基調にした様々な濃淡の衣装を着た男女の踊り手が舞う。 バレエは、配置と舞の妙だ。特にレニングラード国立バレエは、古典的な様式美が本当に素晴らしい。 ロビーには、いくつかの衣装が展示されていた。 そう言えば、僕の後の席のカップルの会話が笑った。 男「あれ、このバレエ、台詞が無いね」 女「バレエは、台詞無いわよ」 男「あ、そうなの。珍しいね」 女「あんた、バレエ観るの初めてでしょ? なに私のこと誘ってんのよ」 レニングラード国立バレエ 「くるみ割り人形」 東京国際フォーラム ホールA マーシャ: タチアナ・ミリツェワ 王子: アンドレイ・マスロボエフ |
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2005 12,24 22:52 |
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あ まりの素晴らしさに杉本博司もふっとんで記憶の彼方に追いやってしまいそうだった。土門拳がリアリズムを追求していた同時代に、彼は、写真で創作をしてい た。まるで映画のワンシーンのような、影絵のような、切り絵のような、ダリのような、デ・キリコのような、もうなんとも表現しようもない不思議な世界が広 がっている。 鳥取砂丘をキャンバスに効果的に人間や静物を配置したその何とも言えない構図にハッとさせられる。自然を背景に自分の世界を構築するその手腕には、脱帽だ。 彼の作品には、砂丘、海、どこまでも続く長い道、そこに人間のシルエット、というのがよく出てくる。その何とも言えない「配置」の写真に吸い込まれてしまいそうだ。 溜息が出る美しさ、写真の前に立ち尽くしてしまう人が多かった。本物との遭遇、それを求めていろんな所に行くのだけれど、たまにこうして出会えるから、探索の旅は、止められぬ。 |
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2005 12,24 20:49 |
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はっ きり言って駄作。退屈でつまらん作品。「息子のまなざし」同様、葛藤の後に許しというこの監督のスタイルというかワンパターンというか・・・。「息子のま なざし」の葛藤は、すごく良く分かるし、あの最後の許しというのは、静かな熱い感動を呼ぶものだったが、今回のは、ひどすぎる。 主人公の 行動は、貧困からくるのではなくて、ただの馬鹿からくるもの。全く、共感も同情もできない。あまりの馬鹿さ加減に、上映時間中、イライラと吐き気で映画館 を出たくなる。前作には遠く及ばないレベルの低い心の葛藤にあほらしくなってくる。これが、カンヌ映画祭のパルムドール? カンヌも落ちぶれたものよの お。まあ、マイケル・ムーアの「華氏911」がパルムドールを取るくらいだから、もうカンヌもダメね。 「息子のまなざし」が素晴らしすぎたため、期待しちゃったよ。まったく、こんなお馬鹿なアホ映画とは、思わなかった。こんな映画に感動するなんて、主人公同様、脳味噌ツルツルな人たちなんだろうなあ。もうレベルが低すぎ。ムカツク。こんな映画いらない。 あまりのひどさに、絶句、失望。もうこの監督の映画は、観ない。 栗一つ。恵比寿ガーデンシネマ1にて。 |
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2005 12,23 23:52 |
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公開から随分経っているのに、超満員だったなあ。今日が、祝日だからかな。
ラブ・コメディーのような始まり方から、だんだんとアクション映画に・・・。娯楽作と割り切れば、とりあえず最後まで観ることができる。 いかにもハリウッド的な作品で、特に新しいアイデアもなく、普通に物語が展開する。カーチェイスもなかなかの迫力なんだけど、「ボーン・スプレマシー」のあのド迫力カーチェイスを観てしまった今年は、なんとも小ぶりな印象を拭えない。 お決まりの展開、あーあ、やっぱりそんなラストなの?と期待はずれのオン・パレードだが、唯一、ピットとジョリーの素手での格闘シーンは、見ものだ。 観客よりも、ピットとジョリーが楽しそうな映画。何も考えず、暇をつぶすには、うってつけの映画だ。 栗2つ。日比谷スカラ座にて。 |
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