2006 07,08 22:35 |
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2006 07,08 19:40 |
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2006 07,06 15:27 |
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台風が来ているというのに、台風の方に向かって来た。今朝の羽田空港、空港内に不審者が入り込んだという理由で、遅延便が数多く出ていた。 とりあえず、僕の乗った長崎行きは、ほぼ時刻通り飛んだけど、長崎空港近辺が視界不良なのと、積乱雲のせいで結構揺れたなあ。 今朝、乗った長崎行きの747-400は、国際線用の機材なので、普通席でビジネス・クラスだったのよ。おほほ。長崎に来た理由は、機材が国際線だったからという、なんとも飛行機オタクでしょ。 さて、長崎空港に着いたけど、長崎市は、昨年の夏行ったので、今回は、佐世保市に。しかし、佐世保って、中心街に気のきいたホテルがなく、結局ハウステンボスになっちゃった。 それで、やぱっり、マイルが貯まるってことで、全日空ホテルへ。 部屋からの眺め。向いの家々は、分譲住宅。ヨットが横付けできるお家はいかが?この辺り、地名は、佐世保市ハウステンボス町だ。 空港に着いたら青空だった。台風のスピードは、随分ゆっくりになったようだ。佐世保は、青空ではなかったが、雨は降らず、良かった。しかし、暑い、蒸す。 夜は、窓から見える花火が綺麗だった。このホテル、天然温泉と露天風呂があり、ハウステンボス以外にも楽しみ有り。 今日は、よく晴れた。おまけに暑い。 それにしても太陽さまさまである。ホテルの部屋からの景色も美しい。太陽があるだけで、これほど海は輝くものなのだね。 ホテル前の港から、船に乗ってそのままハウステンボスに入国できる。船を操縦していたおじいちゃん、とても愛想が良くいい人だった。聞けば、元海上自衛隊員で、横須賀に勤務していたそうな。ハウステンボスに来たら、ぜひ、この船いいよー。運河をゆたっり、いい感じ。 |
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2006 07,03 20:46 |
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2006 07,02 23:51 |
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マイミクのゆみこさん席亭の落語会。本日は、昇輔改め鯉朝の真打昇進祝い企画ということで、梅雨空を吹き飛ばす中の開催となって良かったねえ。
鯉斗 「出来心」
本日の前座さん。以前、浅草で拝見した時もこのネタだった。今時の若者風な感じだなあ。 菊朗 「品川心中」 恐らく鯉朝師匠のことを気遣ってか、まくらも無く即ネタに入った。年増の花魁お染の描写が最高に可笑しい。 この噺、今では途中までしかやらないことが多いけど、一度通しで聴いてみたいなあ。 丈二 「夢の酒」 ヒステリーになる妻の描写が良かったが、旦那と親父は、もっと粋にやった方がいいかなあと感じた。この噺、すっとぼけた話だが、味わいがある。 好二郎 「鼻ほしい」 まくらも楽しく面白かったが、これでかなり時間を使ったような・・・。鯉朝師匠の時間が減ったのは、彼のせい? 鼻から抜ける侍の表現がいいねえ。くすぐりも豊富だがしつこくなく自然な可笑しさがあった。 お楽しみ企画 「お願い 鯉朝」 ガサイレ お客へのプレゼントを入手するため、鯉朝の家を突然訪問する丈二、菊朗、好二郎の様子をスライドで紹介。場内真っ暗にして、写真を見ながら、あーだ、こーだのお喋りに爆笑、爆笑、大爆笑。本当に、約束もなく行ったのね。 鯉朝師匠から入手したプレゼントを、会場のお客さんへ配る。花菊さん、たまちゃんの名コンビが鯉朝とは何の関係もない、クルーズ船の乗船券を率先して入手していたのが、個人的には、爆笑だった。恐るべし、花菊ちゃん・たまちゃんコンビ・・・。(笑) 鯉朝師匠のお父さんからの手紙。朗読した好二郎さん、「鼻ほしい」の侍の鼻の抜けた声で、これまた大爆笑。 鯉朝 「ホテトルの母」 お 楽しみ企画が盛り上がりすぎ、なんと時間が13分ほど。まくらもやったので、ネタは、8分ほど・・・・。まあ、ちょっと時間オーバーしてたけど、かなり短 い時間でネタをやったねえ。主役なのに・・・。まあ、いいか、今日は、お祝いだから。知る人ぞ知る、お江戸日本橋亭は、終了時間に厳しい所。 終 演後、お客さんの一人に声をかけられる。「栗坊さんですか?」とハンドル名で声をかけられることは、よくあるのだが、今日は、会社名&本名で呼ばれたので びっくり。見ると、うちの会社のお客様。以前、一緒にお仕事させていただいた方だった。落語好きだったんですね、今度また落語会でお会いできますよう に・・・。 |
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2006 07,02 00:53 |
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2006 07,01 23:58 |
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スピード感あふれるオープニングは、迫力満点。全編を通してのフラッシュバックの挿入の演出も冴えている。物語は、予定調和だが、やはりアメリカ人は、この手の家族揃って安心して観られる作品の製作には長けている。楽しく、ワクワクして、幸せな気分になれる。 迫力あるレースシーンに加え、ゆったりと車が走る優雅さと、美しい田舎の大自然(?)と目にも楽しい作品になっている。 笑いのツボが少ないけど、心から楽しめる。栗3つ。 日比谷スカラ座にて。ちなみに字幕版。 Sheryl Crow、Chuck Berry、Brad Paisley、Hank Williams、そして、そして、James Taylorですよ!。もう、James Taylorの曲を使うなんて、感激!憎いねえ。 このサントラ、買いかも・・・。心豊かになるわ、きっと。 あ、Shake It Up とか You Might Think は、入ってないよ、念のため。 |
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2006 06,30 23:00 |
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昨日に引き続いて、今日も神楽坂のいわと寄席へ。今日は、市馬師匠の会だ。落語ももちろん楽しみなんだけど、後半の昭和歌謡ショーがもうすごく楽しみだっ たの。市馬師匠の会や円朝祭りなどで、市馬師匠の歌声は、何度も聴いたことがあるんだけど、こう何曲も通して聴くのは、初めてだ。昨年の中野でのフルバン ドでの歌謡ショーも行きたかったんだけどねえ。
市朗 「転失気」
今日は、前座さんの落語あった。おならって鼻から出るやつ?と間違えながらも、間違いを逆にネタにして先に進むあたりは、もう慣れてきているんだね。 市馬 「文七元結」 今 日、どうしてこの噺だったんだろう。冬の噺だし、なんか意味があったのだろうか?しかし、流石、市馬師匠、芸が細かい。いつもながら惹きこまれるし、この 噺、好きなので、やっぱりジーンと来てしまう。ただ、なんとなく、後半の歌謡ショーとはミスマッチ。それが狙いなのかしら? 市馬 昭和歌謡ショー 寄席がライブハウスか歌声喫茶に変身!仲入り前の江戸時代から、昭和初期の美しい世界へようこそ。 専属司会者の加藤さんと、今日は、アコーディオンの伴奏で市馬師匠が歌いまくり。 1.長崎のザボン売り(昭和23年) 2.明日はお立ちか(昭和17年) 3.? 4.妻恋道中(昭和12年) 5.大利根月夜(昭和14年) 6.?確か、三波春夫の曲 7.緑の地平線(昭和10年) 8.哀愁列車(昭和31年) 9.別れの一本杉(昭和30年) 10.燦めく星座(昭和15年) 11.高原の旅愁(昭和15年) アンコール 12.東京ラプソディー(昭和11年) 13.赤いランプの終列車(昭和27年) お客さんからのリクエストに応えながら、13曲を熱唱。全部、僕が生まれる前の曲なのに、結構知ってたよ。2曲ほどタイトルが分らない。今日、会場にいた方、教えてえ。 いやあ、市馬師匠って、本当に歌が上手い。惚れ惚れしたよー。酔いしれたよー。でも、観客以上に、市馬師匠本人が酔いしれていたねえ。本当に楽しそうだった。落語より生き生きしてみえたのは気のせい? |
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2006 06,29 21:06 |
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今日は、神楽坂で落語会。熱い男、彦いち師匠の会だ。テーマは、「初夏!みずみずしく涼しく~ちょっと熱く」。なるほど、ものすごくプログラムの内容と合っている。
小 劇団の劇場という感じで、こじんまり感がたまらない。劇団員のお兄さんが、前説をやっていた。何故か、蝶ネクタイで笑った。この劇団の方、会場の横前方の 壁際に腰掛けていたけど、よく笑っていたねえ。会場スタッフというよりは、かなり落語を純粋に楽しんでいたね、いやあ、それはいいことよ。微笑ましかっ た。 前座なしで、いきなり彦いち師匠が登場。SWAの衣装だった。 彦いち 「長島の満月」 長ー い、長ーいまくら。今日は、落語無し?と思ってしまった。楽しい話をたくさん聞かせてくれた後、ちゃーんと落語もやったのだ。彦いち師匠らしい創作落語。 彦いち師匠の父、母のキャラクターが最高で可笑しい。特に母は、素晴らしい。現代のファンタジーのような噺。島の生活のほのぼのとした描写に豊かさを感じ た。 彦いち 旅のスライド彦いち噺 世界の水辺でしみじみ~にこにこ~ 旅好きの彦いち師匠が世界中で撮った写真をスライドで見ながら、お喋り。世界の水辺がたくさん登場するが、それ以上に登場する白鳥師匠に爆笑、爆笑、また爆笑だ。 しかし、時折、現れる零戦の残骸や日本軍の壕の跡などが、この間、硫黄島に関する本を読んだばかりの僕には、痛々しく切ない思いに駆られた。 それにしても、彦いち師匠、サービス満点。時間が足りなくて、いつもより写真見せられないよと言いながら、たくさん写真を見せてくれ、また楽しいお喋りが最高だった。 彦いち 「青菜」 へ え、彦いち師匠って、「青菜」なんかかけるんだあと思いながら聴いていた。しかし、やっぱり、彦いち師匠、ただの「青菜」にならない。植木屋が帰るあたり から、おかしくなり、怪しい振り付け、血みどろの展開・・・・に暑苦しさ倍増で猛進してくる。パワー全快、楽しいエネルギーをもらった。 |
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2006 06,26 21:07 |
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読み始めたらはまってしまい、夢中になって読んだ。硫黄島での日本軍とアメリカ軍との地獄の攻防は、映画や他の本で漠然とは知っていた。しかし、硫黄島での最高責任者、栗林忠道については、良く知らなかった。栗林が、日本よりアメリカでこんなにも有名だということも。 こ の本で思い知らされるのは、硫黄島での悲惨な出来事の記録より、手紙の持つ力だ。栗林が家族に宛てた手紙がたくさん残っていて、それを読んでいると、会っ たこともない、まして生きた時代も違う栗林に接しているかのようだった。栗林の細やかな配慮ある文章のせいでもあるのだが、言葉の持つ魔力のようなものに 心を奪われた。 太平洋戦争の最激戦地、硫黄島から家族に宛てた栗林の手紙は、妻の水仕事でのあかぎれの心配や庭の手入れのことが書かれて いる。水も食料もなく、灼熱と硫黄で咽返る洞窟の中で、明日をも知れぬ運命の男の手紙とは到底思えない。戦時下で、軍人として生き、その職務を全うしなが らも人間であり続けたこの栗林という男、タイムマシンがあってもし会えるなら、会って話しを聞きたい。そんな思いにかられた。 僕は、日本 が平和な時代に生きているけど、あの戦争の時代を生きた人々と比べて、どちらが人間的だろうかとふと思ってしまう。何年生きたかより、どう生きたか。そち らの方が重要だと思う。あの時代の生き方、運命とかそいうのではなくて、時代時代の生き方というのを痛切に思い知らされた。しかし、そうするとニートとい うのも時代の生き方なんだろうか? この硫黄島の戦い、今年映画化される。クリント・イーストウッドが映画化するのだが、アメリカ側から見 たバージョンと日本側から見たバージョンの2作が製作されている。栗林の役は、渡辺謙が演じる。なんとなーくイメージが違うけど、ハリウッドに名が通る役 者は、彼だけなのだろう。 戦時中の人々の生活、想い、愛、悲しみ、青春・・・、ステレオタイプ的なイメージをこの本は、払拭する。 散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道 梯 久美子 (著) 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4104774014 ; (2005/07/28) 栗坊の本棚へ |
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