柳家三之助師匠の独演会。三之助の33回目という三並びの回に。まさかのゲスト三三師匠など想像してみたが、同じスキー部のろべえさんだった。 ろべえ 「だくだく」 スキー部ネタとか期待したけど、まくらもふらずにネタへ。三之助師匠が長いってよく知っているからあえて?(笑) 低音の魅力、一時期師匠喜多八っぽさがあったけど、最近は自分らしさが出てきたなあ。 三之助 「時そば」 いつもよりは短めのまくらだったね。久しぶりにかけたらしいけど、くすぐりが入るほどのこなれた感じ。 三之助 「宿屋の仇討ち」 三之助落語の魅力は、いきいきとした登場人物。それぞれに役者がいて、それぞれに役作りしたかのよう。でも実際は、三之助師匠一人しかいない。 どっしり落ち着いた侍、騒々しい江戸の三人組、その間で翻弄される宿屋の伊八、それぞれの対照的な描写が可笑しさを増長させる。 秀逸なのは侍で、まるで本当にそこに現れたかのような存在感だった。 このネタ、今後こなれてきたらさらに面白くなること請け合い。楽しみなネタがまたひとつ増えたと共にまた会いたくなる人物もできた。 終演後、居残り組で打ち上げへ。毎回同じお店なんだけど、お店から差し入れもあった。こういう気遣いも嬉しいよね。そして今日も終電。 次回34回以降の日程は、こちら。寄席では聞けない場内大爆笑の長いまくら、そして柳家らしい落語を満喫できる「三之助をみたかい?」へぜひ。場所は、いずれも日暮里サニーホール コンサートサロン。 第34回 2014年05月20日(火)第35回 2014年07月23日(水)第36回 2014年09月24日(水)第37回 2014年11月26日(水)第38回 2015年01月28日(水) 三之助師匠のfacebookファンページは、こちら 柳家三之助推進本部 https://www.facebook.com/SannosukeHeadquarters
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