栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2008
03,28
21:38
マイ・ブルーベリー・ナイツ (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622468_1E.jpgありきたりの展開のロードムービーだけど、なかなかに余韻がある映画だ。

音楽がものすごくしびれるぅと思ったらライ・クーダーだった。

独特の映像と演者のドアップで、実は物語では丁寧に描かれていない背景を語ろうとしていた。

相変わらずうまいレイチェル・ワイズ、「スター・ウォーズ」よりずっと良いナタリー・ポートマン、ほんでジュード・ロウが久しぶりに良いねえ。

ノラ・ジョーンズは、大好きだけど、彼女が音楽で表現する魅力に値するものは無かったねえ。まあ、初主演だからってこともあるけど。

映画そのものよりも、ライ・クーダーの音楽とノラの歌が余韻を与えてくれたのかも。

デート向き。素敵なラブ・ストーリーだ。
栗3つ。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン7にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/385/マイ・ブルーベリー・ナイツ (★★★☆☆)
コメント[0]  TB[]
2008
03,27
21:40
アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622467_1E.jpg映画としては、荒い作りだが人物が面白く魅了される。

全編を駆け巡る有名人のポートレートは、なるほど人々をあっといわせるだけのことはある。

挿 入される有名人のインタビューが面白い。子供のようにはしゃぐ気のいいおじさんのキース・リチャーズを初めて見た。ベット・ミドラー、ウーピー・ゴールド バーグ、オノ・ヨーコ、パティ・スミス、どれもとても印象的だ。ただ、せっかくの面白さが字幕に出ていない。最近つくづく翻訳って無意味だと感じる。

全体的に明るい雰囲気で撮られているので、スーザン・ソンタグとのエピソードが付け足された程度の扱われ方で、人生の光と影、幸福と哀しみの明るい側面だけが強調されてしまう。

写真界での成功は、何の苦労もないような描かれ方だが、もうちょっと彼女の苦悩などがでていればと思った。

されど、そうしたことを差し引いても、アニーや被写体である有名人や関係者とのエピソードは、本当に楽しい。魅力的な人間の機知に富んだ会話は、それだけで心が豊かになる。

音楽もいい。

栗4つ。
シネカノン有楽町2丁目にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/386/アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生 (★★★★☆)
コメント[0]  TB[]
2008
03,16
22:06
ノーカントリー (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622446_1E.jpgやったぜ、コーエン兄弟が帰ってきた。「ブラッド・シンプル」、「ミラーズ・クロッシング」、「バートン・フィンク」、「ファーゴ」の興奮が蘇る。

正直、「ビッグ・リボウスキ」以降の作品は、がっかりだったので、久しぶりに彼らの真骨頂を堪能したよ。

この緊迫感、緊張感は、まさに「ブラッド・シンプル」彼らの原点だ。荒涼としてどこまでも続く道、闇に迫る影、水滴や鏡やブラウン管に写るシルエット、何かもかもが「待ってたぜ」と叫びたくなる。

後半、ちょっとダレたが、ラストの台詞が秀逸。トミー・リー・ジョーンズが、いろんな人と話す本筋とは一見関係ない会話がなんとも意味深で人生観や死生観を脳味噌の片隅に釘を打たれたように引っかかる。

栗4つ。
日比谷スカラ座にて。
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/403/ノーカントリー (★★★★☆)
コメント[0]  
2008
03,09
09:14
バンテージ・ポイント (★★☆☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622442_1E.jpg大統領暗殺までの数分が何度も何度もフィードバックされる。その度に違う人物の視点で・・・。犯人は誰か?

8人の目撃者、食い違う証言なんてのはかなり大げさな予告での宣伝文句。怪しい人物は、すぐに分かるし、映画の途中で犯人は明らかにされる。いくつかどんでん返しのための伏線が敷いてあるが、犯人が誰か分かってからの予定調和のお決まりの展開には、脱力感だ。

カーチェイスは、なかなかの迫力だが、「ボーン・アイデンティティー」シリーズを観てしまった以上、それほどの驚きもなく・・・。

宣伝が大げさで、目撃証言は、それほど食い違いがなく、これが黒澤の「羅生門」へのオマージュだなんてちゃんちゃらおかしい。

アメリカ側から見た対テロリストに対する日和見主義的な感覚はもうたくさんた。

事件に巻き込まれる登場人物の背後にあるドラマが取って付けたようで何もいかされてなく、何から何まで残念な出来だ。

まあ、暇つぶしにはいいかも。
栗2つ。
ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン3にて。

シガーニー・ウィーバーの出番が少ないよー。デニス・クエイドは、かっこいいが・・・。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/407/バンテージ・ポイント (★★☆☆☆)
コメント[0]  TB[]
2008
03,01
22:23
ライラの冒険 黄金の羅針盤 (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622438_1E.jpg ダイモンという変な字幕が付いていたが、この登場人物の魂の動物の変化みたいなものが必ずくっ付いているという設定が面白い。また、子供の頃は、その動物の姿が固定していないというのがまた面白い。

でも、面白いなあと思ったのはそれだけで、せっかくダニエル・クレイグが出ているのにちょっとしか出てこないし、CGの熊の決闘を見せられてもねえ。

これ原作は、面白いのかなあ。アメリカでは、今のところ1億ドルに届いていないけど、続編は作られるのかなあ?

栗3つ。
それほどアクション、アクションしていないのは良いかも。

ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/410/ライラの冒険 黄金の羅針盤 (★★★☆☆)
コメント[0]  TB[]
2008
03,01
18:25
ジャンパー (★☆☆☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622437_1E.jpgくだらん映画を作るもんだなあ。

テレポーテーションできるという設定は設定で置いておいて、他になんか骨格となるストーリーがないものかねえ。

あまりにもアホな映画だ。

栗1つ。
ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン8にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/411/ジャンパー (★☆☆☆☆)
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2008
02,11
21:09
ラスト、コーション (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622383_1E.jpg素晴らしい。切ないラブ・ロマンス、戦時下のサスペンス、美しい音楽、素晴らしい役者、豪華なセット、とにかく全編に渡って映画的魅力に溢れている。

アン・リー、やっぱりすごいぜ。展開は、容易に予想できる範囲なのだけど、演出と役者の演技によってここまで奥深いものになるのね。映画って素晴らしい。

まあ、難を言えば、前半、演劇学生があんな大物を騙せてしまうという設定がちょっと感情移入できず・・・。金持ち婦人?貿易商の旦那?無理があったなあ・・・。
それから戦時下にしては、緊張感と緊迫感が無かったなあ。

でも、でも、でも、この余韻、この体の震え、やっぱり映画は素晴らしい!酔いしれたなあ。

この映画を大画面で観たくて、新宿まで行ってしまった。

新宿バルト9 スクリーン8にて。栗4つ。
日に何回か上映されるが、二回目だけ大きなスクリーンでの上映だった。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/456/ラスト、コーション (★★★★☆)
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2008
02,11
20:10
潜水服は蝶の夢を見る (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622382_1E.jpg原作を読んでみたいと思った。

映画は、前半は良く出来ているが後半がダレる。夢や過去のフラッシュバックのシーンが、キューブリックのような映像美だったら最高だったんだけどなあ。作りや構成は、よく出来ている。

主人公は魅力的なるも、それを取り囲む人々とのエピソードが深くない。特に、瞬きで本を書くのを手伝ったあの女の人とはもっと何かあったんじゃないのかなあ。

トム・ウェイツの歌は、映画の中に溶け込むなあ、毎度のことだけど。

想像の範囲内、惜しいなあ。栗3つ。

新宿バルト9 スクリーン5にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/457/潜水服は蝶の夢を見る (★★★☆☆)
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2008
01,27
15:15
その名にちなんで (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622379_1E.jpg二つの祖国の間でゆれる家族の人生を描いたドラマ。物語の主軸となる主人公の名前にちなむエピソードは、それほど大したものでなく、ここまで引きずるのは、どうかと思う。もうちょっとすごい裏話があるのかと思った・・・。

素晴らしいのは、前半の中心人物であるアショカとアシケだ。二人ともとても印象的な演技でしみじみとした余韻を残す。一方、子供たちを演じる役者は、それほど魅力的でない。

映画も全体を通して観るとどこに焦点があたっているのか分からず、物語は散漫だ。

それでも、ある家族の何でもない一生をしみじみと描き、切なくもちょっと幸せな気分にさせてくれる。とりわけ根底にインドの文化や宗教が流れていながらもアメリカという土地に染まっていく若者たちが興味深い。

ちょっと散漫な印象で、名前にちなむエピソードが拍子抜けだが、家族や人生について考えさせられた。なんとも言えない味わいのある余韻を残す。

栗4つ。
日比谷シャンテシネ3にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/460/その名にちなんで (★★★★☆)
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2008
01,26
23:16
テラビシアにかける橋 (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
これは、とても良い映画。
オーソドックスな作りだが、原作がいいのだろう。大人になってから忘れてしまった何かを気づかせてくれる。

森の中の秘密の場所、子供の頃は持っていたなあ。イマジネーションの世界は、大好きなのだ。

音楽の授業のシーンが秀逸。歌われる曲も素敵だ。

心がすがすがしくなる。
テレビゲームや漫画ばかりが原作の昨今の邦画に欠けているものが、この映画にはあるなあ。文字が持つ力、文字から広がるイマジネーション、それがやはり一番素晴らしい。

栗4つ。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン11にて。
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/461/テラビシアにかける橋 (★★★★☆)
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