2006 09,23 18:35 |
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というわけで、楽しめた。しかし、何千年も前のものなのに、とても保存状態がよくて素晴らしかった。 今 回、以前ここで開かれたアッシリア展の時のように見上げるような大きな展示物はなく、みな器や武器などの小物が主なのだけど、まあ、その驚くべき意匠、細 部にまでこだわった素晴らしいデザインに心奪われる。杯であるリュトンをはじめ、様々な動物を象った金銀鉄大理石の品々の素晴らしさには圧倒される。いか に、動物が人間にとって身近な存在であったことが分かる。 お馴染みの楔形文字も堪能でき、オリエント考古学ファンにはたまらない展示会だ。 しかし、女の大学生の二人組が大きな声で「やだ紀元前って人間いたのねえ」なんてことを話していた。あたしたちは、義務教育すら放棄しているのよーと周りの人に宣伝しているようなもの。そういうことは、心の中で言うか、豆腐の角に頭をぶつけて死になさい。 |
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2006 09,23 13:37 |
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世界旅行博へ行ってきた。毎年つまらなくなるが、毎年かなりの人出。出展規模が小さくなり、どこの国もどこの旅行関連会社も小さなブースを広げて、いつでも手に入るパンフレットを並べている。 アンケートを書いたり、行列に並ばないとギブアウェイがもらえない。並ぼうにもすぐに定員でダメだったりする。 大規模なブースは、ハワイとグァム、サイパンくらいかな。昔の旅行博は、結構レアな資料が手に入って面白かったんだけどなあ。 まあ、そんな中でもメキシコのブースは、色使いがいかしていた。流石、原色を操る国。 メキシコ・ブースのレスラーのマスク。他にもたくさん(笑) ハワイのブースのステージには、ジェイク・シマブクロがいた。写真撮影は禁止。 エミレーツ航空のブース。洒落た商談スペース。 あ、他にもカタール航空も洒落ていた。 今日の収穫は、全日空のブースで貰ったANAのポーチ。Edy付きのマイレージカードかANAカードを見せると抽選で貰える。外れている人見かけなかった。たぶん、速いもの勝ち。その場でマイレージカードに申し込んでもOK。 |
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2006 09,20 23:42 |
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マイミクの しの様、はーちゃん、そして僕とでチベット帰りのせっちゃんを囲んできた。因みに、しの様もシベリア帰りだったりする。 場所は、銀座8丁目のフレンチ・ビストロ「マルディグラ」。Mardi Grasだから、店の看板に大きくMGと書かれていた。銀座でMGと言ったら、松屋銀座を連想してしまうけどね。 さて、このお店、とにかく 肉、肉、肉の店。ワインを飲みながら肉を喰らう、なんとも男っぽい店だ。カップルでデートという雰囲気ではない。 料理は、盛り付けを凝るなんてことはせずに、見た目ではなく、ひたすらに 肉 を追求している。 それど、始めに出てきた、オーリブオイルに浸ったフォカチャとじゃがいもたっぷりのスペイン・オムレツが美味だったねえ。これだけでも、いける。 他に、面白いところで、「小麦のサラダ」、これも初めて食べた。それから、田舎パテ、濃厚な味わい。 こちらは、ハム。まあ、これは普通。 これは、馬のタルタルステーキ。 本当は、うさぎが食べたかったのだけど、本日、うさぎの入荷がないということで、馬に。しかし、馬も美味いよねえ。食感も良いし。 これ、この中にフォグラがたっぷり入った料理。お米と野菜とちょっとカレー(イカ墨?)風味のソースと合えたもの。これが、また良い味。 料理は、しの様にほとんどお任せだったので、これ何だったんだろう? 豚肉と豆の料理・・・。 予算は、一人 1万円ほど。ワインも豊富。 銀座・ビストロ「マルディグラ」 Mardi Ggras 中央区銀座8-6-19 03-5568-0222 |
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2006 09,18 19:47 |
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今回2回目の国立の中席へ。
前の冬に金時師匠に「鼠穴」をリクエストしていて、それをやっていただけるという日に、前の出番の人が「鼠穴」をかけてしまったことがあった。今回、僕が国立に行く日に「鼠穴」をやるよと金時師匠からメールがあったので、今日出かけたのであった。 今日は、祝日で小さな子供も客席にいたので、もしかたしたらこの噺は、かけにくいかなあと思ったりしたのだけど、予定通り?やっていただけた。 小さな子供には、ちょっと悪かったなあと思ったけど、まあ、世の中、そういうこともあるさ。 ちよりん 「狸の鯉」
金翔 「一目上がり」 笑組 漫才 白鳥 「おばさん自衛隊」 とし松 曲独楽 伯楽 「子別れ(下)」 チャーリー・カンパニー ひな太郎 「手紙無筆」 皆子 奇術と感想文 金時 「鼠穴」 酔いしれた。優しい表情の下に潜む人間のエゴ、張り詰めた緊張感、涙を浮かべての台詞の応酬に鳥肌が立った。ここまで聴き惚れた「鼠穴」は、小三治師匠以来だ。 蔵が焼け落ちる描写、信じていた兄を睨みつける表情、優しい顔でエゴむき出しの兄、良くも悪くも人間とは、こういうもの・・・、古典落語の持つ素晴らしさを改めて実感した。 サゲの後、会場われんばかりのものすごい拍手。帰り際、観客が口々に「金時さん、素晴らしい」と言っていた。 なんかあまりにも落語に酔いしれてしまって、国立劇場から皇居の横をふらりふらりと銀座まで歩いていた。 |
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2006 09,17 13:50 |
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当時のNHK日曜美術館の懐かしい映像、著名な作家の展示している絵にまつわるエピソードなど、展示方法もとても凝っていて優れている。 高橋由一の「鮭」は、こんなに大きな絵だったのね。黒田清輝の「読書」は、以前、国立博物館で観たなあと感慨深く、小川芋銭の河童の絵も懐かしく、その他、学校の美術の教科書に出ていた絵のオンパレードは、懐かしくも新鮮な邂逅だ。 展示映像での登場人物も、白洲政子、司馬遼太郎、武満徹、手塚治虫、遠藤周作、東山魅夷などなど、多くの人が懐かしい顔に見入っていた。 日本画以外では、ルオーの「たそがれ あるいはイルド・フランス」になんとも惹きこまれて足が止まってその絵の前で動けなくなってしまった。ゴヤの連作「戦争の惨禍」の版画も強烈だった。 日本中から集まった傑作の数々を一同に展示した素晴らしい展覧会。見逃さないで。 図録も読み応えたっぷり、買った方がいいかも。 |
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2006 09,17 12:51 |
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いやあ、混んでいたなあ。10分前に行ったら、後の方しか空いてなかったよ。まあ、500円で落語が4席聴けるからねえ、お徳だよねえ。早朝だなんて言っ ておきながら、10時開演だから、全然早朝じゃないよねえ、普通の会社員にとっては・・・。これ、噺家にとって早朝なんだろうね。
今日は、何故かもぎりの所に喬之助さんもいた。 あし歌 「金明竹」
すらすらと淀みなく流れるような噺の運び。しかし、もっと個性なり、遊び心を出した方がいいねえ。関西弁が関西弁に聞こえなかった。落語は、上手なんだけど、何かが足りない・・・。まくらの話は、笑うに笑えぬ、ちょっとブラック。 つくし 「権助魚」
師匠川柳の似顔絵には、笑った。 権助が田舎者っぽくないし、声の調子が旦那も女房も権助も同じなので、区別がしにくい。女性の噺家さんは、声の使い方を工夫しないと難しい。 「Fish!」は、面白い。 金翔 「ぞろぞろ」 金翔さんの「ぞろぞろ」を聴くのは3回目。今日は、後方の席だったので、表情がよく見えなかったが、噺はこなれてきているので、こちらもいろんな遊び心が欲しいところ。 喬之進 「粗忽の使者」 やっぱり後方の席だと表情がよく見えないなあ、失敗、失敗。されど、地武太治部右衛門の可笑しさがよく出ていた。どんなサゲだったか忘れていたので、サゲで笑っちゃった。(笑) やっぱり、落語は、前方で聴かなきゃダメだね。後だと、ちょっと引いた感じでのめりこみ難かった。 |
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2006 09,16 19:56 |
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沖縄に行っていたので、2週間ぶりの落語。禁断症状が出ていたのだー。待っていたよ、落語、落語、落語。
今日は、国立演芸場の中席へ。最高裁判所の隣、土日は、人などいるはずもない永田町のこの演芸場に、やってくるのは、相当の落語ファンだね。 このところ連続して寄席でのトリが続いている愛しの金時師匠が、またしてもトリの興行なのだ。 たん丈 「やかん」
不思議な雰囲気を持つ人だ。44歳で前座。志は、大いに見習いたい。影ながら応援しちょるよ。 時松 「家見舞い」 このところ成長著しい。まくらから客をいじったり、たん丈さんのことを面白く取り入れたり、また落語もすごくいい。表情も声もいいし、見ていて本当に楽しい。なんか、最近、余裕さる感じられる。 笑組 漫才 毎回ネタが違うので感心しちゃう。ゴレンジャーがいつの間にか渡る世間は鬼ばかりになったり、大いに観客をわかしていた。 ひな太郎 「締め込み」 実は、初めて拝見。ひょうひょうとした可笑しさがあった。 とし松 曲独楽 いつもながら、なのに楽しめる。今日は、随分指から独楽が滑っていたなあ。汗をたくさんかいたのかしら。 伯楽 「子別れ(下)」 近所の子供とのとんちのやり取りのまくらが面白かった。「子別れ」の子供の表情がいきいきとしていた。 バラクーダ コミックバンド 久しぶりに拝見。太った人が変わっていた。いつからだろう。 コミックバンドが入るとプログラムも楽しくなる。楽しい。 血液ガタガタって酒が飲めるぞーーーー。 白鳥 「マキシム・ド・のん兵衛」 実は、初めて拝見。 淀みないマシンガントークは、流石。 多摩川のほとりで居酒屋を経営する老夫婦の話。何て題かしら? <-分りました。kyungさん、はらまーるさん、ありがとうございます。 皆子 奇術? 感想文を読みながら、その合間に手品。新しいスタイル? 昔からこうなのかしら? 金時 「芝浜」 もう、感動しちゃったあああああああ。 聴きたかったんだよ、金時師匠の「芝浜」。もう、映画を観ているみたい。舞台上に、芝浦の海、朝焼け、増上寺の鐘、どんどん情景が浮かび上がる。おまけに、主人公と女房の描写が、素晴らしくて、もうウルウルきてしまったよ。 泣けたー、感動したー。素晴らしいぃぃぃ。 何なんでしょう、あの表情、目線、顔の角度、台詞廻し、自由自在に切れる涙腺・・・。もう、金時師匠、最高! 楽屋に差し入れしようと思ったのだけど、タイミングを逃し、結局終演後、楽屋を訪ねて金時師匠に「感動したよー」って言ってきた。 今日は、会場にみつまさの女将さんも来てた。ちょうかんさんは、もぎりをしてた。(笑) |
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2006 09,11 20:22 |
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2006 09,11 19:25 |
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2006 09,10 15:29 |
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