2008 02,09 21:14 |
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Doblog仲間のUTさんこと加藤雄太さんの個展に足を運んだ。以前、京橋のギャラリーで開催された時も出かけたので顔見知り。
彼の作品のモチーフになっているのは、丘の上に建つ家と空だ。シンプルな構成と少ない色使いの中で心の風景を描いている。 今 回、際立って印象的だったのは、基本的なモチーフは今までと変わらないが、それらが様々な「揺らぎ」の中にあったことだ。ある絵は、岩に落ちた水が流れる ように下へ、ある絵は風が吹くように横へ、ある絵は湖面に映るように左右に、ある絵はまるで燃え上がる炎のように上へ・・・。 ギャラリーの正面奥にあった絵が、まさしく燃えるようにめらめら天上へ昇っていく炎のようだったが、色は、緑である。彼は、全て岩絵具で描いていて、それが独特の深みを出していた。 見たことないのに心にあるどこかで見た風景。心に浮かび、脳味噌に一瞬フラッシュバックされる不思議な感覚に陥る。 残念ながら、展覧会は今日で終了。次回、またどこかで開催される時は、ぜひ足を運んでみてはどうだろうか。 銀座の画廊で、美術談義。優雅な休日の午後であった。 |
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