2005 03,25 23:21 |
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東大寺の南大門
伝・運慶作
南大門から見た大仏殿
戒壇院。大仏殿に向かって左横の小道を進むと戒壇院が見えてくる。すぐそばの大仏殿前の喧騒が嘘ように静まり返っている。
緑の丘の上、青し空の下、戒壇院の屋根が見える。
古びた階段の上、青い空と白い雲の間、階段院の小さな門が見える。
落ち着いた風情、静かな佇まいは、1000年という時を越えて変わらずにここにある。
横から見た大仏殿。鹿が戯れる。
斜めから見た大仏殿。その姿に圧倒される。
正面から見た大仏殿。
高さ47.5メートル、東西57メートル、南北50.5メートル。東西の長さは、創建当時の2/3だが、それでも世界最大の木造建造物だ。現在の江戸時代に再建されたもの。
大仏殿の回廊
花越しの大仏殿
東大寺の本尊。国宝。
ルシャナ仏。
大湯屋。鎌倉時代の創建だが、室町時代に大改修されたらしい。
中に鉄製の大きな湯船がある中世浴室の貴重な遺構。
二月堂。旧暦二月に行われる修二会(お水取り)で有名なので、その名がある。
ここからの大仏殿の屋根越しの奈良の街の眺めは絶景。
創建は、天平時代だが、現在の建物は江戸時代の再建。
山茶花越しの二月堂。
三月堂。正式には、法華堂。
東大寺建立以前にあったと言われる金鐘寺の遺構とされている。建築的にも多くの時代の特徴を融合し、かつ調和した傑作とされている。
特に、堂内に安置されている仏像彫刻は、日本の彫刻芸術の美の極致と言えよう。圧倒的迫力、全てを飲みこむ静寂、相反するものが完全な調和を保ちせまってくる。 奈良に来たら、この三月堂の中での時空を越えた再会が、一番の楽しみだ。
四月堂。正式には、三昧堂。毎年4月に、三昧会を行うので、その名がある。
江戸時代の再建だが、中に藤原時代の普賢菩薩像が安置されている。
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