2005 03,26 23:58 |
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桂藤兵衛師匠の落語を聴きに国分寺へ。国分寺労政会館というところでの落語会だった。今回で4回目だとのこと。国分寺で落語を聴くのは、初めてだ。
ネタは、「崇徳院」と「厩火事」。いつもながら、時間があまると短い話をいくつかしてくれる。今日は、「相撲風景」ともう一つあった。もう一つのネタの名前が分からない。 さて、僕は、「厩火事」という話が大好きで、いろんな噺家さんでこの話を聴くのが楽しい。今回の藤兵衛さんのも細かい設定がいくつか違っていた。藤兵衛さんのおさきさんもなかなか良かった。この人も表情がとてもいい。時代劇に登場しそうな、こうなんとも古き良き日本人の顔だ。もうちょっとゆっくり丁寧にやっても良かったかなあという気もした。小三治バージョンに比べると挿入されるエピソードが一つ二つ少ない感じがした。 「厩火事」は、落ちもエピソードも話の展開もとてもよく出来ている。登場人物があまりに人間という生き物を良く描写していて古典落語の傑作中の傑作と言っても過言ではない。 「崇徳院」もなかなかやらないネタだそうで、かつて三木助師匠が得意だったらしいが・・・。もとは、上方の話で、馬鹿馬鹿しい騒動がそれらしい。 藤兵衛さんの落語会では、めずらしい話しがかかるので面白い。 |
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