2005 09,03 17:41 |
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聖徳太子が父用明天皇の菩提を弔うために建てたのを開創とし、平清盛の娘で高倉帝の皇后、安徳天皇の母である建礼門院徳子が余生を送ったところとしても有名な尼寺です。 壇 の浦の合戦で、建礼門院は幼い安徳天皇を抱いて入水しましたが、敵方の源氏に捕らえられました。都に戻った建礼門院は、寂光院の傍らに庵を結び、安徳天皇 と平家一門の冥福をひたすら祈ったといわれています。そんな建礼門院を哀れんで後白河法皇が寂光院に訪れたのが平家物語や謡曲で有名な「大原御幸」です。 とてもとても悲しい想いに溢れたお寺なのです。 そんな歴史ある本堂ですが、2000年に放火に遭い全焼してしまいました。当時の姿を忠実に模した新しい本堂が完成していましたが、なんともやりきらない思いでいっぱいになります。放火犯は、まだ捕まっていません。 |
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