2005 09,16 12:25 |
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長崎に着いてすぐ、卓袱料理に飛びつく。卓袱は、「しっぽく」と読む。長崎が誇る郷土料理で、懐石料理に似ているが、なかなか面白いしきたりがある。
本当は、大皿に持ったのを、めいめいに取って食べるのだが、一人用にも懐石風に出してくれる。 そして、一番の特徴が、「おひれ」と言われる吸物から始まるところ。「おひれを召し上がれ」と言われて、はじめて食べることができる、それが卓袱料理だ。こうしたしきたりがとても興味深い。「おひれ」には、必ず鯛のひれ(又は身)が入っていて、お客様一人一人に鯛を使いましたという大歓迎の意味が込められているとか。 造里。あら、あらまき貝など、珍しいものが多かった。左半分は、刺身醤油で、右半分は、酢の物になっていてポン酢でいただく。 これが、メインの皿。揚げものの横には、卓袱料理らしい「豚の角煮」が、これがまた美味しい。 鰻の真丈。出汁が美味しかった。 御飯と香の物と赤出汁。これは、普通の懐石と同じだな。 デザート 「おひれ」で始まる卓袱料理は、「梅椀」で終わる。デザートの後にもう一つ椀が出てきて、開けたらお汁粉だった。面白いなあ。 |
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