2005 09,17 13:45 |
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16年前に訪れた時は、学園祭のような、なんとも手作りな感じの展示だったが、新しくなって、すごく綺麗になっていた。入り口もガラス張りのドームに。
展示は、すごく綺麗になっていたが、どことなく科学的な側面の展示が増え、展示の仕方も整然とされていて、以前の簡素だけれど生々しくつらい展示は、減ったような気がした。もっともっと残酷でむごい展示の方がいいと思う。ちょっと生ぬるい感じがした。 一番つらいのは、メインの展示の外にある体験者の声とそれをもとにした絵のビデオだ。また、上映ルームでの二つの映像には、胸が痛くなった。以前、NHKでも見たことがあったが、原爆投下後の調査のため米軍が撮影したカラーフィルムは、ここに町が存在したこと、人の営みがあったことが信じられない廃墟が映されていた。この廃墟に、今いる長崎の街があることが、本当に信じられない。 |
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