2010 05,02 16:58 |
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10年ぶりにやって来たあ。向かう道すがら暗雲立ち込め所々嵐のようだったけど、着いてみればくっきりとした青空。10年前と変わらぬ風景がそこにあるってなんて素敵なんだろう。日本で変わらぬものを見つけるのは大変だもんなあ。 このシルエット、何度見てもたまらんねえ。ずっとずっと見ていたいよ。世界遺産の中の世界遺産って言われる所以が分かるよ。空と海と砂州と湾と風と鴎と羊と・・・、もう全てが調和している。 (クリックで拡大) ちょうどお昼に着いたので食事。モン・サンミッシェル内にあるホテルのレストランで。テラスになっていて、外の風を感じながらなかなかの風情。 名物のモン・サンミッシェルのオムレツをいただく。これが不味い、不味い。フランスで食べたもので唯一これが不味かった。腹ペコの巡礼者のお腹を満たすために、卵が貴重だった時代、白身もたっぷり泡立てて一緒に焼いたため、パッサパサだし、黄身の味がしないから玉子を食べている気がしない。お腹は膨らむかもしれないけど、そもそも喉を通らないよ。 何でも残さず食べるにっし君ですら残していた。 名物に美味いもの無し、実感。 こちらは、サラダ。まあ、これもそれほど美味しいというものではなかった。 おまけにギャルソンは、なかなか釣りを持って来ないし、プンプン。 気を取り直して城壁内を探索。一時は、牢獄としても使われていたこの建物、暗い色の壁が冷たく感じる。それにしても、どこまでも見渡せる世界は、息を呑む美しさだ。 (クリックで拡大↑↓) 風に流れる雲までもが幻想的だ。 その後、修道院として使われた建物は、とても質素ながら、削ぎ落とされて美しいものだけが残ったかのような完璧さがある。 潮は引いていたけど、満ち潮もきっと幻想的なんだろうな。今度は、宿泊して夜の姿も見たくなった。 街中にある美しいステンドグラスの教会と違って、修行の場である修道院は、質素なのかなあ。 中庭は、美しい緑だった。 派手さはないものの、模様は面白いステンドグラス。 にっしカメラマンによる「光の三部作」 最後の一枚は、「天に召される栗さま」ってタイトルなんだって。 こちらもにっしカメラマンの作品。タイトルは、「ライク・ア・ボーイ または コム・デ・ギャルソン」なんだって。 外から見たときは想像しがたいが、城壁の中は、レストランやお土産さんがびっしり。宿泊できるホテルもある。 完璧だよね、このシルエット。美しすぎる。 |
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コメント |
いつかは行ってみたい、モンサンミッシェル、いつかは食べたいオムレツでしたが、前者だけにします。
そんなに不味いんですか。。。 この中の宿に泊まってみたいです。 【2010/05/2807:59】||rice#555c83a413[ EDIT? ]
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パサパサで味しないし、本当に不味いです。フランスで食べた唯一不味いものでした。
モンサンミッシェルのあるブルターニュ地方は、イギリス領になっていた時代もあり、だから料理が不味いんだそうです。ってイギリスは、ひどい言われようですね。(笑) |
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