2010 04,04 18:51 |
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さて、二部は、桟敷に移動して鑑賞だ。やっぱり桟敷は観やすい。もっともっと桟敷で見とけば良かったよ。舞台までさえぎるものは無いし、ちょっと優雅な気分だ。
二部は、食事時間が無いので、入れ替えの間に三越のラデュレに行ってマカロンを買ってくる。おやつ代わりにパクパク頬張る。マカロン、美味しいし、音はしないし、観劇のおやつに最適だ。 今日は、桟敷ということで着物で出かける。三部は、桟敷が完売だったので、これが現歌舞伎座最後の桟敷だなあ。あー残念。 菅原伝授手習鑑 寺子屋 これも以前に観ているなあ。 前半のちょっとユーモラスな場面から、後半の悲劇への展開が魅せる。二部の「熊谷陣屋」同様、主君への忠義が幼い子供を殺めてしまう。そのために殺されてしまう子供の母親役の玉三郎がすごい。本当に子供が殺されたかのようなものすごい表情と感情表現に圧倒された。この人の冷たい美しさは、もう鳥肌もの。すげえものを観た。 三人吉三巴白浪 大川端庚申塚の場 冒頭殺されてしまう梅枝が色っぺえ。何この役者、女より女っぽいよ。驚いた。 菊五郎と吉右衛門の大活劇に團十郎が加わって、豪華絢爛の大絵巻。途中、手拭を菊五郎に巻くのを忘れた團十郎に、菊五郎のアドリブが大爆笑。芝居を壊さず、粋なアドリブ。すごいなあ。 藤娘 真っ暗闇から一転、藤の花が咲き誇る美しい別世界が・・・。もうそれだけでうっとり。 美しい舞台、美しい衣装、美しい舞、これぞ歌舞伎の醍醐味。 ああこれが玉三郎だったら良かったのに・・・。 藤十郎は、顔を見ると、うーん美しくない。体の線も太すぎ。うーん。 でも、歌舞伎座最後の桟敷を満喫した! にっし君、チケット取ってくれてありがとね。 |
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