2005 11,27 21:12 |
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青森駅からバスに乗って棟方志功記念館へ。駅前の観光案内所で行き方を教えてもらったが、駅からこんなに離れているとは思わなかった。バスで15分、最寄のバス停から4分と言われた。 バスは、結構頻繁にあった。中に入ってみると、すごく小さい。なるほど美術館とは、言わずに記念館と呼んでいるのは、そのためか。 おそらく所蔵品は、たくさんあるんだろうけど、展示スペースの関係で小出しにしているのよね?珍しいところでは、版画でなく油絵もあった。 展 示されている版画には、圧倒された。特に「花矢の柵」。馬と人間が独特と格好と色で表現されている。館内には、人がまばらでゆっくり見ることができる見つ めていると止まっているのに動き出し、絵画なのにまるで音楽を奏でるようだった。色は、ねぶたや津軽凧の原色を使用しているとのことだが、なるほど頷け る。どことなく古代の壁画のようなプリミティブな作風は、人間の本質を表現している。「善知版画巻」は、まるで映画のよう、「大和美し」は、文字と絵の饗 宴が圧倒的迫力だった。 棟方が歌いながら絵を描き、版画を彫っている映像も流れていた。本当に彼の作品は、歌のようだ。 |
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