|
2008 07,20 15:02 |
|
|
2008 07,13 22:20 |
|
|
死にゆく運命の死刑囚を日々監視する刑務官。いつかは自分たちの手で刑を執行しなければならない囚人と、刑務官はなるべく人間的つながり持たないようにする。されど死刑囚は、この世で最後の人間的なつながりを刑務官にすがろうとする。 新人刑務官は、明るく仕事に前向きだが、ベテラン刑務官になるほど口数が少なく、無感情だ。死刑囚と刑務官との日常がまず興味深い。 小林薫の起用は、他に考えられないほど素晴らしい。小林は、感情はおろか人間性さえも殺してしまった刑務官を最高の演技で見せる。 この映画では、小林演じる主人公が三度人を抱きしめるシーンがある。一つは、まさに死にゆく死刑囚、それから再婚相手の女、そして再婚相手の連れ子。小林薫のこの三様の抱きしめ方が感動的だ。 新聞の評論に、「死刑制度への立場を明確にしていない」とあったが、そんなのこの映画の真髄ではない。人間が死ぬ一方で、とある家族が再生していく、なんとも悲しく拮抗する相容れない主人公の感情に目頭が熱くなる。 ラストシーン、人間性を取り戻す小林薫の笑顔が忘れられない。 栗4つ。 有楽町スバル座にて。 |
|
|
2008 07,08 22:32 |
|||
|
場内が暗くなり、何も映し出されないスクリーンにクラシック音楽。何が始まるか分かっているのに、もうワクワク。MGMのロゴが出ただけで、ゾクゾク。そして「ツァラトゥストゥラはかく語りき」の音楽と共にタイトルロゴと惑星群。もうオープニングから鳥肌もの・・・。 猿が人間へと歩み始める太古の世界から、一気に未来の宇宙へ。フィルムの色が多少褪せてしまっているのと、70mmを35mmにしているのでスクリーン両脇の黒がちょっと気になったが、それでももう夢中だ。 これぞ、映画でしか表現できない映画の中の映画。映画ならではの表現にあふれた素晴らしい作品だ。これほどまでに映像と音楽が完全なるハーモニーをなし、凡人の常識を遥かに超えるイマジネーションの洪水に酔いしれっぱなしだ。 コンピューターが人間に牙をむくシーンは、今も体に戦慄が走る。 モノリスとは神の概念なのか・・・。この映画は、観客それぞれの想像力を掻き立てる。 完全なる映画、完全なる映像表現、完全なる選曲、投げかける解けぬ問。だからこそ、いつまでもこの作品は魅力的で、僕にとりついている。 極力説明を排したこの映画は、いろんな意見や感想があると思う。謎めいているからこそ、いつまでも人を惹きつけている。はて難解かというと決してそうではない。映画として、観ていて面白いのだ。 栗5つ。映画の可能性と一つの到達点。キューブリックに感謝! 東劇にて。
|
|||
|
2008 07,06 21:39 |
|
|
難攻不落のシロアリの要塞(蟻塚)に迫る危機また危機。蟻どうしだけど、種族の違いで起こる壮絶なバトル・・・。なんか蟻版「ロード・オブ・ザ・リング」だねえ。これドキュメンタリーなんだろうか?出来すぎ。ちゃんとストーリーがある。それも起承転結が・・・。
で も、なかなか興味深い。同じ蟻、同じ女王蟻から生まれるのに、兵隊蟻、働き蟻、女王蟻候補、王様蟻候補と形や大きさが全く違う。驚いたのは、女王蟻。他の 蟻と比べるとものすごく巨大。映画「エイリアン」のマザー・エイリアンのモデルはこれじゃないかと思うくらい、蟻とは思えぬ薄紫色に蠢く卵巣には驚いた。 大自然のバトルは、CGより迫力あるね。 栗3つ。 TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン3にて。 |
|
|
2008 07,05 22:40 |
|
|
アクションというよりは、ドタバタ喜劇。日本人っぽい俳優と本当の日本人俳優が浮いている。 映像は、万華鏡ように煌びやかだけど美しくはない。ディズニーランドのアトラクションのよう。レース・シーンは、しょせんCG、「ボーン・アイデンティー」シリーズの度肝抜くカーチェイス・シーンと比べると迫力のかけらもない。 アニメを実写化したはずなのに、結局アニメじゃん。CGの中に人間の顔だけ埋まっている感じ。 弟とチンパンジーは、いい味。 最も後悔しているのは、出演してしまったスーザン・サランドンでは・・・。 子供の頃テレビで「マッハGoGoGo」を見ていたので、テーマ曲はすごく懐かしかった。 CGレースだから実際に何も見ていないのに、レース観戦で熱狂している俳優陣のことを思うと、とても興醒め。 栗2つ。 ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン3にて。 |
|
|
2008 06,29 22:50 |
|
|
シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 こんな綺麗な刑事がいたら事件なんてもうどうでもいいっす。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 え、これ、ポール・ハギスの新作だったの?中途半端なできやねえ。結局中東に対する視点ってアメリカ的ステレオタイプな表現だよなあ。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 息子のマイクが殺された理由がよく分かりません。軍が隠したりするけど、昔の映画に比べると緊迫感も見えざる力の恐怖が足りませんなあ。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 観終わって記憶に残るのは、セロンの美しさだけでした。 中だるみだし、事実に着想は得たそれほど驚く展開も結末もなく普通の出来。 栗3つ。有楽座にて。 |
|
|
2008 06,29 22:49 |
|
|
どこにでも転がっている何気ない話。それでも人物設定がものすごくよく出来ており、それぞれが魅力的。なんでもなーい日常こそがドラマチックなんだと実感。 問題は、その気の利いた台詞。せっかくの面白い台詞が字幕では伝わらない。耳を研ぎ澄まして、流れるようなちょっと早口の楽しい英語の台詞を聞き取ると面白さは倍増する。 時代なのか、妊娠してもあけっらかん、面白おかしく描きながらも、ところどころちょっと切なくて、なんとも良い映画になっている。 栗4つ。字幕が邪魔。 日比谷シャンテシネ2にて。 |
|
|
2008 06,28 22:56 |
|
|
2008 06,21 23:32 |
|||
|
クローネンバーグ、昔ほどの破天荒さは無いけれど、逆に新鮮で楽しめた。年を取るとダメになる人が多いなか、やるじゃん、魅せるじゃん。 ウィゴ・モーテンセン、今までの出演映画の中で一番良かった。ナオミ・ワッツも良いキャスティング。 話題のサウナでの全裸の格闘シーンは、なるほどすげえ。 もう少し忍び寄る緊迫感とかあると最高だったんだけどな。 これからどうなるのか、観客の想像力にゆだねるラストシーン。こういう余韻がたまらなく好き。 栗4つ。 日比谷シャンテシネ1にて。
|
|||
|
2008 06,15 23:50 |
|
|
こ れまでで一番喜劇的で、アクション・シーンも予告編で観た以上のものがない。物語の構成は、既に前3作で使われたものの焼き直しで新しいものは何もない。 ロズウェル事件、ネバダの核実験、赤狩り時代と背景は、興味深いものを入れているが、どれも結局おちゃらけてしまっている。呆然として開いた口が塞がらな い。 まあ、こういうものとして観れば楽しいかもね。「レイダース」は、面白かったけどねえ。 アクション・シーンもパワー不足だし、シャイア・ラブーフはド下手で浮いているし、あいかわらず先住民族の扱いは差別的だし困ったもの。 ケイト・ブランシェットは、面白かったけどね。この人何でもできる、いえ、やるのねえ。 邦題は、絶対「インディ・ジョーンズ 未知との遭遇」にすべき。 老いぼれの同窓会に付き合うのは、そろそろ厳しい・・・。栗2つ。 ユナイテッドシネマ札幌 スクリーン11にて。 |
|

![2001年宇宙の旅(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/5172-hJcFYL._SL160_.jpg)
![イースタン・プロミス [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51qKwtOO-rL._SL160_.jpg)

