2007 09,03 15:38 |
|
2007 09,03 12:43 |
|
シタデルは、要塞、城砦のこと。自然の山の地形をいかし、さらに城壁で強固に作り上げられている。第一次世界大戦の激戦地のひとつ。 歩いても上れるが、迷わずロープウェイに乗る。眺めは、本当に素晴らしい。ノートルダム教会が後ろから見ることができる。 シタデルの中庭。大砲が置いてあった跡がたくさん。この奥の展望台と博物館は、ガイドツアーで周れるそうだが、もうシーズン・オフでクローズされていた。 施設の人がフランス語で話しかけてくる。フランス語が話せないと言うと、しょうねえなあという感じで英語で話しかけてきたが、日本人だというと急に親切に なり、日本語のパンフレットをくれたり、鎖を外して奥の展望台や博物館へ通してくれた。皆にそうしているのかと思いきや後から来た他の外国人観光客へは案 内していなかった。どうなっているんだろう? 第一次世界大戦のシタデルの様子などを紹介する博物館が併設されている。蝋人形がリアルでちょっと怖い。これだけなら、普通の展示施設なのだが、面白かったのは、第一次世界大戦の塹壕を再現していたところ。 塹壕を再現したエリアは、ものすごく暗く、狭く、そして砲撃の音が始終頭上でしている。正直、他に観光客がいないで怖かった。地下は、さらに斜めに作られ ていて、平衡感覚がなくなってしまい、歩いているだけでクラクラして気持ちが悪くなった。よく作ったなあと感心してしまった。 |
|
2007 09,03 11:48 |
|
2007 09,03 10:51 |
|
ワロン地方の中心都市のひとつナミュールへ。ここもフランス語圏で、英語はあまり通じない。写真は、ナミュール駅。外観は古いが、内装は洒落ている。 それにしても英語が通じない。買った切符で途中下車できるか駅員や駅構内の窓口で聞いたのだけど全く英語が通じず、本当に困った。 街の中心。真ん中のドーム状の屋根の建物は、映画館。洒落ている。「レミーのおいしいレストラン」が上映されていた。街は、とても賑やかだ。 この街の特徴。日本のアニメ・フィギャアを扱う店多し。ここは、ベルギーの秋葉原か?路上で座り込んでいる若者の多くが日本の漫画を読んでいた。 聖ルー教会。1600年代に建てられたバロック様式の教会。内部は入場できないが、ガラス越しに見学できる。黄砂を使ったアーチ型の天井、大理石の柱が本当に美しい。 聖オーバン大聖堂。堂々たる大聖堂。前の広場が駐車場になっていた。 二股に分かれる川に船が進むように聳える要塞。大規模なシタデルは、街や列車から良く見える。 |
|
2007 09,02 10:09 |
|
サンカントネール公園。ベルギー独立50周年を記念して作られた大きな門がある。両翼の巨大な建物には、世界の美術・工芸品を集めたサンカントネール博物館と自動車産業の歴史を展示するオートワールド、そして王立軍事歴史博物館がある。 朝は、犬の散歩をする人、ジョギングする人がたくさん。 ブリュッセルで一番高級なエリア、ルイーズ広場。高台にあるため近くの最高裁判所からブッリュセルの街が見下ろせる。トラムに乗ってただただ目的もなく車窓から景色を眺めるのが好きだ。 シャネル、フェラガモなど所謂高級ブランドが並ぶエリア。一際高い建物がヒルトン。ブリュッセルでは一番高級なのかもしれないが、東京の銀座に比べるとかなりしょぼい。 日曜だったので、ほとんどの店が休みだった。このエリアには、高級な店が並ぶアーケード、デパートのINNOもある。 コンラッド。ものすごく高級で雰囲気が良い。ホテルマンもとても親切丁寧。今度来ることがあったらこのホテルがいいかな。朝飯でも食べようかと思ったが、 朝食が35ユーロだった。円換算すると5600円。朝飯で5600円はやっぱり高いよねえ。二人で行ったら1万円を超える朝食って・・・。うーん。 ブリュッセルには、地下鉄が二路線とトラムが地下も走るプレメトロというのがある。土日は、一人分の料金で二人乗れたりと安くなる。その分、本数が減った り、路線によって運休する。平日に比べ、土日は、本当に電車が空いている。まあ、お店もレストランも観光客向け以外は、結構休んでいるからね。 ぼうっとトラムに乗って終点についたら、こんな建物が。1958年のブリュッセル万博の際に立てられた記念塔らしい。アトミウムという施設で、鉄の分子を イメージしているそうで、各分子の球は、エスカレーターのあるチューブで繋がっている。中には、展望台やレストランがある。 地下鉄の駅のデザインが結構お洒落だった。これは、王宮前の公園駅、その名もPARC。 |
|
2007 09,01 15:20 |
|
2007 09,01 11:37 |
|
広場の中心にあるローマ戦士ブラボーの像。巨人アンチゴーヌの手を切り川に投げ捨てた英雄らしい。ちなみに、この伝説が、Ant(手)、Warpen(投げる)と街の名前の由来になっている。この像は、まさに切り取った手を投げようとしているのだ。 日本では、英語表記のアントワープとして知られているが、現地語では、アントウェルペンが正しい。 広場に巨大ステージが出来ていた。何かイベントがあるのかな。写真の建物は、市庁舎。1560年代の建物。 広場は、中世のギルドハウスに囲まれている。一部、19世紀のものもあるらしい。 広場のすぐ近くは川。13世紀初頭のアントワープ最古の建物スティーン城がある。もともとは要塞で、18世紀には牢獄だったらしい。今は、海洋博物館になっている。 アントワープは、巨大なコンビナートを持つヨーロッパ第2の港町。ちなみに世界最大の港は、オランダのロッテルダムにあるユーロポートだ。 |
|
2007 09,01 11:00 |
|
世界遺産にもなっているフランドル地方を代表する巨大なゴシック様式教会。北塔の高さは、123メートルもある。 ノートルダム大聖堂とい えば、ルーベンス。そしてそのルーベンスの絵を見ながら死んでいくネロとパトラッシュ物語、「フランダースの犬」が日本では有名だね。しかし、この話、イ ギリス人作家がベルギーでの暮らしを英国に戻ってから書いたもので、ベルギー国内ではほとんど知られていなかった。日本人観光客があまりにネロとパトラッ シュのことを聞くので、アントワープ観光局の人がこの物語のことを調べ、どうやらアントワープ郊外のホーボーケンがその舞台であろうということまで判明し た。現在そのホーボーケンにネロとパトラッシュの像があるそうだ。ここノートルダム大聖堂の前には、トヨタ自動車が寄贈したネロとパトラッシュのことを書 いた石のオブジェが置いてある。上に日本語と側面に英語でメッセージが彫られているが、ほとんどベンチとして利用されていた。 今では、ベルギーでも知られるようになった「フランダースの犬」。ベルギーではあまり好意的に受け取られていないそうだ。ネロのような可愛そうな子がいたら、皆助けるはず。見殺しにしてしまう大人たちが自分たちの祖先というのが許せないらしい。 ネロがひと目見たかったというルーベンスの絵。美術館でなく教会の中に飾られている絵はとても美しい。日本でも博物館にある仏像より寺にある仏像の方が感動的だもんなあ。 教会の廊下をこつこつと歩きながら、だんだんと近づいてくるルーベンスの絵。これは、「キリストの降架」。 教会の内部の左側に「キリストの降架」、そして右側には、同じルーベンスの「キリストの昇架」がある。 とても大きな空間の大教会。 ステンドグラスも大きく美しい。 |
|
2007 09,01 09:44 |
|
ベルギーの駅は、日本風なホームが多いのだが、ここアントワープ駅は、いかにもヨーロッパ風。すべての列車が一旦行き止まりのホームに入ってくる。(日本では、函館駅とか高松駅などがそうだね。) 現在大改修中であちこち工事していたけど、丸屋根の鉄とガラスは圧倒的。ホームは、地下3階まである。 駅舎自体が、芸術作品。「鉄道の大聖堂」と呼ばれているらしい。1895年から1905年にかけての建築。ものすごくかっこいい。 駅ロビーも重厚で旅情をそそる。奥がみどりの窓口のような切符売り場。まるで教会の中のよう。 ホーム手前にあるカフェも素敵。天井の美しさに溜息。 駅の外観。外観も修復中で大きなクレーンが邪魔だなあ。 駅の向かってすぐ左がアントワープ動物園。 |
|
2007 08,31 13:58 |
|