2010 06,17 13:38 |
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この中央区役所のビルは、旧川崎銀行千葉支店に覆いかぶさるように建てられている。重厚な銀行建築の外観や扉は、そのままだ。でも、やっぱりどこか味気ないなあ。そのままの姿で保存してくれればいいのに。 内部は、だいぶ綺麗に修復されているけど、古き良き雰囲気は残っている。 |
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2010 06,17 12:50 |
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目玉は、2年前に北陸のとある旧家で発見された「象と鯨図屏風」だ。当初、滋賀県のMIHO MUSEUMでの展示ということだったが、静岡での展示を経てついに関東へやってきた。でも東京でなく、千葉市美術館での開催だ。 千葉市美術館は、区役所の上層部にあり、美術館というよりギャラリーと言った風情。平日なので空いていて、ゆっくり見られた。 過去の若冲展と比べると鮮やかな色彩と豪華で高価な画材のオンパレードというのは影を潜め、水墨画中心の一見地味な展示ではある。 されど、得意の鶏の一連の作品は、これが墨の濃淡だけで描いたは俄かには信じがたいグラデーション、まるで踊り跳ねるような躍動感は、氷上のフギュア・スケートの舞姫のダンスのような美しさだ。眺めていると音楽が聴こえてくるかのような錯覚をおぼえる。 あらためて若冲の素晴らしさを認識させる展覧会だ。展示は、前期・後期に分かれていて、いくつか展示替えがしてあり、また滋賀のみの展示、静岡のみの展示などもあったようだ。 併設の「江戸みやげ 所蔵浮世絵名品選」も見応えあったな。 |
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2010 06,12 19:26 |
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終演後、らくごカフェの青木さんの車で銚子駅に送っていただく。帰りの列車までまだ時間があったので、らくごカフェチームの皆さんと一緒にお土産を買ったり、醤油ソフトクリームを食べたり、そして料理屋で銚子の魚に舌鼓。ふるさと大使三之助さんのために、いっぱい銚子にお金を落としたよ。
三之助さんお薦めのお店「銚子さかな料理かみち」へ、らくごカフェチームのみなさんと。銚子にいるのに、まるで神保町かのようなメンバーだ。 岩牡蠣 鰯の刺身 地魚の握り 金目鯛づくし 牡蠣がでかくてびっくり。こんなに大きいの初めてかも。銚子で牡蠣とは知らなかった。 刺身も寿司も煮付けも思わず「美味いっ」って唸ってしまうほど美味。さすが、地元三之助師匠お薦めのお店だね。 らくごカフェチームと別れてNAHさんと駅に向かうと三之助師匠がお見送り。って僕らじゃなくて今日の出演者方を・・・。帰りも一緒の特急だったのね。 列車に乗って、かわひさんを探しに行く。案の定、ビール買い込んで酒盛り中だったよ。 銚子さかな料理かみち 千葉県銚子市西芝町13-6 0479-22-5520 |
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2010 06,12 17:22 |
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はるばる銚子までやってきたよ。柳家三之助の故郷銚子での真打昇進披露興行。豪華メンバーで、なんと2000人キャパの大ホールだ。
お知り合いさんずが会場にたくさん。遠方からもたくさん来てくれるって嬉しいよねえ。 辰じん 「寿限無」 辰じんは、いいねえ。今、ナンバー1前座だね。 ずっと観ていていたいと思うほど上手だよ。入船亭の未来を担っているね。 将来が本当に楽しみだ。 こみち 「やかん」 いつ観ても楽しく明るい高座で好感もてるなあ。 踊りも披露。素晴らしい。 喜多八 「長短」 長さんが普通な感じだった。もっとおっとりしてもいいのかなと思った。 口上 こみち・三之助・小三治・喜多八 こみちさんの司会、面白かったなあ。 喜多八師匠は、終始シュンとしてたなあ。小三治師匠の横にいると小さく見えたなあ。 小三治師匠は、とっても上機嫌。すごーく長い口上、三之助の愛でいっぱい。喜多八師匠がちょっと気の毒に。(笑) 正楽 紙切り お茶目だなあ。プロジェクターのスイッチが分からなくて右往左往するだけで面白い。 今回は、随所に三之助師匠を登場させていた。 小三治 「小言念仏」 まくらたっぷり。こちらでも三之助への愛に溢れていた。 仙三郎社中 太神楽曲芸 いつ観ても素敵。観客もどよめき。 三之助 「棒鱈」 久しぶりに三之助の「棒鱈」が聴きたかったので良かった。鈴本のトリの興行でも聴きたいなあと思っていたけどかからなかたので、今日は、満喫しちゃったなあ。 地元の人に支えられた舞台なのか、今まで一番余裕があって堂々としていたな。 |
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2010 06,12 12:59 |
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今日は、三之助師匠が故郷に錦を飾る「てうし寄席」。東京からも結構な人数の人たちが銚子へ移動してたな。
朝、東京駅でNAHさんと待ち合わせていたら、こみちさんから声をかけられた。今日、こみちさんスケジュール空いてたのね。(笑) そしたら仙三さんが歩いていて、仙志郎さんも歩いていて、喜多八師匠もやってきた。あら、演者も皆さん同じ特急で行くのね。 銚子駅に着いたら、三之助師匠がお出迎え。「お、ご苦労」と思ったら、演者の皆さんをお出迎えてタクシーに乗せていた。 銚子駅から銚子電鉄に乗って観音駅へ。 どこかで飯を食べようとしたけど、商店街の飲食店は軒並みやっていなかった。 銚子港まで歩いていくとようやくいくつか開いているお店を発見。 銚子港 鮪蔵というお店に入る。 美味しかったけど、港の前にあるお店にしては、安くはなかったなあ。 観音駅というだけあり、観音様があったよ。 そこから歩いて、銚子市青少年センターへ。 |
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2010 06,10 22:13 |
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というわけで、三之助師匠の初トリ興行の楽日も行ってきたよ。結局この芝居、半分来ちゃった。日暮里の三之助をみたかい?にも行ったので、10日間のうち6日間三之助を聴いたので今回勝ち越しだよね?
花いち 「金明竹」 右太楼 「狸札」 仙三社中 太神楽曲芸 燕路 「子ほめ」 文左衛門 「夏泥」 文左衛門師匠の「夏泥」は、大好き。面白えぇ。「殺せぇ」の台詞がこんなに似合う人いないよねえ。また、強面の風貌が立場逆転で可愛くなる泥棒が最高に楽しい。 ホームラン 漫才 柳朝 「荒茶」 初めて聴く噺。上方ものかな? 雲助 「粗忽の釘」 ダーク広和 奇術 藤兵衛 「真田山」 藤兵衛師匠も大好き。噺家風情ぷんぷんだし、珍しい噺をかけるのでいいな。 これも上方の噺かな。藤兵衛ってもとは上方の名前だしね。 小菊 粋曲 三之助 「猫の災難」 一日休んでたっぷり回復したのか、今日は、最高に面白い。 テンポもいいし、昨日より格段にキレがあり、表情もいつも通り活き活きしてた。 初トリ、お疲れさまでした。いやあ、良かったよー。ちょっと休めるといいね。 でも、土曜日は、銚子。2000人のホールで故郷に錦を飾るのだ。 |
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2010 06,09 23:59 |
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三之助さんが披露目と初トリで忙しく、「東京かわら版」にも載ってない、ホームページでも掲載したのは数日前とほとんど宣伝していなかったので、お客さん来るのかなあと思っていたけど随分入っていたので驚いちゃった。おまけに研精会ともかぶってたのにねえ。
初トリどころか、落語会で千葉に茨城に声優学校にと飛び回っていて随分お疲れなご様子の三之助師匠だったよ。 しかし、まあ、毎度のことだけとこの会のまくらは長いね。でも、ここでしか聴けない裏話が楽しみだったりするんだけどね。 三之助 「天災」
僕ほどの三之助ウォッチャーになるとねえ、やっぱりこの日の出来では満足できないなあ。 お疲れのせいもあるけど、展開も台詞回しも冗長でキレが無かった。 三之助 「元犬」 しかし、あれま、ネタ卸で一番不安なはずのこのネタがびっくりするほど良い感じ。 短くモンタージュ技法の様な犬の描写がかえってサブリミナル効果のように脳裏に残って、ご隠居や口入屋からの台詞だけの描写に、妙に場面や姿が浮かぶ。 犬の描写もすごく上手い。とっても可愛い犬で飼いたくなる。 人間が犬の真似をしているのでなく、犬が人間の真似をしているのが本当に良く出ていた。 この人は、やっぱり本当に何をやらせてもそつなくこなすなあ。 三之助 「猫の災難」 こちらも冗長。終始お客をつかみきれていない印象。 完全にまくらが長すぎで、噺に入るタイミングを逃したね。 後半盛り上げたけど、やはりこんなできではもったいないねえ。 「天災」、「猫の災難」とも寄席での出来が素晴らしかったので、ちょっとパワーダウンな印象。まあ、これだけ追っかけて見ていれば、こんな日もあるかな。でも、「元犬」は、もうけもの。 で終演時間が22時を回っていた。 あー、ここも次回から貸してもらえなくなっちゃうと、ちょっと心配に・・・。 大丈夫だったらしいけどね。(笑) 終演時間が遅くなったせいか、みんな早々と帰っちゃって、こじんまりと打上げ。 でも、結局終電・・・。 |
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2010 06,07 23:36 |
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今日は、寄席の日なんだって。由来は、よく知らない。多分、ネットで調べればいいんだろうけどね。でも出演者も「知らない」って言うんだから、知らなくていいや。映画の日みたく、毎月あればいいのに。
会社を定時に出て、途中入場。寄席の日の団扇をもらったよ。字も絵も下手くそで驚いた。これってダメじゃん。 文左衛門 「手紙無筆」
あ、散髪してきた。おっかな可愛い顔と表情がなんか好き。 「兄貴も俺と同じなんじゃないの」という時の表情がたまらなく可笑しい。 ホームラン 漫才 今日からネタが変わってたよー。場内爆笑、爆笑、大爆笑。ああ、腹痛え。笑った、笑った。 もっと観ていたかったよ。 歌奴 「棒鱈」 酔っ払いは手抜きな感じだったけど、隣部屋の女中は可笑しい。こんな女、いそう。 雲助 「お菊の皿」 なんか、この間よりノリノリな感じだったな。 ダーク広和 奇術 また、らくごカフェでもやってくれないかなあ。 扇遊 「たらちね」 スピード感あふれるたらちねだあ。 小菊 粋曲 お客がたくさん入った時は、かならずやる「寄席スタンダードナンバーへの8番」を演奏。 三之助 「片棒」 いやあ、面白かったねえ。何度も聴いているネタだけど、笑いすぎた、楽しすぎた。 今日は、うちの会社の連中も来てたから、これなら大満足で帰ると思うよ。 すごいね、三ちゃん。 |
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2010 06,06 23:25 |
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昨日に引き続き、今日も鈴本へ。今日は、NAHさんがいらしてた。かなり体調悪そうだったけど、来てくれるなんてありがたいねえ。NAHさんの素敵な手拭いをいただいちゃった。
成田からおーちゃんさん夫妻、そして長野から一姫二太郎さんも・・・。嬉しいねえ。 まめ平 「出来心」
あら、意外とネタの幅が広い前座さんだなあ。ちょっと注目。 こみち 「堀の内」 師匠の「いろはにほへと・・・・」の長襦袢を「へのへのもへじ」と言ってしまった前座時代の失敗話をまくらで・・・。 仙三郎社中 太神楽曲芸 笠の舞、もっと観ていたいよー。 燕路 「欠伸指南」 同じ人の携帯電話が3度も鳴った。めげずにアドリブで面白く交わす。流石。 「いろは」の長襦袢がちらっと見えた。 文左衛門 「道灌」 アドリブを入れながら楽しい「道灌」。 表情豊かで楽しく惹きこまれる。 ホームラン 漫才 オチの歌が替わってた。 歌奴 「初天神」 子供の表情が秀逸。 雲助 「強情灸」 オーソドックスな驚き方がかえってツボにはまる。 ダーク広和 奇術 ロープのマジックは、地味だけど何度観ても楽しめる。 菊丸 「宗論」 なぜ、森進一。似てたけど・・・。(笑) 小菊 粋曲 バラエティーに富んだ選曲が楽しい。 三之助 「試し酒」 今日は、酒が封じられず、たっぷり酔いっぷりを披露。 もう何年も前から何度も観ているネタだけど、毎度三之助ワールドに魅了される。 終演後、振り返るとらくごカフェの店主の姿が・・・。これからポッドキャストを採るんだって。お疲れさまあ。 |
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2010 06,05 23:59 |
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会場に着くと政之助さん、ぱんださんが並んで座られていたのでその隣に陣取り一緒に観覧させていただく。会場には、うししさん、まほろばさん、ふくしまさん、虎しまたろー。さんの姿も・・・。途中からチナマルさんも参戦。
仲入りで、お久しぶりのせっちゃんがいらしていたので、三之助さんの楽屋を訪ね紹介する。せっちゃんは、以前、三之助さんが新橋のレッドペッパーに出演されていた頃、よくいらしていた方。ブログになる前の初期三之助ホームーページではよく書き込みされていたね。 まめ平 「転失気」
噺家風情のある前座さん。表情もあるし、良い感じ。 こみち 「一目上がり」 もはや二つ目以上の貫禄があるね。堂々とした高座で素敵。 仙三郎社中 「太神楽曲芸」 何度見ても夢中。 百栄 「花色木綿」 落語界の不気味ちゃん。あまり古典ネタに遭遇しないけど、今日は泥棒ネタを封じ込め。 菊志ん 「金明竹」 登場と引っ込みがなんか変、変、変。なんか意図があるのかな? 与太郎ネタを封じ込め。 ホームラン 漫才 この間と同じネタだったけど笑った。「死にたいのか」と首を締めるのはツボ。 柳朝 「権助魚」 早口でこもった口調の台詞が聞き取り難かった。 雲助 「お菊の皿」 なんのくすぐりもなく、アレンジもなく、まくらも普通のもの、で最高に面白い。 これが落語というものだ。 ダーク広和 ロープのマジック大好き。シンプルなものが面白いなあ。 扇遊 「棒鱈」 なんと「棒鱈」、酒ネタを封じ込め。これが寄席なんだろうなあ。 小菊 粋曲 寄席に客がたくさん入っている時だけやる「寄席スタンダードナンバーへの8番」を披露。 三之助 「天災」 得意ネタのジャンルを次々に封じ込められ、「天災」に・・・。寄席の洗礼を受けてるな。(笑) 乱暴者とべにらぼうの掛け合いが楽しい。三之助師匠は、表現力豊かだから観ていて本当に惹きこまれるよ。次々に飛び出してくる愛すべきキャラクターにまた会いたくなるねえ。 終演後、政之助さん、ぱんださん、チナマルさんと雑談していたら、びっくりするくらい早い時間に三之助師匠が出てきたので、そのままプチ打上げへ。途中からずるずるさん、一姫二太郎さんもやってきて、結局終電さ。(笑) ぱんださんオンステージが観られたから、楽しかったよ。チナマルさんは、引き続きぱんだオンステージのセルフ・アンコール三昧で大変だったのかなあ? |
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