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2011 01,10 21:02 |
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この日は、着物を着ていたので和風な風情を求めて夜は蕎麦屋へ。新宿タカシマヤにある永坂更科布屋太兵衛へ。このお店は、麻布十番に本店がある。どちらかというと更科より田舎蕎麦の方が好きなんだけど、まあいいか。
蕎麦の前におでん。 そして玉子焼き。やっぱり蕎麦屋に来たら玉子焼きだよなあ。 期間限定のセットを頼んでみた。 玉子とじ雑炊。茸もいっぱい。 天ぷらは、蟹と茸。茸づくしという感じ。ただ、天ぷらは揚げすぎ、固かった。 更科と季節の蕎麦。季節の蕎麦は、薄っすら朱色。一味唐辛子の蕎麦だった。ちょっぴり辛い。 ここの特徴は、辛口の汁と甘口の汁をお好みで食べるところ。ブレンドしてもいい。 永坂更科布屋太兵衛 新宿タカシマヤ 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤ タイムズスクエア14F TEL:03-5361-1873 |
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2011 01,10 17:17 |
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上映している映画館の中で一番スクリーンが大きいところで観ようと思い新宿ミラノ1へ。かつては、新宿一の映画街だった歌舞伎町、バルト9や新宿ピカデリーのシネコン化に押され、大劇場の新宿プラザが閉館、ミラノの周りの中小映画館も軒並み閉館していた。映画もエロも全体的に歌舞伎町からパワーが無くなっている感じがした。 日劇、テアトル東京、日比谷映画、有楽座、日比谷スカラ座とかつての映画館らしい大劇場が姿を消し、ついこの間まで東京で一番の収容人数とスクリーンの大きさを誇るのがここ新宿ミラノ1だった。昔は、新宿ミラノ座と言われていたね。キャパシティは、単独映画館としてはいまだ東京で一番大きいが、スクリーンの大きさでは、ワーナーマイカル海老名、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、ユナイテッドシネマ豊洲に抜かれた。 されど、新宿ミラノ1には、スクリーンの前に幕があるのだよ。映画ファン感涙。そして映画館ではろくなものが食べられないけど、ここは館内にモスバーガーがあるという貴重な映画館なのだ。 でも、今時座席指定じゃなく、入場に並ばせるのはちょっと不満。 と映画館の話が長すぎた。 肝心の本編だけど、音楽ファンなら楽しめるが映画ファンには消化不良という感じか。お決まりの展開となんのひねりも無い脚本は、退屈きわまりない。陳腐の台詞のオンパレードやありきたりのラブロマンスには、辟易してしまう。 されどどうせ観るなら映画館をお勧めする。大音量の音楽とアギレラ、シェールの歌声を度迫力のボリュームで聴けるのは価値がある。アギレラは、顔と体からは想像できないほどパワフルな歌声とダンスを披露。 声量や迫力で圧巻のアギレラだが、シェールの存在感はまた別格で、歌って技量じゃなく心なんだなあと思わせてくれる。 このところすっかりレディGAGAにお株を奪われたが、エロ奇抜衣装の元祖は、シェールだよねえ。 ドラマを期待していくと肩透かしだけど、豪華なレビューを観たと思えば楽しめる。 栗3つ。新宿ミラノ1にて。 にっし君が「シェールって男だと思ってた」と言っていた。違うよ。違うよねえ? あ、それからLAのセレブは、やっぱりルブタンの靴を履いているんだということが確認できたことが収穫か?(笑) |
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2011 01,10 12:49 |
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上野は、落ち着いて食事ができるところが少ないので、ついついここへ来てしまう。
丘の上に建っていて、反対側は不忍池の眺めがとてもいい。暖かいとテラス席が人気で、寒くてもやはり窓側が人気だ。いつもそこそこ混んでいるので、まあ座れればいいやという感じ。全席禁煙で静かな雰囲気は、上野界隈では貴重。 メインダイニングのグルリフクシマは、高いけど。レストラン ランドーレは多少カジュアル。まあ、上野の他の店に比べると随分高いけどね。 サラダを別に注文。800円。 ランチのセット・メニュー(2100円)を注文 コーン・ポタージュ・スープ。粒々が入ってないのは飲めるの。 メインは、「豚肩ロースのソテー クレソンソース 川スズキのポワレ 香草風味焼き」。このコースのメインは、季節によって変わる。これにパンかライスが付く。 食後のコーヒーも付いてる。 上野精養軒 レストラン ランドーレ 東京都台東区上野公園4番58号 TEL : 03-3821-2181 |
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2011 01,10 11:59 |
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今日は、にっし君と東京国立博物館へ行って来た。本館がリニューアルされ、それを記念して常設展示がすごいことになっている。まるで特別展のようだよ。でも通常展示の扱いなので入場料は、600円だし、特別展のような大混雑もない。
まずは、尾形光琳の「風神雷神図屏風(重要文化財)」がデーンと。前回、宗達のオリジナルと並んで展示されていた時は、あまりの人ごみでじっくり観られなかったけど、常設展示なら視界いっぱいに観られるよー。おまけに常設展だから、写真も撮れちゃうの。 という訳で「風神雷神図屏風」の前で記念撮影。そうそう、今日は着物で博物館。 その隣には、伊藤若冲のこれまた屏風が・・・。 他にも円山応挙の「雪中老松図」などもあり、もうびっくり。 浮世絵のコーナーは、北斎の「冨嶽三十六景」。これまた特別展では大混雑だけど、常設ではじっくりゆっくり。 そして写真も撮れちゃう。 一番好きな絵はこれ。風が描かれた秀逸な作品だ。 絵巻も素敵だったなあ。 これもド迫力の狩野永徳の「檜図屏風(国宝)」。これも特別展は、二重三重に人垣ができとても観られない。 にっし君がうっとりしていた「古今和歌集(元永本)」。仮名序から巻二十まで全てがそろっている現存最古の遺品。全ページ、観たいよー。 そして雪舟の「秋冬山水図(国宝)」(写真は、冬)。 これは、もう美術の教科書でお馴染み。この絵は、何度も観ているけど、山水図画として、なんとも斬新な構図だ。 正月なので、あちこちに正月風な生け花が飾ってあったよ。 何故か、マツコ・デラックスも・・・。 こちらも溜息が出た香木を愛でる為の道具。 博物館の前で、今年の書初めの記念撮影。今年の文字は、【歸】。 こっちのブログも見てね。 http://blogs.itmedia.co.jp/marron/2011/01/20111-d33f.html 驚愕の展示は、1月16日まで。必見! http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=8145 |
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2011 01,08 23:34 |
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カラオケの後は、こぶ嬢も合流してプチ新年会。人数が多少いると中華は楽しくなるね。
無視野菜。こういうのも人数がいると楽しめるね。 肉汁が飛び出ないように食べる時に注意が必要なショウロンポウ。黒酢としょうがで。 定番の海老マヨ この麺の海老ワンタンが美味い。 この日は、にっし君、こぶちゃんから、共に転職が決まった報告があった。二人にとって今年は、新しい何かが始まる年になるようで・・・。 KAMONKA 點 有楽町イトシア店 東京都千代田区有楽町2-7-1 有楽町イトシアプラザ3F TEL:03-5224-6422 |
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2011 01,08 17:23 |
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今年の初カラオケに行こうと三之助師匠、にっし君を誘う。こぶちゃんも誘ったけど、カラオケは嫌だって。
という訳で男三人でカラオケ。その前に男三人でスイーツ。(笑) 季節限定のももいちごタルト。この店のタルトの平均単価は、800円から1000円。しかし、この希少なももいちごだけは、1800円なのだ。とても瑞々しいイチゴだ。 その後、カラオケ。何時間、歌ったかなあ。三之助師匠は、コブクロとかスキマスイッチとか歌うのよ。 Berry Cafe 銀座店 東京都中央区銀座3-2-15 ギンザ・グラッセ6F TEL:03-3535-1090 |
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2011 01,01 01:28 |
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2010 12,26 16:56 |
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今日は、朝太の会へ。会場入り口で朝太夫妻と赤ちゃんがお出迎え。赤ちゃんが朝太さんにそっくり。お目目クリクリで可愛いの。
志ん吉 「桃太郎」
終演後、今日は着物で来たので朝太さんと一緒に記念撮影。今日のゲスト。朝太の会は、ゲストが当日まで分からない。秘密にしているのではなく、朝太さんがぎりぎりまで手配しないで放っておくため。(笑) 志ん吉さんの着物、面白い柄だなあと思ったら、女性用の反物で誂えたらしい。細目の若旦那風なので似合うねえ。 二つ目になって、なかなかに芸達者になってきたね。 朝太 「干物箱」 先日お亡くなりになった志ん五師匠の思い出をまくらで。湿っぽくならず、それでいてユーモアにあふれ優しく語る。志ん五師匠から教わったということで、このネタをかける。 朝太スマイルをふんだんに散りばめた、楽しい高座。 朝太 踊り「深川」 もうちょっとだけ痩せた方がいいねえ。(笑) 踊りは、すごく上手だけど、鉢巻したら八百屋のおっさんみたいだったよ。 朝太 「試し酒」 この噺は、誰がやっても汗だくの熱演になるね。(笑) 本当に酒を飲んでいるように見えるから、やっぱり噺家さんってすごいと思うよ。 このネタは、サゲが秀逸だからスマートに決まると面白いよね。 |
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2010 12,25 23:51 |
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回を重ねて25回。すごいねえ。
行く度に高座が豪華になっている。今回は、あづまさんの奥様手作りの刺繍の緞帳が絢爛豪華っ。 一之輔 「初天神」 賞男でのりにのっている一之輔さんの受賞ネタ。さすがにこなれているだけあって場内大爆笑。 憎たらしい子供が現代っ子風だ。 三之助 「片棒」 二つ目時代から何度も三之助師匠で聴いているけど、何度聴いても面白いねえ。 また、木遣り、お囃子、弔辞などどれも秀逸! 一之輔 「加賀の千代」 甚兵衛さんが面白い。笑いを手玉に取るよう。縦横無尽でもはや無敵。明日、真打になってもおかしくない。というかすでに貫禄も風格もあるね。 三之助 「お見立て」 やはり、聴くたびにこなれてくる。だんだんと自分の噺にしているところがすごい。噺に対する取り組み方と姿勢が違うんだろうな。こちらも場内大爆笑。 縦横無尽の一之輔と真っ向勝負な三之助。若手期待の星の好敵手同士で、なんとも楽しく贅沢な会だった。 終演後、打上げにも参加させていただく。 帰りは、いつものように噺家さんと一緒に東京まで帰る。 あづまさんからイチゴをいただきました。ありがとうございます! |
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2010 12,24 22:43 |
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『晩春』が日本人の心の美しさを表しているとすれば、『東京物語』は日本人の切なさを象徴している。 家族というものを親と子、それぞれの視点から描いているが、この頃の日本で既に親から見た家族の喪失を描いていることに驚く。昔は、家族の絆って強かったとのだろうと勝手に思っていたけど、意外と今と変わらなかったのかもしれない。 杉村春子演じる一見嫌味な長女だが、この人物こそ市井の人々の代表なんだろう。目の前の事象に上手に対処し、喜怒哀楽も普通にあるが、一方で物事に対して冷めていてエゴむき出し、自分さえ良ければそれでいいタイプだ。 対照的に原節子演じる死んだ次男の嫁は、他人なのに一番優しい。あまりに親切で優しいその姿だが、時折見せる冷たい表情に偽善的な匂いも感じないではない。ラスト「私、ずるいんです」とういう台詞を原に言わせる脚本は、ものすごい。それに対する笠智衆の台詞は、涙無しには観られない。 どうしようもない孤独と喪失感、切なく悲しい展開に、でもこれが人生なのだろうと妙にしみじみしてしまう。 たんたんとした日常の中に人間というものを描ききった稀有な作品。 栗5つ。 神保町シアターにて。
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