2011 11,12 23:19 |
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抜けているダメ男で極道を気取っているけど、優しさが抜けきれない、こういう役をやるとピカイチだなあ、拓ボンは。そんな拓ボンの一所懸命なところと笑顔を見ているだけで癒される。 出演者が楽しんでいる感じが面白い。夏八木勲のブッとんだキャラ設定は「動」の魅力、菅貫太郎のヤクザの親分は、インテリ風で「静」の魅力。 室田日出男ですら、かっこいいと思えてしまうラストの夏八木との一騎打ちは、ドリフの大爆笑的な結末が待っている。 極道ものなのにホンワカしている不思議な映画。拓ボンの魅力がスクリーンに溢れている。クライマックス(?)の志賀勝との対決(笑)は・・・。栗3つ。 銀座シネパトス1 「生誕70年 川谷拓三映画祭」にて。
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2011 11,12 22:53 |
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子供の頃テレビで観たことあるけど、スクリーンで観るのは初めて。また、結構話を忘れていたので、初めて観たような新鮮さがあった。前半は、結構ドタバタ喜劇調だったんだねえ。おいそれはないだろう的な突っ込みどころ満載だけど、楽しめたなあ。
主役は、渡瀬恒彦なんだけど、圧倒的な印象を残すのは、やっぱり川谷拓三なんだよねえ。以前観た時も、拓ボンが人質の子供をバスの窓から小便させるシーンは覚えていたなあ。 悪人だけど根は優しくていい奴みたいなのは、川谷拓三の真骨頂だ。暴力的だけど、ところどころで人間の優しさを垣間見せる。 曲者なのは、実は被害者。善人振りながら、己の欲のままに真実を隠して知らんぷりする。単なるアクション映画ではないラストが用意されている。できれば、もうちょっと上映時間を長くして、とんでもない乗客たちの過去をさらけだす会話とかあればさらに面白かったと思うんだよねえ。 栗3つ。こんなにパトカー壊して大丈夫なのって心配になるくらいのカーチェイスだった。(笑) 銀座シネパトス1 「生誕70周年 川谷拓三映画祭」にて
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2011 10,27 00:50 |
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久しぶりにビルボードライブ東京に行ってきた。厳密に言うと、連れて来てもらっちゃった。初めての今井美樹のコンサート。これまでそれほど聴いていたわけではないけれど、さすがに耳に馴染んだ曲も多く、また歌手生活25周年だそうだけど、声はすごく出てたねえ。トーク中は、ちょっと咳していたりしたけど、歌い出すとまるで別人。透明感ある高い声で観客を魅了していた。 伴奏はピアノだけ。だからスローテンポな曲が多かったけど、こうしたキャパの会場では、なんともぴったりだ。また、ここはお酒を飲みながら聴けるのがいいよねえ。有名な「PRIDE」もジャズっぽいアレンジだったよ。ここは、観客とステージが近いから、とってもアットホームな雰囲気だね。 事前にベストアルバムを聴いていたんだけど、前半は知らない曲ばかりだったなあ。後半は、ベストアルバムからの曲、テレビ東京のWBSのエンディング曲など馴染みある歌が並んだ。 出た当時は、それほど惹かれなかったけど、改めて聴く「Peace of my wish」は、とても良い曲だったなあ。個人的には、「おもいでに捧ぐ」、「春の日」、「The Days I spent with you」、「愛の詩」、「潮騒」、「半袖」なども聴きたかったんだよなあ。という訳でまた連れて行ってな。 |
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2011 10,20 21:47 |
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久しぶりのラクゴリラ。東京での今年の春は震災で中止、秋は行けなかったので、宿泊先の大津からがんばって来ちゃった。以前も一度関西で観ているけど、その時は千日前のワッハ上方だった。最近梅田近くのお寺に移ってきたそうで、初めての場所で迷っちゃった。お寺の場所はすぐ分かったけど、入り口が分からず、周辺をぐるぐるしているとなんとその辺り風俗街。ぶらぶらしていると怪しいよねえ。
福丸 「月並丁稚」 文三 「狸の賽」 こごろう 「夢見八兵衛」 生喬 「青空散髪」 花丸 「三十石」 もう全員が驚くほど芸達者。まくらから怒濤のお笑いモード。可笑しくて胃を吐き出しそうになるくらいだ。若手の福丸さんも面白いなあ。東京よりは、ずっと自由な風土な感じ。それでいて基礎はしっかりしているよなあ。 文三師匠は、なんだかだんだん体が元に戻って来ているような。(笑)文三師匠の狸ものは、もう風貌がそのもので笑っちゃう。 上方ネタが聴けるのがこの落語会の素晴らしさ。「三十石」の花丸・生喬の船頭対決は聴きものだったなあ。 |
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2011 10,20 19:17 |
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2011 10,20 17:27 |
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この展示会は、タイトル通り東海道五十三次を描いている。江戸時代と違い、車やトラックも走る風景だが、それでも懐かしいような、見たことも無いような日本の姿が描かれていた。 点描画のようなタッチは、素朴なモノクロの世界を不思議と印象深くする。「目の前の景色より、絵が素敵になるはずはない」とは山下の言葉だが、絵には絵で非常に魅力的な力がある。 どの絵もずっと観ていたかったなあ。山下清がこんなにすばらしい画家だったなんて、今まで気付かなかった。 特別展以外にもいくつか山下の絵が展示されていて、ヨーロッパ旅行の際に描かれたものは一転色鮮やかなタッチで目に焼き付くようなオレンジや赤が印象的だった。こちらも驚くほどビビットで力強く、圧倒された。油彩だと思っていたら水彩画らしく、またびっくり。 興味深かったのは、山下の直筆の日記帳が展示されていたこと。テレビドラマのようなあの口調で書かれていたのと、鋭い眼差しからの世の中の描写がこれまたびっくりだった。日記は、句読点が一切なく、まるで樋口一葉や古典の文章みたいだった。山下曰く「話をしている時にカギかっことか丸とか言わん無いんだな」と説明書きがしてあった。 俄然、山下清の絵に興味が出て来た。もっと早く気付いていれば良かったなあ。 草津市・草津宿街道交流館にて。 |
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2011 10,20 17:00 |
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2011 10,20 16:51 |
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2011 10,19 12:29 |
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仕事で大津に来た。ここは、京阪浜大津駅。この辺り、かつては賑やかだったのかなあ?仕事のイベント開催時間まで、ちょっと散策。 所謂市電ではなく、普通の電車の車両が道路を走る珍しい風景。この一角だけだけど、とっても不思議な光景だな。 琵琶湖ホテル 移転新築してものすごく奇麗にそしてモダンになった琵琶湖ホテル。旧ホテルの和風な感じから一転ポストモダンな現代建築になった。目の前は琵琶湖、浜大津駅や映画館などが入るショッピング・センターに隣接した好立地。外観に高級感は無いけど、館内は滋賀の迎賓館の気品を保つ。 琵琶湖 文字通り楽器の琵琶の形をした日本で一番大きな湖。大津市の辺りは、琵琶の棹の部分なので、それほど広く感じない。湖畔のマンションなどが増えてはきたが、まだまだ高層の近代建築は少なく、遠くの山々の稜線が美しい。古来、近江八景として愛されてきたのが分かる気がする。 琵琶湖文化会館 現在休館中。博物館、近代美術館、展望台、淡水魚水族館を兼ね備える施設だったそうだ。再開の目処はたっていないが、所蔵品の管理や貸し出し業務は行っているとのこと。建物的には、面白そうなので入館してみたかったな。 アンテナがトンボの形。 西武大津 近江鉄道が西武鉄道グループであるためか、近所にはプリンスホテルやパルコもあり、かつので西武鉄道・西武セゾングループが共存していた頃の名残を感じさせるエリアだ。地下が無いので1階がデパ地下風で、また館内の感じも百貨店風なので、大津市唯一のデパートかな。 PARCO 西武の近くにはPARCOがある。今は、西武セゾングループではなく森トラストの系列だ。PARCOには、ユナイテッドシネマも入っている。近隣にイオンやホームセンターなどもあるけど、皆車で来るのか、人通りというのは無い。街の賑わいを感じるところは大津にはなかったなあ。 JR大津駅 電車で二つ目9分で行ける大都市京都に賑わいが奪われているのか、県庁所在の駅としては驚くほど寂しい。同県内地区への乗り換え駅としての役割は、近隣の草津や山科にあり、僕の行ったことがある県庁所在地の駅では最も寂しい駅だ。 賑わいは無いが、駅周辺の商店街は、昔懐かしいとても良い風情が残っている。 旧東海道 感動的な佇まいの書店。 すぐ近くにイオンがあるからか、昼でもガラガラなアーケード街。西友など大手の店もあるのに気の毒なくらい寂れている。 夜の大津駅前。やはり暗くて寂しい。この辺り官庁街だけど、皆車通勤なのかな? 古い建物を改装した洒落た飲食店。こういうのいいよなあ。 夜のアーケード街。 |
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2011 10,14 23:39 |
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明日オープンする阪急MEN'S TOKYOのオープニングレセプションに行ってきた。銀座にはここにある高級ブランドの大型路面店がたくさんあるが、一つの場所で比較できるのは、やっぱり便利だなあ。 さっと観てすぐに帰ろうと思ったけど、結局2時間近くいたなあ。 1階のロビーでは、弦楽四重奏やバイオリンの演奏が。その中でシャンパンやフィンガーフードが振る舞われた。各フロアでは違ったお酒が振る舞われていた。地下では、ソフトドリンクも。お酒を飲みながら売り場を徘徊するのは、なかなかないな。 今日は、どの店員も売りつけるという風でなく、いろんな製品をどんどん見てぇな雰囲気で、もうたくさんいろんなお店のいろんなものを出してもらっちゃった。近々財布を買おうと思っているので、今日は、いろんな候補を見てきた。最近は、エイの皮を使ったものが結構出て来ているね。スターと呼ばれるエイに一つしかない模様が面白かった。エイ皮製品、和服にも合いそうでかなり惹かれた。 帰りにお土産をもらったよ。PRキャラクターの市川海老蔵の海老を寿の文字にあしらった手ぬぐいと何故か木村屋のあんぱん。(笑) 阪急MEN'S TOKYO http://www.hankyu-dept.co.jp/mens-tokyo/ |
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