2013 11,14 16:24 |
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最近リニューアルされたので、地獄の中で一番奇麗に整備されている。地獄というより洒落た公園という感じ。ぼこぼこと丸い形に沸騰するところが坊主頭に似ているということで名付けられたとか。ちょっとアート? 規模の小さい公園とういう感じだが、別料金で日帰り湯の施設も併設されている。 実際は、ぼこっぼこっとしている。下の動画を見てね。 鬼石坊主地獄 http://www.beppu-jigoku.com/buozu/ |
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2013 11,14 15:19 |
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別府に来たので、地獄巡りへ。まあ正直なところ過度の期待は禁物かな。別府に観光に来ていたら行くべきだと思うけど、わざわざこの地獄巡りを目当てに来ると完全に肩透かしか。それでも、日本の観光の基本というべきものがおさえられているのは流石、歴史ある観光地だ。地獄は全部で8つある。8つを回るスタンプラリーがあり、温泉熱を利用した食べ物販売あり、土産物あり、動物園や植物園を併設し、「地獄」をキーワードにした今でいうテーマパークなんだろうな。戦前からある観光地、会社の慰安旅行みたいな団体がすごく多く、この後温泉で宴会という日本的な、でもちょっと懐かしい光景があった。
8つある地獄のうち6つは、鉄輪温泉周辺に集中しているので、まずはその6つを巡ってみた。最初は、一番規模の大きい海地獄だ。 門をくぐると地獄というより天国な風情。緑の池と山が広がる。うっすらと葉が色づいている。紅葉の時季もまた奇麗そう。 池には、温泉管を通しその熱で熱帯性の蓮が育てられている。 小さい子供ならその葉の上に乗れるという大鬼蓮も。お盆の時期には、実際に子供を乗せるイベントをするそうだ。 園内の飲料自動販売機。やっぱり、かぼすがあるね。 海地獄。水色だから入れそう?と思っちゃうけど、温度は98度。今から約1200年前、鶴見岳の噴火でできた。青いのは、溶け出している硫酸鉄の色。 黄色い花とのコントラストがいいね。 ガイドブックや観光パンフレットの写真は青い姿が象徴的だけど、実際は白い煙がもくもく。 この地獄に併設されているのは植物園。温室内には、蓮が栽培されている。 子供が乗っても大丈夫な大鬼蓮。 紫色が鮮やかな熱帯性の蓮。 メインは、植物園なのかなと思ってしまうほどの遊歩道。 南国らしい景観。 植物園には赤みを帯びた地獄池も。 地獄と極楽がいっしょにあるような場所。庭園が見事。 海地獄 http://www.umijigoku.co.jp/hell.htm |
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2013 11,12 22:08 |
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これよ、これこれ求めていたものは。明治12年創業の竹瓦温泉。現在の建物は、昭和13年建設、戦前の姿をとどめるこれこそ別府温泉の真のシンボル。今も地元の人々の交流かつ癒しの場になっている日常生活の銭湯で、入浴料はなんと100円。 しかし、この写真から切れている部分は、ピンク色のネオンがきらめく風俗街。奇跡的にこの一角のみ風情ある姿をとどめているのだ。 竹瓦温泉へと続く道は、現存する日本最古の木造アーケードが残っている。 お店は、ほとんどが夜の飲食店で昼間は、ひっそりとしている。 |
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2013 11,12 19:58 |
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源泉数、湧出量ともに日本一の温泉街、別府温泉。広義では、市域に点在する多くの温泉の総称だが、狭義では別府駅近くの海沿いに広がる温泉街を指す。歴史ある温泉街だけに、ちょっと老朽化したホテルが多い。高台にある杉の井ホテルを除くと、1つ1つのホテルの規模も小さい印象だ。この海沿いの温泉街は、浴衣で闊歩するような風情ある雰囲気はないなあ。 別府温泉のシンボル、別府タワー。これは、塔博士・内藤多仲が作ったタワー建築6体のうちの1つ。名古屋テレビ塔、通天閣の次に作られた。東京タワーよりも古い。6塔のあと2つは、札幌テレビ塔と博多ポートタワー。鉄の使い方と展望台の感じが6塔共通している。以前、内藤多仲の建築展覧会にも行ったことあるけど、最近の建築にはないなんともいえない味があるなあ。 ホテルの建物もちょっとそっけないなあ。 |
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2013 11,12 18:30 |
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別府の市街地を歩いてみた。ソルパセオ銀座街のアーケード。かつての別府銀座でこの先垂直にぶつかる流川通りとさらにその先の楠銀天街がものすごく賑わっていたそうだ。流川通り周辺は、不夜城と呼ばれ、夜も賑わっていたらしい。夜遅くのように見えるが、写真はまだ18時くらいの頃。 別の日の夕方16時頃にも行ってみた。 昭和な懐かしい雰囲気のお店。ショーケース内の商品の陳列の仕方がもうスーパー・レトロで素晴らしい。今度、仕事でなく観光で来た時に、ここはゆっくり訪れて買い物したいな。 ちょっと道をそれるとこんな風情あるお店が。たまらなく好き。 アーケードを進むと野原になっている所も。 ソルパセオ銀座と並行するもう1つの大きなアーケード街がホットストリートやよい。最近、アーケードを建て直したので、こちらの方が明るくてきれいだ。 商店街のシンボルやよい天狗神輿が展示されていた。鼻がすごい迫力。 別府市内に唯一残る映画館ブルーバード劇場。「仁義なき戦い」を上映中だった。次回が「昭和任侠伝」で昔の邦画中心みたいだけど、年明けには「カルテット!人生にオペラハウス」と最近の洋画も上映するそうだ。60年の歴史を持つ映画館で、ホームページにあるかつての劇場の風情がたまらない。facebookページも運用されており、がんばってほしいなあ。 大分に本店がある地元資本の百貨店トキハの別府支店。業績不振で7階あるフロアのうち5階、6階が閉鎖されている。 巨大なショッピング・センターのゆめタウン。こうしたショッピング・センターはだいたい郊外にあるけど、ここは別府駅から歩いて来られるし、上のトキハからも徒歩数分の距離。このせいでトキハが不振なのかなあ?ただ平日だったからか、こちらもガラガラだったけど。 |
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2013 11,12 17:52 |
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別府の名を日本中に知らしめた油屋熊八のなんとも言えない彫像が迎えてくれる別府駅。訪れる人を楽しませたいという思いがこの像にこめられているようだ。 それでもご多分に漏れず、中心市街地は活気があるとは言えない。夜、飲食店を探そうとしてもアーケード街はシャッター通りだし、開いているのは全国チェーンの居酒屋やファミレスという感じだ。駅前のホテルだったので、別府駅構内の施設で食事を取る。駅構内は、旅行者や学生、通勤客でそこそこに賑やかだ。 豊後茶屋という店でとり天定食。ぽん酢をつけて食べる。どこのお店に行っても置いてあるのが、地元フンドーキン醤油の「カボスぽん酢」だ。これがさっぱりしていて、とり天とよくあう。 駅前には、足湯ならぬ「手湯」が混浴で楽しめる。(笑) 観光案内所もあり、別府市内のバス路線もほとんどここを起点としているので、どこにでも行ける。JRの特急もすべて停車するので観光、ビジネスともに便利な駅だ。高架下には、土産店、飲食店、ファーストフード(ロッテリア、ミスタードーナツ)、書店、スーパー、コンビニ(ファミリーマート)、市場などが軒を連ねており、中心街まで出なくてもなんでも揃う。 |
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2013 11,12 16:00 |
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出張で大分へ。大分に行くのは初めて。空港の荷物受け取りのレーンでは、寿司が回ってる。
2階のコーヒーショップで「かぼすソフトクリーム」が売っていた。ご当地ソフトクリームがあると買わずにはいられない。 分かりにくいけど、かぼす味。すごーく酸っぱいの。でも美味しかったあ。特にワッフルコーンとかぶってくるあたりでコーンの甘さとよくある。 大分空港と言えば、かつて空港と市内を結ぶホーバークラフト航路があったんだよねえ。子供の頃、水陸両用のホーバークラフトに憧れていたなあ。パラダイス山元さんの動画サイトに貴重な記録映像がある。これを見ると、乗ったら吐きそうだなあ。もともと高速船が苦手だし。乗り心地は、どうだったんだろう? 大分空港 http://www.oita-airport.jp/ |
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2013 10,30 21:30 |
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出張で京都に行った際に、お土産にどうしても買いたいものがあり、和菓子屋さんへ。地下鉄五条駅から歩いてすぐのところ(ただし、旅行者には見つけにくい)にある鍵長さんへ。ネットで、ここには「栗坊」というお菓子があることを知り、これは買わなくては思い、随分前から訪れたいと思っていた。 |
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2013 10,29 23:59 |
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ここは、やっぱり落ち着くなあ。そして、演者と観客の抜群の距離感がたまらんね。 志ん陽 「だくだく」 志ん陽師匠って、らくごカフェだとまくらがちょっとエロくなるよねえ。もうエロックマな感じ。しかし、何を言ってもほんわかして許せてしまう卑怯な風貌だなあ。 間抜けな泥棒とすっとんきょうな主人公の楽しい高座に仕事の疲れも癒される。 三之助 「らくだ」 旅する噺家、今日はいったいどこの空?という感じで、忙しく飛び回っているよね。 長講の「らくだ」の時でさえ、いつも通りの長いまくら。(笑) 大作熱演という感じだったね。三之助師匠であれば、もっともっとそれぞれの登場人物の描写に期待してしまうなあ。酔っぱらってもう1つの人格に変貌する屑屋は流石だったが、他の人物に対してはさらなるものを求めてしまう。彼なら、もっと人間の内面に潜む感情までも表現できるからね。次回、次々回とさらなる期待を抱かせる高座だった。 志ん陽 「素人義太夫」 義太夫好きの主と店の奉公人とのやりとりが最高に可笑しい。人間というものは自分さえ良ければいいというのは、今も昔も同じこと。落語って笑いながらも人間への洞察がすごい。古今亭は、サゲまでやらずに「寝床」にならない志ん生師匠のバージョンで演じることが多いね。 終演後は、久しぶりに両師匠、らくごカフェのスタッフと話しこんでしまいタクシー帰りに。店主青木さんとも久しぶりに話せたよ。青木節健在で良かった! |
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2013 10,13 22:25 |
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幸之進 「家見舞い」 前座に成り立ての頃から拝見しているけど、随分と表情豊かになってきたなあ。まだまだ噺をこなそうとしていて余裕がなく、あ、この台詞もうっちょとためて言ったら笑えるのになあとか惜しいところが散見される。でも、こなして行く中で変わって行くのだろうね。 吉幸 「相撲巡業」 何度も聞いている房総の夏のお寺の落語会のまくら、でも何度聞いても笑ってしまう。 すっとぼけた登場人物が出て来る噺は、この人の真骨頂。 談幸 「木乃伊取り」 なんでしょう、驚くくらいブラックなまくら。ここまでひどいことを言う噺家さんて、他にいないというくらいブラックだよ。なのに何故か笑っちゃう、憎めない、というか好きになっちゃう。多分、こけにされた当人も許しちゃうはず。 「木乃伊取り」は、初演なのだとか。談幸師匠が演じると、そんなのまるで分からない。全てがもうずっと前からの持ちネタみたい。 登場人物の全てが個性的で、どの人も実在するみたいに、感情表現が素晴らしい。言動と振る舞い、建前と本音、人間の優しさと弱さ故に揺れ動く登場人物たちが愛らしい。 ロケット団 漫才 スキャンダルや不祥事を起こした有名人や企業は、漫才のかっこうのやり玉。笑っちゃうけど、会場に関係者がいないかひやひやしちゃう。 談幸 「三軒長屋」 この噺をかける噺家さんは、それだけで尊敬する。そして、この噺を淀みなく演ずる談幸師匠は、本当に素晴らしい。場面は、ほぼ3つ。三軒のそれぞれの長屋の部屋。でも登場人物は、ものすごく多い、そして場面展開はスピード感あり、また台詞が長く、寄席ではほぼかからない。独演会ならではの大作だ。 特に最初の鳶頭の家での女房と若い衆とのエピソードは、映画の爆笑アクション巨編だね。(笑) 大熱演の中、サゲまであと少しというところで、会場中に響き渡る携帯電話の巨大な着信音、もうかなりがっかり。さすがの談幸師匠もあまりの音の大きさに噺を中断。なんとか取り戻して、サゲに向かったけど、後味悪いなあ。本当に携帯電話、なんとかならないだろうか。 それでも、なにがあろうと談幸師匠の落語は素晴らしい。もっともっといっぱい聴かなくちゃ。 |
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