栗ッピング
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2012
04,01
17:35
第19回 朝太の会
CATEGORY[落語]
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ぎりぎりに着いたらもう満席。仕方がないので、高座のほぼ真横に陣取る。いつもとは違った角度で観るのは面白かったけど、首が疲れた。もうすぐ真打の勉強会にしてはキャパが狭いな。そろそろここも卒業かねえ?

歌太郎 「代脈」
「来年、真打に大抜擢が決まった」と朝太さんがエイプリル・フールのネタとして言っていたけど、冗談抜きで僕が小三治師匠だったら、この人を推す。
ちょっぴり年寄りじみていて、ものすごくオーソドックスなまくらや語り口だけど、余計なくすぐりがなくてもものすごく落語に惹き込まれる。ものすごい実力を持った人だと思う。今後一番期待できる二つ目だ。

朝太 「唖の釣り」
会場に子供がいると、子供にも分かりやすいネタがかかりやすい。今やテレビでは観ることができない、生の落語会ならではのネタだ。
朝太さんで何度も観ているネタだけど、何度観ても楽しい。

朝太 踊り

朝太 「子別れ(下)」
本当にいい噺家になった。素晴らしい出来だ。新しい一面を見たようだ。秋に向け、トリネタをどんどん増やしているなあ。例の場面では、目頭が熱くなった。
されど、しんみりしすぎず、ほのぼのとしていい噺を聴いたなあという実感だ。

終演後、刺客登場。朝太さんの奥様の素敵なスマイルとセールストークにやられて、はなしかグッズを買わされた。(笑)
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2482/第19回 朝太の会
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2012
03,31
16:14
ヒトラーに愛された女 真実のエヴァ・ブラウン
CATEGORY[書]
ヒトラーに愛された女 (真実のエヴァ・ブラウン)ヒトラーに愛された女 (真実のエヴァ・ブラウン)
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映画やドキュメンタリーで、その存在は知っているものの、どんな人物だったかはあまり知られていなエヴァ・ブラウン。ヒトラーの隠された愛人として生き、死の直前にヒトラーと結婚し、その後二人で自決した。33歳という短いながらも、ものすごい一生を送った女性だ。

彼女のことがあまりよく分かっていないのは、当時、国家と結婚したと宣言していたヒトラーは愛人の存在を隠しており、公式の場に彼女が出ることは一切無かった。彼女と接触できたのは、一部のヒトラーの取り巻きのみ。彼らも彼女がヒトラーの愛人だからということでの付き合いなので、良く思っていないが、表向きはそうは言えず、戦前の記録は好意的だが、戦後は自分の生死に関わってくるので、自己欺瞞の証言ばかり。戦前も戦後もエヴァについて、何が真実なのかが分からない。

エヴァもエヴァで、二度も自殺未遂をして、自分の存在をヒトラーに訴えている。それが愛ゆえのものなのか、寂しさゆえのものなか、時の最高権力者の伴侶になりたいという策略だったのか、これも良くわからない。ただ、敗戦前夜の戦火のベルリンへヒトラーを求めやってきて、結婚してともに自殺した事実から、ヒトラーを愛していたと考えるのが筋だろう。
ヒトラーの愛人になった時から、死を常に身近なものとしていたようだ。ヒトラーがいるから周りの者がちやほやしてくれる。それは十分に分かっていたので、ヒトラーになにかあれば、自分は生きてはいられないと感じていたようだ。まさに命がけの恋だった。そう聞くと、ドラマチックにも思えるが、市井の娘が時の権力者の愛人になるということは、富と自尊や虚栄のためのようにも思える。事実、戦中はかなり裕福な暮らしをしていた。

正直、互いに何故惹かれ合ったのかはよく分からない。二人がやりとりした手紙は、エヴァの妹に託され、どこかに埋めて隠してくれと伝えられたが、今もって発見されていない。それ意外の記録文書は、焼却されているか、嘘の証言記録ばかりだ。誰が本当のことを言い、誰が嘘を言っているのか、本当に分からない。

映像や文字記録がこれだけ残っている時代ですらこの程度だということと、当時の人の証言や記録は多分に自分の都合のいいことしか書かれていない。そうしたものだけで現代人は、歴史や歴史上の人物を解釈しているわけで、その他のさまざまな歴史上の人物もわれわれが今思い描いているのとは全く違うものかもしれないと感じた。

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2012
03,21
23:59
三之助をみたかい?in 東京 Vol.21
CATEGORY[落語]

鈴本では、真打披露興行の大初日。そんな落語ファンの大イベントの日にぶつかった今回、お客さん少なめかなあと思ったけど、いつも通り結構入っていたね。
シークレット・ゲスト(って言うんだ)は、古今亭志ん吉さん。若手の噺家さんがゲストというのは、とってもいいね。日暮里サニーホール コンサートサロンにて。

志ん吉 「饅頭怖い」
ゲストとはいいながら、先輩芸人の独演会の前方にもかかわらずフルバージョンの40分。あっぱれじゃない?(笑)なかなか聴けないフルバージョンだしね。しかし、いきなりゲストの長講に今日の終演時刻が心配に。(笑)

三之助 「牛ほめ」
まくらは、本日正式解禁の「はなしか」グッズの誕生裏話。落語協会の資金調達を狙っているのか?(笑)
ネタ卸しの「牛ほめ」。所謂前座ネタだけど、前座ネタほど難しい。されど何度聴いても味わい深い。与太郎の可愛さと憎たらしさをやらせたら現在三之助の右に出るものはいないと思う。楽しくて愛しいキャラだ。

三之助 「転宅」
これは、二つ目時代の初期の頃に何度か聴いたことがある。最近、あまりかけていないなあと思っていたら、久々に聴けた。
間抜けな泥棒と気丈な女のかけあいが面白い。泥棒の間抜けで弱いのに強がって見せるところ、実は怖いと思いながらも強がって見せる女の描写が秀逸だったね。

終演後は、三之助師匠、志ん吉さん、ロビーに残っていたお客さんと打ち上げへ。
御用達にしていた会場近所のお店が二軒とも閉店。なんでだろうねえ?日暮里駅近所のビルの居酒屋へ。
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わいわい楽しい打ち上げが終わる頃には日付も変わる。

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2012
03,18
12:56
早朝寄席
CATEGORY[落語]
久しぶりの早朝寄席。一之輔さん最後の出演とあって、開演1時間前の9時に鈴本演芸場に着いたのだけど、もうすごい行列だった。予想通り、早めに来たのは正解だったけど、もっともっと早く来ている人がたくさんいるんだよなあ。
とりあえず、先に入場していたお知り合いさんの近くの席を確保。すぐに場内満席になり、立ち見のお客さんの姿も・・・。

ロビーでは、三之助師匠たちが、落語協会のゆるキャラのグッズを先行発売していた。

正太郎 「星野屋」
男と女の掛け合いがいいねえ。嫌な女の描写が上手い。

こみち 「芝居の喧嘩」
今日の出演者で唯一の女性が、一番男っぽくて荒々しい噺。(笑)

朝也 「七段目」
最近不思議な風格が出て来ているなあ。歌舞伎役者の表現は、秀逸だ。

一之輔 「不動坊」
登場するや大喝采。近年希有な大物だ。観客を楽しませるということでは右に出るものがいないほどのエンターテイナーになっている。時事ネタもふんだんなくすぐりが多くの笑いを誘う。表情も面白く、それだけでも観客を笑わすことができる。とにかくこの人の落語は楽しい。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2479/早朝寄席
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2012
03,11
14:01
Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち (★★★★☆)
CATEGORY[映画]


今年必見の一本。饒舌かつ雄弁な肉体表現に圧倒される。
もともとピナ・バウシュ主演で撮影に入るはずが、クランクイン直前にピナが急逝したため、その伝承者たちの出演のみとなった。ピナは、映像で出演しているが・・・。

最近のハリウッド映画を観ていると3Dにする理由がよく分からないないが、この作品には唸らされた。3Dは、飛び出してくるというより奥行きが感じられる。それを上手に利用して、画面がレイアーに分かれている。前面、センター、奥とそれぞにダンサーが配され、観客は実際の生の舞台を観ているような錯覚を覚える。映画は、劇場と違ってアップで見られるので、踊り手が目の前で舞う、まるで特等席で鑑賞しているようだ。この映像表現で日本の能を観たくなった。

オープニングの「春の祭典」で心を鷲掴みにされ、圧倒される。これほどまでに音楽と肉体表現が調和するのかと驚愕させられる。その動きは、言葉が無いのに饒舌で、世界標準言語のようだ。

3D映像だと画面が暗くなるのが残念だが、斬新な映像表現と、そこで繰り広げられる圧巻のダンスシーンに脳みそが頭の中でクルクル回転し、心臓が体中を走り回り、血液が猛スピードで駆け巡るかのように大興奮した。

ピナがいない喪失感はある。ただピナの精神と魂は、教え子たちに伝承されている。

映画ならではの表現に溢れ、映画館でこそ観るべきの希有なドキュメンタリー。
ミュージカル映画としても超一級。栗4つ。
新宿バルト9 スクリーン5にて。
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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2478/Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち (★★★★☆)
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2012
03,03
17:42
ヒューゴの不思議な発明 (★★★★☆)
CATEGORY[映画]

これは、良い意味で期待を裏切る素晴らしい作品だった。アカデミー賞が技術部門のみの受賞になったのが残念だね。
予告で観た感じでは、ありきたりの冒険ファンタジーに突入かと思ったけど、実は映画ファンに捧げた美しいオマージュだった。映画好きにはたまらない展開だ。その一方で、楽しい冒険活劇を期待していくとちょっと肩透かしかも。アカデミー賞に11部門もノミネートされたのに、米国では1億ドルを超えるヒット作になっていないのはそれが理由か。タイトルから子供向けのように思われてしまいがちだが、大人のファンタジーだ。

玩具屋のおじさんが何者か分かっていく過程が面白い。また、図書館での映画の歴史をひも解く場面の美しさはにはジーンときてしまう。

ラストがもうちょっと余韻が残る形で終わればもっと素晴らしかったのになあ。
突拍子もない俳優サシャ・バロン・コーエンがとってもいい味出している。

映画ファンのための美しいファンタジー、栗4つ。
3Dもとても効果的に使われていた。

ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン1にて。
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2012
02,28
23:16
らくごカフェに火曜会 (三之助・朝太)
CATEGORY[落語]

柳家三之助師匠のfacebookページ「柳家三之助推進本部」がタイムラインに切り替わったよ。新しくなったデザインをぜひご覧あれ。

さて、最近忙しくて平日はなかなか行けないらくごカフェ。でも三之助、朝太となれば行かねばならぬ。

朝太 「時そば」
秋の真打昇進で志ん陽に。独演会では、それに向けてかこのところいろんなネタに挑戦していて、やる気を出しているなあと思う今日この頃。

三之助 「試し酒」
酒飲み三之助の代表作のよう、これは本当に何度も聴いているな。それでもその度ひきこまれるからすごいよな。

三之助 「浮世床」
これも三之助師匠では一番聴いているネタの一つだ。テンポよくぐいぐい噺の中にひきこまれる。まるで本当に床屋で話を聞いているようだった。

朝太 「三方一両損」
ほんわかしている朝太さんだけど、以外と江戸っ子の啖呵をきるところや喧嘩の場面は迫力あるんだな。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2476/らくごカフェに火曜会 (三之助・朝太)
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2012
02,22
22:58
落語四派深川亭
CATEGORY[落語]
会社から地下鉄で一駅の深川江戸資料館へ。この会、第2回目だそう。前回も行きたかったけど、出張と重なっていたんだよな。

吉笑 「道灌」
上手。前座さんなのにくすぐり入れたりして、でも嫌みが無い。飄々としていて面白かった。

時蔵 「身投げ屋」
展開やサゲが容易に予想できてしまうこの噺は、分かりやすいだけに難しいと思うよ。

兼好 「蒟蒻問答」
ほとんど縁がない円楽一門だけど、兼好師匠だけは別格にいいなあ。この師匠の高座は、何度でも観たいと思うよ。

米福 「締め込み」
こちらもほとんど縁がない芸協さんだけど、面白かったなあ。童顔だけど、妙にがっちりしていて、そのアンバランスな雰囲気での女房の描写が最高に可笑しかったなあ。

談幸 「ねずみ穴」
なんど聴いてもいいねえ。ジーンときちゃう。でも誰がやってもいいって訳じゃないのよねえ。この噺は、噺家を選ぶな。談幸師匠は、本当に素晴らしい。登場人物の想いがそれぞれに滲み出て、人間は身勝手だけれども愛すべき存在であるといういい噺だよなあ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2475/落語四派深川亭
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2012
02,12
23:20
ドラゴン・タトゥーの女 (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]

レッド・ツェッペリンのカバー「移民の歌」にのったメタル・リキッドなオープニングが最高にクールだ。これは、すごい映画と期待させる。
確かに2時間40分、飽きないんだけど、展開は意外と普通だ。それでもフィンチャーらしい映像と猟奇シーンは健在。
残念なのは、「ゾディアック」にあった緊迫感とドキドキ感がないこと。圧倒的演技を見せるルーニー・マーラが超人すぎるのがその理由だろう。また、キャスティングから、映画ファンなら簡単に犯人が誰か分かってしまう。おまけにラストのどんでん返しも予想の範囲内だ。

栗3つ。フィンチャーならもっとできると期待してしまう。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン10にて。

劇場前のカフェ Breathが期間限定でパンナム・カフェになっていた。飲み物のコースターが、パンナムロゴになっていた。ドラマ「パンナム」のタイアップみたい。貴重なパンナム・グッズが展示ケースにたくさん展示されていた。あれ、販売してくれないかなあ?
DSC03471.jpg

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2474/ドラゴン・タトゥーの女 (★★★☆☆)
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2012
02,05
15:23
J・エドガー (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]

クリント・イーストウッド監督の新作。初代FBI長官の人生を描く。主役のレオナルド・ディカプリオは、本当にいろんな役をこなすなあ。演技力あるのに、アカデミー賞は縁遠いんだよねえ。

盗聴や諜報活動で有力者のスキャンダルを牛耳り、大統領をも影で脅していたという曲者。当然、敵も多いし、危ない橋を渡っている。そのはずのに映画ではいとも簡単に行え、緊迫感も緊張感もない。同監督の『チェンジリング』にあったあのスリリングな演出は見る影も無い。
エドガーの秘書の関係、エドガーと副長官の関係、エドガーと大統領、上院議員との駆け引き、どれも中途半端だ。
多くの興味深いネタに溢れているのにもったいなあ。もっと鋭く突っ込んで欲しかった。

悪名高いエドガーだが、科学調査の導入や州を超えた連邦捜査のFBI を作った功績は大きい。

それにしても人間の人格形成に母親の存在は、大きいなと感じた。

せっかくの題材が緊迫感のない中途半端なドラマになってしまい残念きわまりない。
栗3つ。TOHOシネマズ六本木ヒルズにて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2473/J・エドガー (★★★☆☆)
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