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2012 06,18 23:55 |
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代演で市馬師匠が出てたんだってねえ。がんばって間に合いたかったけど、仕事が終わらず、鈴本演芸場に着いたのは仲入り前。
馬石 「替り目」 途中から。後ろの席で遠目で拝見。 小菊 粋曲 仲入り中に最前列へ移動。久しぶりにかぶりつき。 圓太郎 「粗忽の釘」 長くやってたなあ。それでいて最後のサゲまで行かない。(笑) 仙三郎社中 太神楽曲芸 先週は、拝見した時は2回とも二人だったので、久しぶりの三人。三人の方が笠の舞が奇麗だな。 三之助 「三井の大黒」 三之助の左甚五郎は、味わい深いね。短気で粗野な江戸の職人との掛け合いが楽しい。最後の場面は、知っているのにジーンと来ちゃうなあ。 三之助と飲むかい? ブルーマンデーを吹き飛ばせ! この日の終演後も「三之助と飲むかい?」の企画。土曜と違って、月曜から飲む人ってどれくらい来るかなあと思いきや、12人も集まった。演芸場近所の「ねじべい」というレトロ風情なお店で鶏肉を食らう。師匠を囲んでの楽しいおしゃべり。また企画するので参加したいという方は、ぜひ三之助推進本部まで。 |
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2012 06,16 23:47 |
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町屋から千代田線へ湯島へ。ダッシュで鈴本演芸場へ。途中何度も「キャバクラですか?」と聞かれて面倒くさい。
三平 「荒大名の茶の湯」 途中からというか、ほとんど終わりかけてた。 ゆめじ・うたじ 漫才 割り箸のネタは妙に好き。終演後に食事に行くと必ず話題になるね。 正蔵 「悋気の独楽」 髪伸びたなあ。 燕路 「かんしゃく」 もともとは違うんだろうけど、最近では、めっきり小三治一門の噺として定着してきたなあ。それぞれに違うけど、どこかやっぱり小三治師匠の片鱗が見え隠れして面白い。笑いどころは少ないけど、実家のお父さんに諭される辺りは樋口一葉みたいで好き。 小菊 粋曲 お客さんが多いと演奏される「寄席スタンダード・ナンバー ヘの八番」が登場。(笑) 圓太郎 「祇園祭」 この噺は、あんまり好きじゃないんだけど。圓太郎師匠だと楽しいね。 仙三郎社中 太神楽曲芸 大好き。何度観ても楽しい。 三之助 「景清」 久しぶりの三之助の「景清」。この間飲みに行った時に、この芝居の間にかけたいと話していたっけ。土曜でたくさんのお客さんだから、もっと単純に笑いの多い噺で来るかなと思ったけど、あえてこの噺にしたんだね。 身勝手な主人公の気持ちもよく分かる、人間とはこういうもの、落語が魅力的なのは何百年と変わらぬ人間の営みがそこにあるかだ。 上野の情景も目に浮かんでくるようだ。主人公の人物設定も表現も秀逸の三之助の十八番の一つ。 三之助と飲むかい? 梅雨のサタデー facebookの三之助ファンページである三之助推進本部で「三之助トリの高座を観て、その後、師匠を囲んで打ち上げしよう」という企画。常連さん、初めての方など入り交じり、20人近くで打ち上げへ。終電まで楽しい時間を過ごした。三之助師匠を観たい、応援したい、一緒に飲みたいって方は、ぜひ三之助推進本部まで。 |
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2012 06,16 18:00 |
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本日は、落語はしごの日。まずは、愛する談幸師匠の独演会。たっぷり3席、幸せすぎる。談幸師匠の落語会があるまで行ったことがなかった町屋へ。それ以来、このムーブ町屋は、結構お馴染み。
談幸 「百川」 祭の四神剣の話を絶対にまくらでしないと現代では通用しない噺。それなのに結構、落語会でかかるのは何故なんだろう?田舎から出てきたばかりの奉公人百兵衛と短気な江戸の職人のかけあいが面白いせいかな。 談幸師匠の百兵衛さんは、可愛く愛嬌があって楽しい。 談幸 「心眼」 身勝手な人間の内面をえぐった落語。心よりも外見をとってしまう人間の浅はかさが滑稽でもあり切なくもある。サゲが秀逸な落語の一つ。人間の弱さと優しさを主人公に投影させる談幸師匠の噺に惹き込まれた。 きらり 「那須の与一 扇の的」 「平家物語」の有名な一節。講談も面白いよなあ。ぐいぐい惹き込まれた。きらりさん、淀みなくパワー溢れる表現に圧倒された。講談ももっと聴きに行きたいなあと思った。 談幸 「酢豆腐」 普通なら「心眼」で閉じるなかなあと思いきや、最後が「酢豆腐」か。でもその方がからっと楽しくあっけらかんと会がはねていいのかもね。 最前列で拝見していたので、思わずもどしちゃうのないかと思うくらいの表情だった。 終演後、急いで上野へ。 |
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2012 06,13 23:34 |
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自分が贔屓にしている噺家が寄席でトリを取る。これは、すごく嬉しいことだ。寄席のトリは、真打しか取れない。真打なら誰でも取れるかというと、そうではない。席亭に認められる芸が無いといけない。では芸達者なら取れるかというと、伝統芸能の世界にも市場原理は働く。客を呼べない噺家には、引き合いは来ない。寄席のトリには、やはり格別の思いがある。
会社帰りなので途中から。 小菊 粋曲 本当に寄席の彩り。小粋な歌を聴きながら、お酒が飲みたくなる。 最後の曲で弦が切れるハプニングが。 歌武蔵 「代書屋」 歌武蔵師匠の高座は、いつも楽しいなあ。 仙三郎社中 今日は、仙三郎さん、仙三さんのお二人だけだった。ちょっと寂しいなあ。何度も観ているのにその度、ひきこまれる。土瓶は本当に秀逸。舞台を舞う笠は、ずっと見ていたい。 三之助 「転宅」 落語は、芝居同様生もので、その日の観客席にも様々な影響を受ける。自分の独演会だと、客席のほとんどが自分のファンだが、寄席の客席にはたまたま前を通りかかって入った人などいつものと違う雰囲気が漂う。三之助師匠もいつもの長いまくらを抑えめにして、ネタで真っ向勝負する。独演会も楽しいし素晴らしいが、寄席でトリを取る三之助もまた別の魅力に溢れていて見応えがある。 三之助の落語は、登場人物が面白い。過剰なデフォルメやくすぐりも無い、それでいて市井の人々が生き生きと描かれている。そこに惹き付けられるなあ。本当は怖いの強がってみせる女主人と強がっているけど間抜けな泥棒の掛け合いが悲哀たっぷり。 終演後、出口で待ってようかなあとも思ったけど、涼しかったので駅の方へ歩き出したら、三之助師匠から電話が。あれ、客席にいたのバレてた?ということで二人でサシで打ち上げぇ〜。餃子を食べた。 |
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2012 06,12 21:55 |
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毎年8月に浅草演芸ホールで開催されている「住吉踊り」。その練習は、結構前から始まっていて、熱心に一番練習に参加しているのは二つ目さん達らしい。でも実際の本番での出番は、ベテランの師匠たちに比べると随分と少ないのが現状。そこで、若手中心のメンバーで日頃の練習の成果を観てもらおうという趣旨。 太目で体が重たそうなのに抜群に踊りが上手い朝太さんを座長に、総勢11名の若手噺家さんが集まった。あ、小円歌師匠とゆたかさんもいたけど・・・。実質リーダーは、時松さんなのは見てすぐ分かるけどね。(笑) 時松 「道灌」 ぼたん 「半分垢」 才紫 「黄金の大黒」 小円歌 三味線漫談 朝太 「欠伸指南」 仲入り後は、踊り。お馴染みの「奴さん/姐さん」、「深川」、「かっぽれ」と住吉踊りが若々しいパワーで繰り広げられた。あの可笑しい寸劇もふんだんに盛り込まれ、お腹を抱えて大笑い。特に粋歌さんのレディース暴走族のヘッドvs.気の弱い朝太さんのコントは大爆笑だった。 そして、舞台の上で次から次に繰り広げられる踊りの数々は、ずっと見続けていたいほど楽しい。これだけ踊れるのに出番が無いのは、そりゃフラストするよなあ。 今回の若手の住吉踊りスピンオフの会、素晴らしい企画だ。またやって欲しいなあ。皆がんばってね。もうすぐ浅草の舞台も君たちのものだ。 |
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2012 06,09 23:30 |
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往年の傑作「カイロの紫のバラ」を彷彿させるロマンティックなラブ・コメディー。ただ、「カイロ」に比べるとかなり笑いの度合いは少なく落ち着いた感じ。クスクス可笑しいけれどね。
冒頭のパリの案内シーンが美しすぎる。パリのあらゆる有名な場所が次々に現れては消えて行く。「ああ、ここ行ったことある」と多くの人が思うだろう。 誰もが羨むような生活をしているのに、現代の生活と現在の恋人にどこか満足できない主人公。恋人とその両親とで出かけたきたパリで、夜な夜な1920年代へとタイムスリップする。その手法がウディ・アレンらしく鮮やか。コール・ポーター、フィッツジェラルド、ヘミングウェイ、ピカソ、ダリなどその時代にパリにいた憧れの人物と出会い、ピカソの恋人だった女性と恋に落ちて行く。 尚古主義一辺倒だったウディが自ら結論を出すクライマックスは、そうした達観をする年齢になったのかなあとも思うし、それが人間で、それが人生なんだなあとひしひしと伝わる。 「カイロの紫のバラ」では身勝手な人間が残酷で悲しい結末を生むが、こちらの作品は、前向きで新たなスタートを気付かせてくれる優しい展開で終わる。「重罪と軽罪」「マッチポイント」「私の中のもう一人の私」など、人生の厳しく残酷で立ち直れないほどのつらいラストシーンを突きつけたきた作品もあったけど、今回はその点、見終わった後も重々しくない。僕は、残酷なラストの方が好きだけどね。 栗4つ。丸の内ピカデリー2にて。
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2012 06,06 12:11 |
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今回の展示とほぼ同じ内容の展覧会が30年ほど前にあった。東京国立博物館の本館での開催で、当時も「日本の至宝」が帰って来たとものすごく話題になっていた。中学生だった僕、それまで美術展の絵画というと印象派やルネサンスなど西洋のものばかり観ていたけれど、この展覧会は、日本美術の素晴らしさを気付かさせてくれた。特に「平治物語絵巻」の荒れ狂う炎の描写には、ものすごく感銘を受けて、大人になったらボストン美術館へ行こうと思ったほどだ。
そして、大人になってからボストンへ行き、真っ先にボストン美術館へ行ったのだけど、日本美術の展示コーナーはとても狭く、そして江戸時代の看板の展示とかそんなものがやっていた。所蔵していると展示しているとは別問題なのだ。まあ、別の機会の時に観たボストン美術館の浮世絵展の色鮮やかさに驚いたけれど、本当に保存状態良く保管してくれている美術館なのだろう。 という訳で、ボストンに行けばいつでも日本美術の至宝が観られるというのではないので、こうした展覧会は本当に貴重だ。 当然、展覧会は大混雑。平日でも入場規制がかかるほど。全部をゆっくりなどはとても無理。ということで、30年前に観た絵巻との再会に注力し、ガラスにへばりつきながら鑑賞した。やはり、展示されていた2巻の絵巻は、圧巻だった。 「吉備大臣入唐絵巻」は、全巻展示。普通、絵巻ものの展示は一部分だけが鑑賞できることが多いが、今回は全部観られた。これは、まさにSFアドベンチャー。超能力を持った吉備大臣は、空を飛び、厳重な警備の王宮に忍び込み、スパイ活動などして、唐の皇帝が出す難題をクリアしていく。阿倍仲麻呂の幽霊が出て来たりと当時から想像力溢れるストーリー展開がされていた。 続く「平治物語絵巻」は、「吉備大臣・・・」と比べると絵画の技術力と表現力が飛躍的に向上していているのがよく分かる。30年前に驚愕した炎は、当時の感動のまま、そして登場人物の細かい動き、表情は、時に迫力があり、時に切なくそして残酷で、戦に翻弄される人間の運命が凄まじい。 他にもすごい作品がたくさんあったけど、個人的にはこの2巻の絵巻との再会に尽きる。 東京での展覧会は、終わってしまったけど、来週から名古屋のその名も名古屋ボストン美術館での展覧会が始まる。続いて、来年福岡、大阪と巡回する。 ボストン美術館展ホームページ その後、常設展示へ。 特別展では、人だかりで全体を観るのが困難だった横山大観の「雲中富士」も常設展示ではゆったり観られる。特別展に展示される作品も常設展示に通っているとゆっくり観られるので、国立博物館を頻繁に訪れるといいと思うよ。 |
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2012 06,05 23:32 |
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今井美樹のライブに行ってきた。またしても連れてきてもらったんだけどね。前回は、バンダナがプレゼントされたけど、今回はなんとCD。過去のビルボードライブでの公演からの採録だけど、ヒット曲のオンパレードでベストアルバムみたいだ。 このコンサートの特徴は、ピアノ伴奏のみ。フルバンドの通常のコンサートとは違った選曲、アレンジになっているみたい。ピアノのみかつ小規模なホールなので、バラード中心だけど、シンプルだけに歌声を満喫できる。 選曲は、かなり渋めな感じがして、ヒットチャートを賑わした楽曲が必ずしも演奏されるわけでなく、有名な「PRIDE」も原曲とはかなり違ったアレンジだった。このバージョンが聴けるのもこのコンサートの楽しみなんだろう。 夫婦ともどもロンドンに移住してしまうので、しばらくは日本のファンの前から遠ざかってしまうそうだけど、帰ってきた時にはまたここでコンサートをしたいとのこと。 CDを聴いて、コンサートの余韻に浸るとする。 |
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2012 06,05 23:02 |
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ビルボードライブでの食事。第一ステージで怪我人が出たらしく、入場がかなり遅れた。というわけで食事のコースを頼んだのだけど、時間も少なくなったのと、料理が出てくるのもすごく遅くて、食べ終わる前にコンサートが始まってしまった。 ビルボードライブの会員なので、最初のドリンクは無料。ここからの眺めは素敵。有名アーティストのコンサートを観ながら食事ができ、雰囲気もいい。こういう時、やっぱり東京っていいなと思う。 せっかくなので、今井美樹スペシャル・コースを頼んでみた。 なにが今井美樹コースなのかと思ったら、食材に彼女の出身地である宮崎県産のものを使っているからみたい。 冷製パスタ。これは、ちょっといまいちだったなあ。草食べているみたいだった。 この辺りからコンサートが始まってしまい場内が暗くなった。 ポーク。ポークのソテー、好きなんだよなあ。 白い杏仁豆腐までもオレンジになっちゃった。 今井美樹スペシャル・メニューは、こんな内容だった。 |
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2012 05,31 23:07 |
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ついに行ってきた。あのタモリをして「日本一美味しい餃子」と言わしめたパラダイス山元さんの餃子を食べたきた。僕も一応餃子会員ではあるんだけど、ここのお店を予約するのは至難の技。いつもダメで、もう半分あきらめていたんだけど、会社の後輩の同餃子会員が今宵の権利を射止めたので、連れてきてもらったのだ。 パラダイスさん、以前空港でお会いしたことも覚えていてくれて、また有名人なのに親切で腰が低いその応対には感激しちゃう。 そして、餃子。皮はもちもちとしていて、中身はジューシー。噂に違わず本当に美味しい。もうバクバク食べられちゃう。これは、なかなか予約が取れないのも納得。美味しくてたまらない。パラダイス山元さんを家に連れ帰りたいくらい。味もすごいが、次から次に出てくるアイデア満載の餃子にびっくりだよ。 名物ゼナキング餃子。パワーでちゃうね。 肉だけ餃子。その名もクォーター・パウンダー。柚子胡椒でいただく。 クォーター・パウンダーを大葉で包んだ餃子。これもベスト・マッチング。絶妙なバランスのテイスト。 チーズ餃子。チーズの香ばしい香りがたまらない。ニンニク入りタバスコをかけていただく。イタリアンと中華の出会いがメキシコでハッピーな感じ。 おかひじきの餃子。中は、おかひじきがびっしりで真緑。サクサクとしたおかひじきの食感とヘルシーなグリーンなテイストがこれまたたまらない。 熊本の海鮮餃子。熊本で採れた海鮮素材を入れたシーフード餃子。かじると汐の香り。 翡翠の色をしたヘルシーな野菜餃子。 火山の窪みに海老ラー油を入れて、しらすと一緒に召し上がれ。 キーマカレー餃子。鶉の玉子の下には、カレー。 店に突然、ハッピー・バースデーのメロディーが。メンバーに誕生日の人がいたので、パラダイス山元さんの粋なはからいのデザート。 お店の中は、パラダイス・ワールド。これは、マン盆栽。宇宙飛行士と楢山節考? タワー、タワー。 まりもっこり。 土下座。シュレックが覗き見。 本を買ったよ。 サインをもらったよ。 ごちそうさまでした。 マン本が増えた。
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