2013 12,26 10:30 |
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2013 12,26 10:00 |
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台北の天気予報は、滞在中曇りか雨。一日くらい青空を仰ぎたくて、台湾新幹線に乗って高雄まで行ってきた。新幹線ができたおかげで南の高雄市まで最短で1時間半、十分日帰りができる。切符の買い方は、こちらの記事を参考にした。朝、台北駅に行ってみると、係員が対応してくれる窓口は長蛇の列。言葉も分からないし、この記事を参考にして自動販売機で切符を購入した。英語が選べるし、クレジットカードが利用できるのでスムーズだ。ただし、シートマップを見て座席を選択ということはできなかった。
無事、切符を買うことができた。座席は、普通とビジネスがあり、ビジネスは、日本でいうグリーン車。日本ほど金額に差が無く、今度またいつ乗るか分からないので、記念乗車ということでビジネスにしてみた。台北駅の新幹線ホームは狭く、また待ち合いスペースも無いので発車15分前までホームに上がることはできず、改札口近くの列に並んだ。 台湾の新幹線は、オレンジ色ベース。 車両の雰囲気は、こんな感じ。 乗車前に缶コーヒーを買ってしまったのだが、飲み物を配りに来てくれた。一緒にクッキーも。帰りは、チョコレートケーキだった。 飲み物は、何度も配りに来てくれて、何度ももらってもいい感じだった。 高雄までは最速で1時間半。全ての新幹線駅に停車するものだと2時間ほど。 高雄駅は空港のような明るい雰囲気。こちらは駅構内が広いので、発車の随分前からホームに降りられ、既に停車している車両に乗車できた。 |
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2013 12,25 21:40 |
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九份からの帰り道、台北市内に入ってから大渋滞。行きは1時間の道のりが帰りは2時間超えに。台北は、夜遅くまでお店がやっているが、宿泊しているホテル周辺は例外的に夜が早い。雨で服も靴も濡れてしまったので、部屋で着替えてホテル内のラウンジ・カフェ Azie grand cafeへ。
ホテルのロビーには大きなクリスマス・ツリー。それを囲むようにテーブルがある。見下ろせる2階に席を取る。 テーブル・チャージのおつまみ。アーモンドと、左はワサビ豆。このワサビ豆がすごく美味しくて、食べ始めたら止まらなくなっちゃった。 キールロイヤルで、メリークリスマス! シーザーサラダ 海老のジェノペーゼパスタ。美味しい。 メインにフィレ肉。これも柔らかくて美味しかったあ。 |
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2013 12,25 18:30 |
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午後は、現地ツアーを申し込んで九份へ。電車とバスを乗り継いで自力で行こうとしたけれど、雨模様なのでツアーをリージェント台北の目と鼻の先にあったJCBプラザラウンジで申し込む。集合・解散場所も日航ロイヤル台北とリージェントの隣でこりゃ便利だ。
台北から約1時間のドライブ。雨は、だんだん大降りに・・・(泣)。 聞けば、九份は一年の内200日以上が雨なんだとか。ガイドさんも「いつ来ても雨だねえ」って言ってた。 もともと金山として日本統治時代に栄えたが、閉山されると人々の記憶から忘れ去れた土地になっていた。それが、ニ・ニ八事件を真っ向から最初に撮りあげた侯孝賢監督の映画「悲情城市」が台湾で空前の大ヒットとなり、ロケ地であった九份のそのノスタルジックな景観を求める人々で今や台湾を代表する一大観光地となったのだ。 清水寺の参道のように観光客目当ての土産物屋、飲食店が連なる。雨も考えられてか、各店が軒先のファザードを出しているが、それでも雨は滴り落ち、皆傘をさしているので通行がとても大変。大雨だというのに、ものすごい観光客の数だ。途中、臭豆腐のお店も多数あり、その匂いにちょっとやられた。苦手ぇ〜。 日本人観光客には、映画「千と千尋の神隠し」のモチーフになった街並ということで人気となり、今や日本人もたくさん。オカリナを売っている土産物店では、日本人が通ると「千と千尋の神隠し」の主題歌を奏で、韓国人観光客が通ると「アリラン」を演奏していた。 ガイドさんには、「観光地値段だよ」と言われたけど、ものすごい雨だし散策をあきらめて一番有名な阿妹茶酒館へ。日本人観光客にもあまりに有名なので、日本語が通じるし、お茶の入れ方の説明も全部日本語でしてくれる。 この茶器セットが欲しくなった。 緑色だけど烏龍茶。これ、さっぱりしていてすごく美味しい。 最初は細長い方に注ぎ、茶碗に戻してから、香りをまず楽しむ。素敵。 お茶菓子もどれも美味しかったあ。これ日本でも買えないかなあ? 窓の鍵がレトロで素敵。 茶屋で長時間まったりし過ぎたけど、最後の力を振り絞ってちょっと散策。 雨でもやはりノスタルジック、ちょっと映画のワンシーンみたいかな? レトロな喫茶店もたくさんあったので、今度またゆっくり訪れたいな。 そして、日が暮れると一層ノスタルジックな雰囲気になる。 夜の九份は、こんな感じだった。また晴れた日に訪れたいな。 |
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2013 12,25 13:22 |
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若者の街、台北の原宿と呼ばれているのがここ西門町。なんとなく雰囲気が渋谷のセンター街に似てるな。確かに若い人が多かった。 煉瓦建築がたまらないかつての西門町のシンボル、西門紅楼。1908年建築で、もともとは台湾政府が初めて開設した市場だったそうだ。その後、映画館として使われ、1970年代以降は老朽化や火事などで廃れていき、最近リニューアルされて映画館、カフェ、ショップとして復活したのだとか。 このシンボル的建築が映画館だったということで、今でも西門町は20軒の映画館がひしめく映画の街だ。 若者の街なので、高級ブランド店はないが、原宿のように若者向けグッズの店やユニクロなどのカジュアル・ブランドの一大集積地となっている。日本の軽食店も数多く出店している。 新宿プラザもあったよ。 こうした懐かしい風情のお店もまだまだたくさん残っている。 街で見かけたポスター。台湾の美川憲一? |
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2013 12,25 11:56 |
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最近は、台北101に押され気味だけど、台北のランドマークと言ったらやはりここでしょ。広大な空間に巨大な中正祈念堂の佇まいは圧巻だ。中正紀念堂、台湾民主紀念館と政権が変わる度に名前が変わってる。地下鉄MRTの駅名になっているので、また改名すると大変だねえ。 長い階段を登り紀念堂の内部には、蒋介石のブロンズ像が安置されている。 こちらも巨大! 門も大きい。手前の人々と比較してみてね。 広場の両側には、オレンジ屋根のこれまた巨大な建築が向かい合って建っている。国立劇場と国立音楽堂で、ここは芸術に触れられる場所でもあるんだね。コンサートや演劇を観た後、会場を出るとこの景色、なんともいい余韻に浸れるねえ。 |
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2013 12,25 09:53 |
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朝食を食べてから龍山寺へ。1738年の古いお寺で、台湾を代表するお寺とのこと。他のお寺でも見られたが、門には電光掲示板が。 境内には瀧。 たくさんの人がお参りしてた。 お供え物は、近所のスーパーで買ってきたようなものが多い。これにはわけがあり、供えるのに重要なのはその品物の音(おん)。自分の願い毎、例えば「合格祈願」であれば「合格」という発音がある物を供えるような感じ。そして、お供えしてお祈りした後は、持ち帰って家族で食べるんだって。そうすると願いが叶うそう。 台北では、この龍山寺にいたときだけ晴れた。これもご利益? 龍山寺 <日本語サイト> |
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2013 12,24 20:56 |
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ホテルのすぐ近所にあった飲茶のお店。この辺りは、日航ホテルやホテル・オークラもあるので、日本人客が多いのか、店内は日本語が通じる。また日本語メニューもある。明るく清潔な店内で料理も美味しい。ちょっと残念なのは、日本語が通じるというだけで、ぶっきらぼうで偉そうな日本人ビジネスマンの比率も多い。なんなんだろうな、命令口調な態度。 とは言え、店員は皆さん親切で料理も美味しく、クレジット・カードも使えるのでとっても便利。21時ラストオーダーなのが、ちょっと早いかな。人気店なので予約した方がいいみたい。ツアー客が予約していると席がないこともあるような感じ。 お腹が空いているとついつい注文しすぎちゃうけど、お店の人が「そんなに頼んだら量が多いよ。」ってアドバイスしてくれた。(笑) 料理はどれも美味しいけど、ガーリックのきいた空芯菜がたまらん! 金品茶樓 台北市長春路16号(中山北路口) |
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2013 12,24 18:56 |
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台湾で最も高いビル台北101周辺は、巨大なショッピング街も形成されており、現在も拡大中。高級ブランドからカジュアルなものまで、ここに無いものは無いと言っていいくらいの集積度だ。
特に台北101のショッピングモールの4階の吹き抜けは、ここぞとばかりの高級ブランドを集めている。日本でも1つの建物にここまで集積しているところは無いんじゃないかなあ? ルイ・ヴィトン、ゼニア、プラダ、グッチ、バーバーリー、エルメス、カルティエ、シャネル、エトロ、ボッテガ・ヴェネタなどなどなど、みーんな大集合って感じ。下層階には、カジュアル・ブランドも大集結。 ここを出てもさらにショッピング・センターと百貨店が連なる。新光三越百貨店だけで4店舗もあった。 手前のビルの裏手にはシネコンも。 天気は悪いけど、街はクリスマスのイルミネーションがとても奇麗。 円高だったらなあ、もっと買い物も楽しいのに。 |
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2013 12,24 15:58 |
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その昔、台北のホテルで真っ先に思い起こしたのはここ圓山大飯店だったなあ。圧倒的な中国建築の外観、各国の政治家、著名人、映画スターなど蒼々たる面々がこのホテルに宿泊している。今回もここを考えたのだけど、最寄り駅まで徒歩で行けないのは観光には不便かなと思いパスした。それでも豪華絢爛なロビーは見てみたく、故宮博物院からタクシーで向かう。
いやあ、赤と金の荘厳な世界。すごいねえ。大階段の先に翡翠や象牙細工を扱うショップが並び、そのレトロな佇まいにノックダウン。ホテルの歴史を語る著名人が訪れた際の写真パネルも展示されていて、このホテルの迎賓館ぶりを知ることができる。 海外高級ブランド店がひしめきいつも人で賑やかなリージェントとは対照的な静かで落ち着きある佇まいではある。ただ、流行の先端からは遅れたちょっと場末の雰囲気も漂う。 せっかく来たので、ここでランチをすることにする。遅い時間だったのでランチは終わっており、ディナー前の軽いビュッフェタイムだった。 松鶴庁というレストラン。ここも天井が高くてゴージャス。ビュッフェだけどたくさんの料理が並んでいた。しかし、・・・・。 残念ながら料理はひどかった。台湾で食べた料理で、唯一ここだけがまずかった。一応、一流ホテルなんだよねえ、ここ? あまりのまずさにびっくり。他のレストランだったら良かったのかなあ?写真を撮る気も失せた。 温くふにゃふにゃな刺身、蒸し過ぎの乾いた点心、生のような粉っぽいお好み焼き、本当に料理人が作ったのと疑ってしまうひどさ。唯一美味しかったのは、ハーゲンダッツ・アイスクリームだ。 ああ、やっぱりこのホテルに宿泊しなくて良かった。ごめんね。建築は素晴らしいけど、料理はちょっと苦手だった。 圓山大飯店 <日本語サイト> |
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