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2015 05,16 22:09 |
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国立近代美術館の所蔵展MOMATコレクションの特別企画が「大阪万博1970 デザインプロジェクト」だ。CGが誕生する前のデザインが、大好き。気絶しそうなくらい萌え企画だな、こりゃ。
残念ながら展示室内は、写真撮影禁止だ。 大阪万博の記録映画を以前観たことあるけど、パビリオンの外観や内装、館内で流れる映像やイベントでのパフォーマンス、その全てのデザインが秀逸だった。あとは、山田洋次の映画「家族」で大阪万博に行く場面があったなあ。 展示室を撮影した動画がYouTubeにあった。 世界中から観光客が来るので、分かり易いピクトグラムは重要。デザインとは、凝るのではなく、削ぎ落としシンプルにすることが重要なのだと感じた。 一番萌えてしまったのが模型。大阪万博でのパビリオンのデザインは、もうびっくりするほど凝っていて、館内に入らなくとも楽しめちゃう。あまりに凝ったデザインであったため、会期終了後、壊すのが大変だったそうだ。後年のつくば博では、デザインよりも壊し易いパビリオンにしたんだよね。 60年代、70年代から見た未来の世界がとっても夢があって好き。当時のそれぞれのパビリオンがどんな内容だったのか知りたくなった。アメリカ館の月の石は有名だよね。 特にスイス館の美しさにほれぼれ。夜のライトアップの写真も飾ってあったけど、本当に良いデザインだなあ。 本当にCGは、デザインをつまらなくしたよなあ。 この展示も、明日5月17日まで。明日は、国際博物館の日の企画で入場無料。 関連書籍もたくさん出ていたのね。ミュージアムショップでもいくつか売ってた。
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2015 05,16 21:31 |
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東京国立近代美術館の所蔵展。たまにやっている常設展の特別企画で、通常料金で観覧できるが、展示されているのは、美術の教科書に出てくる日本画のオンパレード。藤田嗣治、梅原龍三郎、川合玉堂、安井曽太郎、萬鉄五郎、岸田劉生、上村松園、土田麦僊など、単独で特別展をやったら行列・混雑必至の画家の代表作がこれでもかと並んでいる。 藤田嗣治らしい白の絵もあれば戦争を題材にした大作も展示されていて圧巻。また、落語ファンには、鏑木清方の「三遊亭円朝像」、個人的には、川瀬巴水の一連の富士山作品にもう涙が止まらない。 とにかく、こんなにもすごい作品がゆたっりとした空間に贅沢に展示されているのに常設展というのがびっくり。大混雑の特別展に並ばなくとも、普段足しげく美術館に通っているとゆったりと素晴らしい作品を鑑賞できるのだね。 明日5月17日が最終日だけど、明日は、国際博物館の日で入館無料になる。明日は、混むかな? 所蔵作品展 「MOMAT コレクション」 国立近代美術館 5月17日まで。 |
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2015 05,16 18:35 |
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彼女の作品は、初期はそれほど認められなかったそうだけど、確かにぶっ飛び過ぎていて、なかなか理解されなかったんだろうなあ。初期は、ちょっと地味な色使いだけど、着物の柄の緻密な描写には将来の片鱗があった。 狭く細長い最初の展示室に初期の作品が飾られ、そこを抜け広い展示室に入った途端、爆発する色彩に一気に囲まれ、思わず声をあげそうだった。北海道で観た二作も来ており、嬉しい再会となる。 個人的に圧巻だったのは、「火山(浅間山)」。山は、確かに時間と光の関係で様々に表情を変える。しかし、球子が写し取ったその姿は、あらゆるものが超越されている。まるで山が硝子のように透明になり、蠢くマグマが変化するような、この光景はいったい何? どうすれば、こんな風に見えるのだ? 隣に展示されていた「死火山(妙義山)」は、神話に出てくる世界のよう。この世に確かに存在するのに、まるでどこにも無いような不思議な景色だ。 ムンクのように心象風景を表現しているような空や波、クリムトも卒倒しそうな煌びやかで緻密なデザインにも、脱帽。いつまでも展示室から立ち去りがたかった。ネットや書物で見たことある絵も、実際見るとまるで違う。本物の迫力は、本当にすごい。 今回、スケッチもたくさん展示されていた。これまでの巨匠の作品をかなり模写している。しかし、それが自分の作品にどこにも現れていない。いろんなものを吸収しつつも、作品として表現する際には、完全に自分のオリジナルになっている。 色彩感覚と大胆な構図に本当に圧倒された。 東京近代国立美術館での開催は、5月17日まで。この後、6月12日(金)〜 7月26日(日)は、愛知県美術館に巡回する。 生誕110年 片岡球子展 〜 5月17日(日) 東京国立近代美術館 6月12日(金)〜 7月26日(日) 愛知県美術館 |
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2015 05,10 15:48 |
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オランダ旅行を計画中の友人向けのオランダ情報。
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2015 05,09 11:31 |
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楽しいバリ島滞在を終え、ングラライ国際空港で帰りの飛行機にチェックイン。ビジネスクラス以上は、カウンターではない専用のチェックイン・サロンのようなものがあった。普通のチェックインカウンターは混雑していたけど、こちらは空いていたね。
そこでちょっとトラブル。チェックインの受付のお姉さんに「出国税をいただきます」と言われ、あれそう言えば昨年もそんなのあったかもと思い出す。うかつだった。すっかり忘れていて、車をチャーターした観光ガイドさんと運転手さんに気前よくチップをあげちゃってた。 出国税はいくらと尋ねると200万ルピアとのこと。手持ちの紙幣を数えると195万ルピアしかなかった。US20ドルでもいいよと言われ、ドル紙幣を数えてみたら15ドル。ことごとく500円ほど足りない。日本円やクレジットカードはダメらしく、一度チェックインエリアから外に出て換金してきてとのこと。外にで出て案内所で両替の場所を聞くと、出発階にはなく二つ下の到着階に行ってねとのこと。到着階に降りていくと、やはり両替所がありそうもない。また案内所で聞くと、現地ガイドなどが出迎えするエリアより中とのこと。行っても大丈夫と聞くと、問題ないって言うので、到着客の流れに逆走して両替所に行き円をルピアに替える。 と思ったらeチケットにインドネシアの出国税は含まれていた。ガーン。TAX D5がそうだったらしいんだけど、どっちにしろその場では分からなかったよなあ。 慌てている時には、全てがダメ。手荷物検査で籠に入れた腕時計を忘れて立ち去ろうとしたら、親切な人が教えてくれて気づく始末。危ないところだった。 ガルーダ・インドネシア航空のラウンジは、現在改装中なのか、テンポラリーなラウンジだった。中にトイレが無いのでちょっと不便。 飛行機は深夜発。うどんだけ食べて、寝る。疲れていたのか熟睡。帰りの飛行機は、あっという間な感じだった。 着陸前の食事は、和食に。やっぱり機内食は、ANAやJALの方が美味しいね。でも、ANAやJALのエコノミー料金にちょっと足したくらいの値段でビジネスクラスになるのだから、ガルーダはお得。シートがフルフラットになるだけで本当に体が楽だよ。 次の旅行のために、月曜からまた一所懸命働くぜ。 |
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2015 05,08 18:55 |
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バリ島で観光らしい観光をしたのはここだけ。今回は、ほとんどホテルから出ない旅だった。 せっかく来たので、宿泊した東側ではなく、有名な西側の夕陽を見ておこうということで、タナ・ロット寺院へ向かう。これまでの滞在中ほとんど群衆を見なかったので、大勢の多彩な国籍の観光客に海外旅行に来ていたんだなと実感。 寺院は、海に突き出した崖の上に建っていて、神秘的な雰囲気を醸し出している。満潮時には、寺院への道も浸水するそうだ。 干潮時には、歩いて寺院の近くまで行ける。 シルエットが美しく空に映える。 この日は、雲が多く水平線に沈む太陽は見られなかったけど、それでも噂に違わず綺麗だった。これが水平線に沈む時は、もっともっと綺麗なんだろうなあ。 |
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2015 05,08 13:59 |
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最終日、チェックアウトまで部屋でぼうっとするため、Do Not Disturbの印の魚の置物を部屋の前にかける。 前日、シュノーケリングのクルーズから帰ってきた際に、フロント・マネージャーに声をかけられ、日本に戻る飛行機の時間を聞かれ、チェックアウトしてから何をするのと尋ねられた。飛行機は、真夜中発だから、ホテルを出たら車をチャーターしてあるので、観光してそのまま空港へ行くと言うと、ではチェックインは12時だけど、車が迎えに来るまでに部屋を使っていいとのこと。という訳で14時まで無料でレイトチェックアウトができちゃった。 滞在中、ずっと良い天気だった。昼間は青い海、夜は満天の星空、本当に天国みたいな場所だったよ。 敷地内に点在するヴィラは、高床式。 チェックアウトの際も総支配人はじめ、たくさんのスタッフが見送りしてくれた。ホテル自体も素敵だったけど、やっぱりスタッフの皆さんが素晴らしすぎて、今回もアマン・マジックに魅了された。スタッフ一人一人に最高のホスピタリティー精神を徹底できるのは、一体どうやって教育しているのだろうと、本当に不思議。 チェックアウトの際にラゲージに付けてくれるバゲージ・タグ。昨年のアマンジオに続き、二つ目のアマンキラを手に入れた。このバゲージタグ、各アマンで色や形が違っていて、中にはとってもユニークなデザインのものもある。アマンリゾート全制覇して、全部集めたいなあ。 |
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2015 05,08 09:56 |
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2015 05,07 21:22 |
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アマンキラでの最後のディナー、何にしようかなあと思ってメニューを物色。なんとライスターフェルがあった。以前、オランダのアムステルダムでオランダ生まれのインドネシア料理として紹介された。インドネシアにもあったのね。10種類の郷土料理を一度に食べられるもので、2時間前までに要予約となっていた。レストランは、夜しか開いていないので、レセプションで今夜できるか聞いてみたら、大丈夫とのこと。また、「さらに気分を盛り上げたいなら、バリの伝統的な衣装を貸し出す」とのことなので、お願いしてみた。今日は、夜にプールサイドでバリの伝統舞踊があるので、それを見てからディナーにする?と聞かれ、せっかくならその舞踊もバリの衣装を着て観たいとお願いする。部屋に衣装を持って着付けに来てくれた。
バリの正装。こんな感じ。下は、インドネシアのろうけつ染め布地バティックを巻き、その上からまた白地の生地を巻く。アクセントの赤い生地、裾からバティックもちょっとだし、頭にも巻物。ちょっと王族みたいじゃない? バリの伝統舞踊も素晴らしかった。全三幕で、演奏だけのプレリュードの後、女性による王宮で働く女性の舞の一幕、二幕は少年の舞、三幕は、カエルの舞。美しい王妃に恋をしたカエルが神に祈り人間の王子となって結ばれるというもの。カエルの舞は、二匹の小さいカエルのダンスも可愛くて、また女、男、神のそれぞれの舞も本当に素晴らしかった。これは、はまってしまいそう。 その後、プールサイドに設けられた特設テーブルで、ライスターフェルのディナー。肉、魚、野菜、ちょっとピリ辛なものもあったけど、全体的に日本人の口にも合う、とっても美味しいものだった。お腹いっぱいになるよ。 デザートのソルベ。氷でできた器が秀逸。 食後、せっかくの衣装なのでアマンキラのロビーでも記念撮影。 |
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2015 05,07 12:09 |
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午前中、アマンキラ所有の船でクルージングへ。ホテルから車で近くの港まで送ってもらい、そこから乗船。他の人のブログ記事などで、二組から三組同乗というのを読んだことがあったけど、今回は他の客は誰もおらず貸し切り状態。二階がサンデッキのようになっている。白い柔らかめのクッションが敷き詰められていて、横になって眺める青空はまさに自分に覆い被さってくるかのようだった。ただ、かなり暑かったけどね。船の一階は、ちょっと揺れが強いので船酔いしそうになった。
途中、シュノーケリングもできる。バリ島にも浜の近くに珊瑚礁があったのだね。沖縄で見たことがあるような熱帯魚がたくさん泳いでいた。パンをもらったので魚にあげようとするとものすごい勢いで魚が手にアタックしてくる。 水中でも撮影できるカメラがあると良かったなあ。あんなにたくさん魚がいるとは思わなかった。 シュノーケリングは楽しかったけど、背中が火傷したように日焼けしてヒリヒリ。 船の上でランチ。 船からアマンキラの全貌が見えた。 ちょっと霞がかってはいたけど、聖なるアグン山も見えたよ。 これは、神々しい迫力。 |
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