栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2006
02,18
11:43
HND ---> FUK
CATEGORY[草枕]

羽田から福岡に向けて飛び立った。いつもながら目的の無い旅。内田百閒の「阿房列車」じゃないけれど、限りなく「阿房飛行機」に近い何の用も無い旅なの。

今 日は、なんか満席で混んでいたので、スーパーシート・プレミアムにしてみた。と、僕の後の席を振り返ると、筑紫哲也さんが乗っていた。暫くすると、ちょっ と失礼しますよと、その筑紫さんの隣にまた見たことある人が・・・。筑紫さんが「あら、誰かと思ったら、舛添さんじゃないですか。」と、舛添要一さんが隣 の席に座った。なんとも著名人が偶然にも隣同士で、ちょっと可笑しかった。

で、別に聞き耳を立てていたわけじゃないけど、二人の会話の声 が大きいのでいろいろと聞こえてきたよ。舛添さんは、今度新しくできる北九州空港を視察に行くらしい。福岡空港に着いたら、ヘリコプターに乗って空から北 九州空港を視察するんだと。舛添さん、八幡の出身だったのね。まあ、他にもいろいろ話していたけど、盗み聞きみたいだから、この辺で止めときやす。


朝食の時間帯だったので、軽食が出た。クラムチャウダー、クラッカー、パン、フルーツ、チョコレート。今月のドリンクは、ココアだった。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1249/HND ---> FUK
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2006
02,17
20:26
街頭テレビ出現
CATEGORY[散歩道]

会社の先輩の送別会に行く途中、ちょっと時間があったの銀座をぶらぶらしていたら、金時師匠にばったり遭遇。それから、汐留の方へ歩いて行くと、日テレの近くに街頭テレビが出現していた。

どうやら映画「力道山」のプロモーションらしい。当時は、街頭テレビで力道山を応援していたんだねえ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1250/街頭テレビ出現
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2006
02,15
20:29
ミュンヘン (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2316134_0E.jpg「シンドラーのリスト」では、ユダヤ人がナチスに何をされてきたかを描いていたが、この映画ではユダヤ人が何をしてきたかを描いている。まるで、エリ・ ヴィーゼルがアウシュビッツの体験を「夜」に書き、戦後ユダヤが何をしたかを「昼」に書いたように・・・。何をされたかだけでなく、何をしてきたかを見つ めている。その意味で、スピルバーグをちょっと見直した。

映画は、1972年のミュンヘン・オリンピックのテロ事件に発し、まあいきなり そのものから始まるのがスピルバーグらしいが、その後の復讐にドラマの焦点を置いている。いつものことだが、登場人物の内面の葛藤などは、全く演出できて いないが、淡々としていてかえってドキュメンタリーのようで良い感じにはなっている。

観るべきは、前半の演出で、当時の実際のニュース映像をからめた編集は、お見事。緊張感もあり、なかなかである。ただ、後半は、息切れして、編集も演出も粗くなり、普通の映画の展開になってしまうのが残念だ。

それでも、復讐が復讐を繰り返すこの悪循環を悲しく見つめるこの映画は、観る価値がある。いや、観るべし、観るべし、絶対に観るべし。

栗4つ。
スピルバーグの映画が面白いと思ったのは、「レイダース」以来だね。久しぶりに見応えがある。長い上映時間もあっと言う間。

丸の内プラゼールにて。

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2006
02,14
20:30
市馬落語集 @お江戸日本橋亭
CATEGORY[落語]
今日は、なんだか無性に「厩火事」が聴きたくて、会社を早めに出て(と言っても定時は優に越えてたが・・・)日本橋へ。市馬師匠となれば、絶対に良い噺を聴かせてくれるに違いないと・・・。

今 日は、幕が開く前から笑えた。前座さんが、アナウンスで次回の落語会の案内をしていたが、終わってからまたすぐアナウンスで「ただ今、師匠の名前を訛って 紹介してしまったので、言い直します」だって・・・。確かに、あのアクセントでは、魚市場とか青果市場の「いちば」だね。他の師匠の名前もネタの名前もこ とごとく変なアクセントだった。

で、一番太鼓が鳴り、二番太鼓が鳴って、お囃子かと思いきや、また前座さんのアナウンス・・・、「えー、 ただ今の二番太鼓、後半かなり乱れましたので、やり直します」だって。もう場内拍手喝采の大爆笑。しかし、やり直してもかなり下手くそだった。あんな調子 ぱずれの太鼓は、初めて聴いた。がんばれ、市馬師匠のお弟子さん・・・。

市松 「金明竹」
表情がまだまだ硬いがネタの面白さに助けられかなりウケていた。垢抜けしない、なんとも素朴な味はある。

市馬 「厩火事」
何 度聴いてもこの噺はいい。落語の傑作中の傑作。人間の本質を凝縮している。なんと人間とは、可愛く、可笑しく、切ない生き物なんだろう。構成もとっても良 く出来ていて、主役のお先さんと仲人の会話と、その中に挿入される孔子の話など、まるで一本の映画を観ているようだ。伏線も非常によく敷かれていて驚かさ れる。
市馬師匠のお先さんは、とても可愛く、可笑しくて大いに笑わせてくれるが、クライマックスの茶碗割りでは、涙腺が刺激されしみじみしてしまう。
また、落語のサゲも本当に良く出来ている。傑作の落語を粋な噺家で聴ける、こんな至福な時間はないのである。

市馬 「高田馬場」
こちらもあまり寄席ではかからない噺かなあ。聴くのは、二度目かな。前半の蟇の油の見事な口上から、一転後半の仇討ちを絡めた軽めの面白話は、肩の力を抜いてリラックスして聴けた。爽やかな満足感で寄席を出る。あー、やっぱり幸せだなあ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1252/市馬落語集 @お江戸日本橋亭
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2006
02,13
20:32
人穴
CATEGORY[日常]
FI2310178_0E.jpgいつも上を向いて歩こうおうおうな僕も、たまには、下を見てみようと思ったわけで。マンホールの蓋って、その土地その土地でいろんなデザインがあるらし い。以前、テレビの「タモリ倶楽部」で、日本中のマンホールというマンホールの写真を撮った人が紹介されていた。うーん、何事にも先人はいるもので、いま さら後追いするつもりはないのだけれど、そういえば、昨年、鳥取県の三朝温泉に行った時、撮影したマンホールの蓋があったので載せてみた。

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2006
02,12
20:33
せんす能楽公演「葵上」 @国立能楽堂
CATEGORY[舞台]

今日は、能を観劇に、国立能楽堂に行った。落語しかり、僕は、観客の想像力を刺激する芸能が大好きだ。この限られた空間で展開される奥深い世界がたまらない。客層は、着物を着た年配の人が多かった。総じて、かなり品がいい。外国人もたくさんいた。

開演前、ロビーで日本酒の試飲会が行われていた。美味しい日本酒をいろんな種類飲むことができて、それだけでも満足。いやー、日本酒って本当に美味しいねえ。

狂言 「棒縛り」
主の留守中に酒を盗み飲む二人の冠者を懲らしめる話。落語に似ている。人間の本質的可笑しさを表していた。

能 「葵上」
源 氏物語で有名な葵上を題材にした能だが、葵上は登場しない。葵上は、舞台上に敷かれた着物で表現されている。光源氏の寵愛を葵上が独占しているように思っ た六条御息所の生霊が嫉妬に狂い現れてくる。この六条御息所の生霊がシテ、つまり主役である。葵上を呪い殺そうとする六条御息所の生霊は、後半、般若の面 となり襲いかかる。それにしても、能面とは不思議だ。お面なのに、まるで人間の本当の顔以上に表情豊かで、見つめられるとまるでこちらの魂が吸い込まれて しまいそうだ。
謡の詞がもっと聞き取れれば、もっともっと楽しめただろうな。
それにしても厳かで荘厳な雰囲気は、たまらない。座りながら脳味噌がどこかへ旅をしてきたような、不思議な時間だった。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1254/せんす能楽公演「葵上」 @国立能楽堂
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2006
02,11
20:38
天空の草原のナンサ (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2303699_0E.jpg最初は、日比谷シャンテだったので、まあいいかと思っていたが、新宿のテアトルタイムズスクエアで続映が決まったということで行ってきた。

とにもかくにも、モンゴルの大自然が、テアトルタイムズスクエアの大スクリーンで観られるのは、それだけで感動ものだ。

映画の話は、たわいもなく、途中挿入される老婆が話す”前世”にまつわる伝説も、ありきたりといえば、ありきたりなのだが、都会人が忘れてしまった、というか経験したことがない、自然との共生が美しく描かれている。

これは、ドキュメンタリーだろうか? なんとも演技を超越したその姿は、本当に自然で人間らしい。犬も、ハゲワシもまるで人の言葉が分かるかのように、演じている、いや、本当の姿を見せているのかもしれない。

ストーリーは、本当にたわいない。しかし、地球上にこんな生活がまだある、それは、一見不便だけど、豊かさと潤いに溢れている。

僕は、ただの憧憬を抱くだけで、結局何も出来ずに都会の生活をこれからも続けていくのだろうかと、しみじみと思ってはみたのが・・・。

栗4つ。(モンゴルの大自然と少女と犬の美しさに一つおまけね)

新宿テアトルタイムズスクエアにて。

とにもかくにも、心は洗われる。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1256/天空の草原のナンサ (★★★★☆)
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2006
02,11
20:35
黒門亭・夜
CATEGORY[落語]
夜席の黒門亭に行ったのだけれど、なんとなく消化不良気味。お目当ての金時師匠は、いつものように素晴らしかったのだけど、今日は、目的は達成できなくて・・・。

章五 「権助芝居」
今日の前座さん。前座が、章五さんだとすごく嬉しい。得した気分。何度も書いているが、章五さんは、素晴らしい。前座で一番上手いと思う。正直、この人より下手な二つ目もたくさんいる。将来が非常に楽しみ。表情といい、目配せといい、なんとも心憎い技があるね。

小権太 「幇間腹」
多分、初めて拝見するかなあ。若々しく元気があっていい感じ。幇間という職業は、現代人には、なかなか想像しにくいが、落語の登場人物としては、この上なく適当だ。しかし、それだけに、幇間を演ずるのは、難しい。この話は、年輪を重ねた方がいいのかも。

藤兵衛 「鼠穴」
今 日の悲劇は、これ。実は、今日、金時師匠に密かにこの「鼠穴」をリクエストしていたの。金時師匠にこの間あった時、必ずやるからって言っていたの で・・・。そしたら、藤兵衛さんが、この話に入ったので、一瞬、「嘘っ」て心の中で叫んでしまった。僕は、藤兵衛師匠も大好きなので、まあそれはそれで良 いのだけれど、今日は、金時師匠の「鼠穴」を聴くつもりで来ていたので、少しばかりショックを受けてしまい、全然噺に集中できなかった。まあ、こんなこと もあるよね。先に出てやったもの勝ちだからねえ。

つくし 「年下の男の子」
今日の紅一点、新作という意味でも今夜のアクセントになっていた。でも、ついこの間、聴いたばかりの話だったので、ちょっと残念。他の噺が聴きたかったな。ま、僕がしょっちゅう寄席に通いすぎなのだから、しょうがないけどね。

金時 「一人酒盛り」
と いう訳で、本来の目的を達成できず、金時師匠は、別の噺を・・・。ああ、やっぱり金時師匠の「鼠穴」聴きたかったなあ。これは、季節物だから、この冬は、 もう無理だなあ。今月はもう、金時師匠の落語会ないもんなあ。来月は、もう春だし。この噺は、リクエストできないねえ。また、次の冬を待たねばならんのね え。うーん、すごく残念。
で、かかった噺が「一人酒盛り」。金時師匠のこの噺を聴くのは二度目。金時師匠の酔っ払いは、大好きなのだけど、心の奥底では、「鼠穴、鼠穴」と念仏していたかなあ。
ま、金時師匠の落語が聴ければ、ネタは何でもいいんだけどね、僕は。終演後、笑いながら「先にやられちゃったよ」と金時師匠・・・。

あ、そうそう、昨日に引き続き、今日もチョコレート配ってた。バレンタインデーの企画だそうで、本当は、昨日だけだったらしいけど、「余ったから」って笑いながらまくらで言っていた。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1255/黒門亭・夜
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2006
02,09
20:40
When a Stranger Calls
CATEGORY[いがぐり]
随分昔、中学生の頃だったかなあ、「When a Stranger Calls」という映画があって、その時の邦題は、「夕暮れにベルが鳴る」だったと思う。結構怖いサスペンスで、飛び上がった記憶があった。今週、全米映 画興行成績TOPになったのが、そのリメイクだ。あの当時は、固定電話だったが、今回の映画は、ポスターから携帯電話だと分かる。

最近、 会社に外人から電話がたくさんかかってくる。それも海外から。内容は、なんか怪しくて、ファースト・ネームを聞いたり、ジョブ・タイトルを聞いたり、君は マネージャーかと聞いてきたり、なんだか変。リクルート会社なのかなあ。それも、何度も何度もかけてくる。ミッシェルと名のったかと思うと、どう聞いても 同じ声なのに、今度は、リンダだって・・・。なんか、うさんくさいし。電話とはいえ、仕事の邪魔で迷惑。

今日、気がついたのだけど、「I’d like to talk to Mr.・・・」と聞かれて、僕は、「He is out of office, now」と答えていたかも・・・。正しくは、「He is out of the office」だ。

<良い子の英会話>
He is out of office now. -> 彼は、今、無職です。

He is out of the office now. -> 彼は、今、外出中です。

おお、冠詞って大切ね。ま、いいか。どうせ、でなくていい電話だし・・・。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1257/When a Stranger Calls
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2006
02,09
18:54
忘れえぬ名盤(13) トム・ウェイツ 「土曜日の夜」
CATEGORY[音楽]
トム・ウェイツで一枚を選ぶのは、本当に難しい。良く聴くという意味でも、「Closing Time」もはずせない。でも、やっぱりこれかな。とにかく渋い、声、メロディー、演奏、詞、どれも心に魂に染みる。ピアノマンで真っ先に思い浮かぶの は、僕は、やっぱりトムだねえ。

一曲目のピアノのイントロからもう虜、二曲目の「San Diego Serenade」で早、頬は涙に濡れてしまう。シンプルな歌詞なのに、心に突き刺さる言葉は、美しいメロディーに乗りつつ、渋めのダミ声で耳にこだまする。

トムの曲は、夜、酒を飲みながら一人に聴くのがいい。最近は、携帯音楽プレーヤーに入れて、外で聴きながら歩くこともあるけど、夜空の下で聴く「Drunk On The Moon」はには、しみじみとした感動がある。

いつまでも心に脳味噌に響き渡る名曲の数々に今日も涙しよう。

土曜日の夜(紙ジャケット仕様)土曜日の夜(紙ジャケット仕様)
トム・ウェイツ

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Tom Waits
The Heart of Saturday Night
1. New Coat Of Paint
2. San Diego Serenade
3. Semi Suite
4. Shiver Me Timbers
5. Diamonds On My Windshield (Looking For)
6. The Heart Of Saturday Night
7. Fumblin' With The Blues
8. Please Call Me, Baby
9. Depot, Depot
10. Drunk On The Moon
11. The Ghosts Of Saturday Night

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1258/忘れえぬ名盤(13) トム・ウェイツ 「土曜日の夜」
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