2006 11,25 16:47 |
|
2006 11,24 21:50 |
|
2006 11,24 19:54 |
|
熱海、神戸、長崎など、有名な夜景をたくさん見たけど、やっぱりここが日本一だと思う。 その理由の最たるものは、この地形にある。なんともそそられるこの自然のくびれだ。このくびれにそって人工のネオンが吹き出している。上からは空の色、両側から海の色が迫る。この何とも言えない自然と人工の調和が強烈な印象を残すのだろう。 初 めて、函館の夜景を見たのは、多分18年くらい前なのだが、その時は、もっと真冬で、前日に降った雪が函館の街を覆っていて、ネオンがその積もった雪に反 射して、何番にもキラキラの輝いていた。北国の澄んだ空気、積もった雪、自然の地形のくびれ、人工のネオン、これが揃った時の函館の夜景は、格別だ。 函館の夜景は、日没後すぐが美しいと地元の人は言う。夜になって函館山に登ってくる人がたくさんいるが、明るいうちに登ってきて、だんだんと変わっていく空と街を眺めているのがいい。 雪の積もった日の溜息の出るような美しい夜景をもう一度見たいなあ。やっぱり、真冬にまた来ないとなあ。 函館山の高さ300メートルという、この標高も、ちょうどいいのかもしれないなあ。 |
|
2006 11,24 18:58 |
|
函館戦争の舞台、五稜郭は、今は市民に開放された公園になっている。公園内からも堀の存在は分かるけど、中に入ってしまうと形は全く分からない。 という訳で観光用に建てられたのが五稜郭タワーだ。現在のは2代目で、今年の4月にオープンしたばかりだ。ものすごく綺麗で、初代より展望台の位置が高くなった。 各地にある観光用に作られたタワーには、景観と調和せず、つまらんものが多いが、ここ五稜郭タワーだけは、どうしても上から見ないと五稜郭たる所以が分からないので、しょうがないか。 それにしても、上から見ると本当に形がよく分かるなあ。 展望台は、窓が大きく函館の街を360度見渡せる。ちょっとしたジオラマが置いてあり、五稜郭のかつての姿と歴史の展示がある。 この星形の城の起源は、16世紀のヨーロッパの築城に遡る。防御側の銃の死角を少なくする構造として考案されたらしい。 ちなみに近所に、堀は作られなかったが四稜郭というのもある。 桜の季節は、美しい公園になるそうだ。 これが新しい五稜郭タワー。 |
|
2006 11,23 21:06 |
|
2006 11,23 20:09 |
|
2006 11,23 19:13 |
|
2006 11,23 17:16 |
|
2006 11,20 23:17 |
|
ピアノは、イタマール・ゴラン。 レーピンは、これからの人。ああ、今後がとっても楽しみだ。 ドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだらしく、ニューアルバムは、来年の秋に出るそうだ。待ち遠しい。 来日する度に聴きに行きたい! ヤナーチェク 「ヴァイオリン・ソナタ」 この曲だけレーピンは、譜面台を置いていた。確かにかなり難しい旋律の曲だ。まあ、あまり僕好みの曲じゃないけど、彼の卓越した技巧を満喫するにはうってつけだ。 ブラームス 「ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調」 僕好みの選曲。今夜は、これが聴きたかったの。2楽章の優雅な旋律。技巧だけじゃなく、こうした優しい旋律も聴かせてくれるなあ。 グリーグ 「ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ短調」 ブラームスで満足していた僕だったけど、この曲でボルテージは一挙に最高潮に・・・。なんともグリーグらしい旋律に酔いしれてしまった。2楽章でもう恍惚状態、もう酔いまくり。 ショーソン 「詩曲」 そ して恍惚は、この曲でさらに高まり、もはや天上に昇天してしまったかのような感覚。冒頭のピアノソロの後のヴァイオリンの第一主題の独奏に、鳥肌がたち凍 りついた。地上ある最も美しいものに触れた瞬間。このまま死んでも悔いはないってくらいの素晴らしさ。ああ、美しいものに包まれているというこの至上の喜 びは何ものにも変えがたい。 ワックスマン 「カルメン幻想曲」 なんかアンコールにちょうどよい曲だけど、美しい曲の後には、ポピュラーな主題を持ってきた。馴染みのメロディに心地よくなっているのもつかの間、後半の超絶技巧にもう興奮。 <アンコール> グラナドス(クライスラー編曲) 「スペイン舞曲」 サラサーテ 「ツィゴイネルワイゼン」 ブラームス 「ハンガリー舞曲 第7番」 ショスタコーヴィッチ 「プレリュード」 な、なんとアンコールが4曲。サービス満点だ。ポピュラーな「スペイン舞曲」に、なんと「ツィゴイネルワイゼン」まで。この曲の第2楽章大好き。アンコールでも恍惚・・・。鳴り止まない拍手。ああ、クラシック界の未来を体験した夜だなあ。 コンサートの後、アークヒルズのカラヤン広場のクリスマス・ツリーが綺麗だった。 |
|
2006 11,19 22:22 |
|