栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2006
12,16
17:08
樂美術館 「ゆく年くる年・光悦の足跡」
CATEGORY[美術館・博物館]

先日、東京・日本橋の三井記念美術館で楽焼の展覧会をやっていたのだけど行けなかった。行った人の感想を聞くと、皆大絶賛だった。それで、本家本元の京都は樂美術館にやってきた。「ゆく年くる年・光悦の足跡」という展覧会が開かれていた。

美 術館は、とても小さいけれど、なんとも心落ち着く素晴らしい空間が広がっており、また展示方法も渋く美しい。照明も素晴らしく、館内に焚かれたお香にも心 癒される。庭も小さいながらも風情があり、この空間に感動してしまった。いやあ、ここ本当に素晴らしい美術館、京都に来る度訪れたくなってしまった。

しかし、樂茶碗・・・、轆轤(ろくろ)を使わないその制作技法は、まさに「手の中の宇宙」と言われていることに納得してしまう。今回の展示には、椀の表面に絵や字
が書かれたものが多く、面白かった。


美術館の隣は、楽焼きの家元の家。というか、家元の家の敷地に美術館を作ったのかな。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/868/樂美術館 「ゆく年くる年・光悦の足跡」
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2006
12,16
14:10
京都そぞろ歩き
CATEGORY[草枕]

京都は、お寺や神社など和の建物をイメージしてしまうが、三条通りに代表されるように素晴らしい洋風建築も残っている。味わい深い町屋が並ぶ細い路地に、洋風建築を見つけるのもまた楽し。

写真は、京都府庁。立派な建築。昔の東京市庁もこんな感じだったのかなあ。


油小路にあった煉瓦建築。洗濯ものがたくさん干してあったので、普通に人が住んでいるみたい。羨ましい・・・。煉瓦の家、住んでみたいなあ。


醤油問屋?の蔵。もろみの香りがいい感じ・・・。


なんとも味のあるどこか懐かしい街角。表通りは、随分変わってしまったけど、まだまだこうした通りが残っているんだなあ。


堀川通り商店街。
二条城より北の堀川通りって歩いてことなかったけど、こんな風情のある商店街があったんだねえ。京都は、本当に歩くと楽しい街だ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/869/京都そぞろ歩き
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2006
12,16
12:14
雲海 @京都全日空ホテル
CATEGORY[グルメ]
京都にやってきた。とりあえずお昼ご飯。京都全日空ホテルの日本料理店「雲海」へ。リーズナブルな料金で美味しい。また京都らしい素材や味付けは、なかなか東京で味わえないので、とても楽しい。

席に着いてから出てきたお茶は、黒豆茶。これがまた香りも味も豆、豆、豆。最初のお茶で感激しちゃった。


前菜は、黒豆カステラ、梅人参、押し寿司、かすみ麩田楽、公魚昆布巻き、海鼠の小鉢。


吸物

牡蠣真丈、青菜、人参、柚。

柚って素晴らしい。あんな皮の欠片で何という香り・・・。


造里
鮪、鯛、間八。


焚合わせ
蕪蒸し
焼き穴子、銀杏、木茸、人参

穴子の焼き加減が絶妙。


焼物
鮭粕漬け、網笠柚、はじかみ

網笠柚が甘くて美味しい。柚のジャムのような甘露煮のような不思議な感じ。


替鉢
若鶏つみれ鍋、水菜、針生姜

お出汁が旨い。針生姜がいいアクセントだ。


椀
ひじき御飯、赤出汁、香の物

ひじき御飯には、梅しそも入って本当に入って美味しい。


水物
柿、グレープフルーツ・ゼリー

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/870/雲海 @京都全日空ホテル
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2006
12,13
22:23
加藤雄太展 ~記憶の予感~ @京橋・ギャラリー山口
CATEGORY[美術館・博物館]

Doblog仲間のUTさんの個展へ今日お邪魔してきた。白い空間にたくさんの彼の絵が並んでいた。タイトルは、どれも「記憶の予感」、そして空と丘と家のモチーフで統一されている。

写 真だとよく分からないが、色の塗り方がちょっと波打った感じで見つめていると緑の丘が海面のように揺らいでくる。そして空もゆっくりとゆらゆらと滲み始め る。キャンバスには、無数の傷がつけてある。空と丘と家の心象風景は、まるで傷ついた古いフィルムように脳味噌にフラッシュバックされる。画家の心象風景 は、気がつくと鑑賞者の心象風景とだぶってくる。「あ、これどこかで見た景色だ・・・」 なんとも不思議な空間にいる錯覚を覚えた。

キャンバスの素材も様々で、それによる絵のタッチの違いも味わえる。銀座のすぐ隣、京橋にあるギャラリーであなたの心の中の風景に出会ってみては?

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/871/加藤雄太展 ~記憶の予感~ @京橋・ギャラリー山口
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2006
12,12
22:25
ノスケ第18回 @日暮里サニーホール
CATEGORY[落語]
毎回楽しみな三之助、喬之助の落語会。オープニングの二人の漫才のような掛け合いも楽しい。なんとそこで爆弾発言、「来年3月の第19回で最終回」となる そうだ。喬之助さんが真打になるので、一旦卒業ということなのか。その最終回、2007年3月18日(日)日暮里サニーホールとのこと。

三之助 「千早振る」
最近は、執筆活動やインターネット落語会のプロデュースなどマルチな活動も輝いている我らが三ちゃんだが、やはり高座が一番だね。超メジャーなこのネタも大いに楽しめる。普段は、優しいお兄さんという感じだが、高座にあがると最近貫禄すら感じるなあ。

喬之助 「味噌蔵」
ネ タ卸し。本人も後で言っていたが、登場人物の設定が皆同じようで見分けが付きにくい感じがした。小三治師匠でこのネタを初めて聴いた時、腹がよじれるほど 笑ったが、最近誰がやってもこのネタの難しさを感じる。ケチな主人とその鬱憤から解き放たれた奉公人たちの感情をうまく対比できないと笑いに繋がらない気 がした。

喬之助 「元犬」
こちらは自由奔放に伸び伸びと演じられ、見ていて楽しい。時折見せる犬の怖い顔が、本当に犬のよう。

三之助 「芝浜」
ネ タ卸し。「ギリギリまで稽古してました、全部通したのさきほど楽屋で・・・」なんて毎度謙遜じみたことを言っているが、三之助は、ネタ卸しでもきちんとし たものを見せてくれる。まあプロの噺家なんだから当たり前なのだけど、その当たり前のことをしない噺家もいる・・・。大ネタでありネタ卸しという、演者、 観客ともに多少の緊張感があったが、噺が始まれば落語の世界にどっぷりつかってしまう。長講だが全然長いと感じなかった。終演後、時計を見てびっくり。
多少のたどたどしさがあったが、また三之助のこのネタを聴きたいと思う。またこの噺家の落語が聴きたい、それでいいのだ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/872/ノスケ第18回 @日暮里サニーホール
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2006
12,11
23:27
金沢駅
CATEGORY[草枕]

JR金沢駅前にイオン系のショッピング・ビル「フォーラス」がオープンしていた。すごい賑わいで、今までちょっと寂しかった駅前が活気づいていた。金沢駅にもショッピング・モールがあるが、こちらはどちらかというと観光客向けで、競合せず相乗効果がありそうだ。

これで金沢は、香林坊・片町、武蔵ヶ辻、駅前と3つの商業ゾーンができたことになる。立地条件の良い駅前が台頭に、北陸一の繁華街香林坊・片町がどう対応するのかな?駅から中心街への無料タクシーというのもあり、既に施策を打ち始めている。

古くからの商店街武蔵ヶ辻は、苦戦するだろうな。旧丸越百貨店の名鉄MZAと近江町市場があるけど、ダイエーは撤退し、駅と中心街に挟まれる形になる。

ただこの3つのエリアは、歩いてもたいした距離じゃなく、3カ所をうまく回遊できると魅力が高まるだろうな。市電が残っていれば良かったなのになあ。


駅前の地下に金沢市の立体模型が展示されていた。この辺り、駅が新しくなるまではお土産屋がたくさんあったなあ。北鉄金沢駅があるけど、大きなスペースがある割には閑散としている。

地元の学生が中心となって制作した模型らしい、こういうの作るの楽しそう・・・。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/873/金沢駅
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2006
12,11
18:29
石川近代文学館
CATEGORY[美術館・博物館]

賑やかなショッピング街である香林坊。そこにある地元百貨店大和の隣にあるのが、この近代文学館だ。もう素晴らしい煉瓦建築の外観で既に圧倒され、僕は、恍惚となる。街の中心にあるので、何度も前を通ったことがあるのだが、今回初めて中に入ってみた。

室生犀星や泉鏡花そして井上靖をはじめ、そうそうたる文豪がこの街の出身であり、またそれ以外にも本当に多くの作家が、この街に縁がある。文学を生む土壌なのだろう。

室生犀星の展示室では、彼の有名な詩「古里は遠きにありて思うもの、そして優しく歌うもの」の自らの声で読んだテープが流れ、彼の書斎が復元されていた。

歴代の泉鏡花賞受賞者もそうそうたる顔ぶれで、あ、これ読んだなあとかこんな作品あったなあとついつい独り言をつぶやいている自分がいた。


本当に立派な煉瓦建築で、この建物自体が美術品だ。こうした建物を街の中心に残し、そして中に入ることができるなんて、とても贅沢な日常だ。


もとは四高の建物で、中には四高の展示もある。井上靖の高校時代の部活の写真や、琵琶湖に沈んだボート部の新聞記事など、興味深いものだった。四高時代の 建物と敷地の模型があったが、この煉瓦の建物の裏にこれまた多くの校舎や寄宿舎があり、かなり大規模な施設だったことが分かる。


廊下には、学校らしい風情が残っている。


こちらは2階。窓が多いので明るい。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/874/石川近代文学館
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2006
12,11
17:34
金沢散策
CATEGORY[草枕]

もう、とっくに東京に戻ってきているのだが、金沢の街散策は、まだ続く。

煉瓦の建物も素敵だけど、こうした和の風情も金沢の魅力だ。紅葉は、もう終わり気味だけど、それでもそこかしこ名残がまたいとをかし。

今度またゆっくり観てみようと思う中村記念美術館、そのの敷地内にある旧中村家住宅。ここも和の至宝が溢れている。


21世紀美術館と観光会館の間にある通りは、もう古き良き日本の景色。いつもの散歩道にこんなところがあるなんて、かなり羨ましいな。レストランにもなっているようで、今度食事してみたい。


庭の木々まで雪吊りで金沢らしいなあ。


ラブロ片町。

片町は、北陸一の繁華街。夜も明るく賑やかだ。寂れゆく地方都市が多いなか、金沢は賑やかだなあ。街の中心に電車が通っていないのに、こんなに人がいるなんてちょっと驚き。昔は、市電も走る街だったので、残っていればもっとあちこち行けたのになあ、旅行者でも・・・。

ラブロ片町は、もと大和デパートだそうで・・・。大和は、香林坊に移転して大きくて近代的なデパートで、これまた賑やかだった。ロビーでクリスマスのコーラス隊が歌を歌っていたなあ。

北鉄金沢駅と野町駅を地下鉄で結んで相互乗り入れすれば、もっと賑やかな街になるような気がするのだが・・・。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/875/金沢散策
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2006
12,10
22:42
兼六園広坂休憩館
CATEGORY[草枕]

こんな建物があるの今まで気がつかなかった。そう言えば、兼六園は、何度も来たことがあるけれど、この辺りを歩くのは、初めてだなあ。

この建物、大正11年の建築で陸軍第9師団の師団長官舎だったらしい。休憩館の名の通り、今は誰でも無料で休憩できる。(笑) 館内展示は、学芸会みたいだけど、自由に休める談話室は、ソファとストーブとお茶が・・・。冬、旅行者になんともありがたいオアシスだ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/877/兼六園広坂休憩館
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2006
12,10
22:39
石川県立歴史博物館 (旧陸軍第9師団兵器庫)
CATEGORY[美術館・博物館]

煉瓦のマニアの僕には、もうこの外観だけでエクスタシー・・・。いやあ、金沢って本当に素晴らし建物がたくさん残っているなあ。

兵器庫の煉瓦建築が威風堂々と3つも並んでいるさまは壮観だ。それぞれ、明治42年、大正2年、大正3年のもの。戦後、金沢美術工芸大学を経て、現在は、石川県立歴史博物館に・・・。この煉瓦の建物に中に入ることができるなんて、涙もの。


21世紀美術館に行けなかった時間をここでかなり費やした。3時間近くいたかなあ。もうあらゆる展示を観て、あらゆる映像資料もむさぼったよ。

金 沢は、古い建物や街並みがたくさん残っているけど、さすがに明治、大正、昭和初期の映像を観ると、かなり違うねえ。陸軍第9師団が、金沢の街を行進して、 金沢駅で大群衆に見送られ、汽車の車窓の田園風景も見送りの人で、広島の宇品から軍船に乗るまでの映像すごかったなあ。

北陸の宝塚と言われた粟ヶ崎遊園の展示も感動的だった。知らなかった、こんな世界が金沢にあったなんて・・・。まるで夢の跡だ。

北陸の平賀源内こと大野弁吉の展示も面白かった。いやあ、かなり石川県通になったよ。しかし、知らないことがたくさんあったなあ。すごく勉強になった。面白かった。やはり、博物館はいいねえ。たまらねえ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/876/石川県立歴史博物館 (旧陸軍第9師団兵器庫)
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