| 2007 02,28 23:35 | |
| 2007 02,27 19:36 | |||
| 中学・高校の時、狂いまくったピンク・フロイドの初期のドキュメンタリー音楽映画。ポンペイの円形劇場で観客が誰もいない中でのコンサートの記録だ。会社の後輩がDVDを貸してくれた。 オープニングは、キューブリックの「2001年宇宙の旅」をイメージしたような宇宙の映像。フロイドが音楽を付けた「2001年宇宙の旅」、やっぱり観てみたかったなあ。 そ れにしても、フロイドの音楽は、宇宙にも大自然にもロンドンのような大都市にも、どこにもマッチするのが不思議だ。それでいて聴いていると、こことは違う どこかへの旅が始まる。しつこいまでのリフレインは、何故か全然飽きず、それどころかフレーズが繰り返される度にどんどん自分の脳味噌と魂が狂おしいまで の陶酔と恍惚におぼれてしまう。 収録されている曲は、「狂気」以前の初期のもの。ヴォーカルが少ない演奏中心の曲が多いが、とにかくひき こまれトランス状態になる自分が分かる。アビー・ロード・スタジオでの「狂気」の録音風景がいくつか収録されており、オリジナル・アルバムとは違うテイク の曲が触りだけだが聴けるのが、もう超超貴重。 曲と曲の合間のメンバーのインタビューは、あまりの若さにびっくり。まあ、そうだよねえ、36年前の映像だもの。デイヴ・ギルモアがものすごく美形だった。 名曲「ECHOES」の美しさは言うまでもないが、「ユージン、斧に気をつけろ」、「神秘」、「太陽賛歌」など初期も初期の楽曲の持つものすごいパワーに改めて圧倒されてしまった。 
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| 2007 02,26 19:38 | |
| 2007 02,25 19:39 | |
| 忠臣蔵の続きを楽日の今日、観てきた。やっぱり、僕は、菊五郎が好きだなあ。前回は、塩冶判官で切腹、そして今回も勘平で切腹だった。本当にこの人は、も のすごいオーラがある。舞台が引き締まるし、他を寄せつけぬ圧倒的存在感に惚れ惚れしちゃう。声もいいしなあ。戯けて滑稽な役も今回のような鬼気迫る役も どちらもすごい。五段目、六段目は、菊五郎の勘平で大満足! 後半のクライマックス七段目は、吉右衛門の由良之助、玉三郎のお軽 、 仁左衛門の平右衛門が演技で火花を散らす。玉三郎のしなやかな仕草は、他の女形と全然違う。女より女らしい。でも、声はちょっといただけないなあ。仁左衛 門も、なんと若々しいのだろう。正直、びっくり! 今回、結構、義太夫にも目が行ってしまい、ものすごい形相で語るので、こちらもびっくり。落語の「寝 床」を思い出しちゃった。(笑) 大詰めの討ち入りも、いつもの歌舞伎の殺陣とは違い、とてもスピード感があった。雪がはらはらと舞う舞台は美しく、日本人の美意識を刺激する。 忠臣蔵って、それほど好きな話ではないのだが、まあ、日本人なら一度は、歌舞伎か文楽で通しで観てもいいよね。 通し狂言 仮名手本忠臣蔵 五段目 山崎街道鉄砲渡しの場 / 山崎街道二つ玉の場 六段目 与市兵衛内勘平切腹の場 勘平 菊五郎 お軽 玉三郎 七段目 祇園一力茶屋の場 由良之助 吉右衛門 お軽 玉三郎 平右衛門 仁左衛門 十一段目 高家表門討入りの場 / 奥庭泉水の場 / 炭部屋本懐の場 由良之助 吉右衛門 師直 幸右衛門 | |
| 2007 02,24 23:41 | |
| 毎回楽しみにしている落語会の一つ。ネタ卸しの会だ。  たん丈 「やかん」(無学者は論に負けぬ?)  最近、前座さんは、たん丈さんと歌すみさんによくあたる。彼の「やかん」ももう何回聴いただろう。若者が出せない不思議な味がある。 文ぶん 「馬の田楽」 斜に構えたちょっと冷めた視線は、こういう噺によく合うねえ。突き放したような、それでいて観客を微妙な距離でちゃんとつなぎ留めている面白い雰囲気だ。憎たらしい子供の描写が秀逸。 弥助 「天災」 一見気の弱そうな風貌だが、ぽんぽんと威勢のいい主人公のたたみかける台詞が気持ちいい。なまる先生がちょっと押され気味な印象を受けたが、いろんな人物設定があるんだろうな。 ホームラン 漫才 場内爆笑、爆笑、大爆笑だった。ベテランのパワー全快。面白かった。笑いすぎた。ファンになった。というか子供の頃テレビで観たことある。懐かしやー。 三之助 「井戸の茶碗」 今 週二度目の「井戸の茶碗」のネタ卸し。同じ噺でも演じる人によって全く違う雰囲気になるのが落語の面白さ。今日の三ちゃんは、ちょっと固かったね。それで も、やはりこの人の持ち前の実力というか表現力というか、随所にキラキラ光るものがあり、「また聴きたい」と思わせる。普段は、ぬいぐるみのような可愛い 顔なのに、凄味のきいた侍の顔、気の弱そうな屑屋の表情など、変幻自在に切り替わる。 長講だから二つ目さんがかけるには、なかなか機会がないかもしれないけど、ぜひまた聴きたいものだ。 | |
| 2007 02,22 23:43 | |
| 1000回も講演したから、後は映画でねってことなのかなあとも思いながら、いやあ本当にプレゼンは上手だよ。日本の政治家もこれくらいアピールできればいいんだけどね。 内容は、別段、今更驚くようなことは何もなかったけど、よくまとまっていた。まあ、一歩的な視点しかないので、もうちょっとカウンタークレームを出して、それを論破するようでないと、ちょっと気恥ずかしいかな。 驚いたのは、映画館で僕を呼ぶ声が・・・。見ると、映画館にうちの会社の社員が10人もいたこと。環境部門の人たちだった。(笑) TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン5にて。 栗3つ。 | |
| 2007 02,21 23:44 | |
| 金馬一門の兄弟会。今日もadoさんが来てた。この落語会、二人とも皆勤賞だね。adoさんからいただいた栗のお菓子(すごく美味)をいただきながら落語鑑賞。全編ネタ卸しの会なので、緊張感もある。 歌すみ 「二人旅」 正直、つらかった。がんばってこのネタをぶつけてきたんだろうけど、まだ覚えたてでかなり危うく、また危ういまま池袋の落語会にかけるのはかなり無理があるなあ。でも、がんばれ歌すみ! 金時 「不動坊」 adoさん曰く、「金時さんって観る度、若々しくなっているわねえ」。なるほど、確かに肌の艶もよろしく、何か特別なアンチエイジングのトリートメントでもやっているのだろうか? 綺麗な後家さんを嫁に迎える主人公の子供らしい無邪気さがとても良く、一転、悪口を言われて仕返しをしようとする長屋の住人のちょっとすごみある対比が絶妙。間抜けな噺家が演ずる幽霊も大爆笑で、本当に明るく楽しい高座だった。 金也 「井戸の茶碗」 まくらで高尾山登山の話をしてた。そういえば、彦いち師匠の旅のスライドにもたくさん登場していた金也師匠、意外と(?)アウトドア派。 これ、好きな噺なんだよねえ。武士道の美徳を頑固に守り続ける若侍と浪人の間で翻弄される屑屋がめちゃくちゃ面白い。災難に巻き込まれる屑屋の情けなさそうな描写、こういうの金也師匠は、上手いんだよねえ。観ていて屑屋さんが本当に気の毒になってしまう。 小菊 粋曲 寄席では何度か拝見してる。なんとも優艶な風情で、大人だなーって感じの芸。お座敷で日本酒なんぞ飲みながら聴いてみたい。 金八 「猫の災難」 こういう調子のいい男を演じさせると彼の右に出る者はいないねえ。なんともマッチしたネタ選び。明るく華やかなのが金八師匠の高座。今回は、ちょっとおとなしめだったかなあ。 その後、打ち上げ。予約していたお店のミスで予約が取れて無く、暫し立ち往生。ようやく入れたけど、席は離れたり、注文は間違えたり、しょうがないお店だなあ。こういう時は、金八師匠の交渉術&取り仕切り。お会計かなり安くなったと思うよ。 | |
| 2007 02,18 23:50 | |
| 今日は、東京マラソンの開催日で、うちの近所も交通規制がされていて、まあ道路の広いこと広いこと。車が無いと、東京がものすごく広くなった感じだよ。晴 海から四谷まで都バスで行ってみた。いやあ、車が少なくてものすごく気持ちがいい。心なしか空気も綺麗になった感じだ。東京マラソン、毎週やってくれない かなあ。 さて、金翔勉強会。最近チラシが無いので、はて今日は、第何回だっけ? 金翔 「堀の内」 さすがにこなれていてテンポが良い。粗忽ものには傑作が多いが、演ずるのはかなり難しいと思う。トントンとたたみかけかつスムーズな噺の運びで笑いを誘っていた。 あやめ 「おていの般若の面」 講談は、あまり馴染みがないのだが、まくらは普通の漫談のようで笑える。一転、ネタは微笑ましく、一途なおていさんの可愛らしさがよく出ていた。 金翔 「禁酒番屋」 随 分久しぶりにかけたらしい。僕は、昨年頭、金時寄席で聴いた以来かな。演者と客席がとても近いので表情が良く見えた。僕のように噺の筋を知っていてあまり 笑わない客が見えるところにいるのは、噺家としてやり難いとは思うのだが、他のお客さんは大爆笑。池袋演芸場や黒門亭では笑いが起きないところで笑いが起 こるのは、逆に新鮮で、単純に落語を聴いて幸せそうな顔で笑っている観客を見ていると、僕も嬉しくなる。 「控えておれ」と命ずる番人の表情や台詞がとても面白かった。久しぶりにかけた割には、洗練されていてテンポも良く、番人たちの可笑しさと人間性が良く出ていた。 落語会の後、打ち上げ。 いろんな落語会の打ち上げに参加させてもらっているが、ここの打ち上げほど盛り上がる打ち上げはない。すごい盛り上がりというか、大爆発。「大晦日から新年のカウントダウン・パーティーか?」と錯覚すらしてしまいそう。(笑) あやめさんの強烈キャラと金翔さんのお友達のはち切れんばかりのヤングパワーに圧倒されっぱなしの夜だった。すっかり老け込んだ僕は、ちょっとばかり場違いか?と言いつつもまた参加させていただくよん。 | |
| 2007 02,17 19:51 | |
| 2007 02,14 13:57 | |

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