2008 02,17 16:46 |
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国立自然史博物館に行くために、Place Mongeという地下鉄の駅で降りた。地上に出てみると、どっちに行っていいか分からない。地図を持っているのに、地上に通りの名前が見つけられず、右往 左往。きょろきょろしていると、現地の人がフランス語で話しかけてきた。英語は通じないけど、一所懸命フランス語で道順を教えてくれた。方向示してくれ、 右とか左とか言ってくれた。
フランス人には、あまり良い印象を持っていなかったのだが、とても親切だった。やっぱり思い込みはいけないな。 途中大きなモスク(フランス語はモスケ)があったりしてなかなかに異国情緒もあった。 国立自然史博物館・進化大陳列館は、剥製動物たちの行進が圧巻だった。展示は、子供が喜びそうなものだが、ここは4層吹き抜けの建築もなかなかの見ごたえだ。 鯨の大きな骨格標本。 |
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2008 02,17 15:52 |
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2008 02,17 11:54 |
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2008 02,16 18:00 |
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2008 02,16 10:04 |
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土曜日の闇の中 光の帯をひいて あなたの住む街まで アテンション・プリーズ 能瀬慶子は、これを「ああアテーション・ぷりぃぃぃぃぃずぅ」と歌っていた。作曲は、浜田省吾だったのね。知らなかった。 という訳で、僕は今、成田空港で国外脱出前でござる。暫く日本よさようなら。三之助さんの会で会いましょう! ANAのラウンジで朝飯を食らう。 それから、UAのレッド・カーペットクラブへ移動。ちなみに僕が乗るのは、写真の飛行機じゃないよ。 では、行ってきまーす。 |
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2008 02,12 15:07 |
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敬愛する談幸師匠が、内弟子時代の思い出を綴った本。談志師匠と一つ屋根の下、知りたいような知らないほうがいいような、落語ファンならかなり気になるその生活を垣間見ることができる。 これは、危険な書物でもある。電車で読んだら、ニタニタ、ニヤニヤ笑ってしまう。おまけに、時々吹き出してしまう。 一見怖そうな談志師匠の優しさと可愛いらしさが全編に溢れている。師匠と弟子の関係、サラリーマンの世界にはない素晴らしい絆だなあと実感した。でも、師匠が絶対で、逆らえないってのは、僕には無理だなあ・・・。(笑) 先代の小さん師匠と食堂をはしごするくだりは、もう抱腹絶倒。 談志師匠のお酒の嗜好、歌の趣味など楽しい話題が盛りだくさん。 それよりも何よりも、やっぱり談幸師匠が素敵。落語への情熱と愛がひしひしと感じる。 まがい物が何気なく混じってのほほーんとしている今日この頃、本物の落語、本物の噺家は、立川談幸にあると、僕は、思うのだ。 談志狂時代―落語家談幸七番勝負 立川 談幸 (著) # 出版社: うなぎ書房 # ISBN-10: 490117424X # ISBN-13: 978-4901174244 |
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2008 02,11 21:09 |
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アン・リー、やっぱりすごいぜ。展開は、容易に予想できる範囲なのだけど、演出と役者の演技によってここまで奥深いものになるのね。映画って素晴らしい。 まあ、難を言えば、前半、演劇学生があんな大物を騙せてしまうという設定がちょっと感情移入できず・・・。金持ち婦人?貿易商の旦那?無理があったなあ・・・。 それから戦時下にしては、緊張感と緊迫感が無かったなあ。 でも、でも、でも、この余韻、この体の震え、やっぱり映画は素晴らしい!酔いしれたなあ。 この映画を大画面で観たくて、新宿まで行ってしまった。 新宿バルト9 スクリーン8にて。栗4つ。 日に何回か上映されるが、二回目だけ大きなスクリーンでの上映だった。 |
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2008 02,11 20:10 |
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2008 02,10 23:11 |
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古今亭朝太の会に出かける。この会、前から行きたかったのだが、ずっと平日の夕方で行けず、今回は、休日だったので足を運ぶ。
どちらかというとコロコロとしてぽっちゃりしていて三枚目風だった朝太さんだが、昨年のダイエット・レースで29キロの減量に成功し、なんか二枚目のイケメン風になっていた。おでこの辺りで余った皮がチャウチャウ犬のような皺になっていたけど・・・。 志ん坊 「子ほめ」 今日の前座さん。発声が出来上がっている感じ、堂々としている。落研出身かな? 八朝 「権助魚」 会の世話役も勤めている八朝師匠。朝太さん自身が大して宣伝していない会にこれほどお客さんが来るのは、八朝師匠の尽力なんだろうなあ。 ちょっとオーバー・アクション気味の権助だったが、今まで見たことがない感じで面白かった。おかみさんの表現が色っぽい。 朝太 「唖の釣」 与太郎が可愛く、最高に可笑しい。軽快なテンポ、表情も身振りも素晴らしく、このところなんかすごく良いなあ。 いっ平 「井戸の茶碗」 八朝師匠曰く「海老名家で一番良い子」、それはなんとなーく納得。されど、襲名イベントの派手さばかりが先行して、海老名家の落語の出来はいまいちだなあ。「林家は、古典が苦手ですが、今日は古典をやります」と宣言して、『井戸の茶碗』へ。よく動く眉毛は、なかなかなれど、さぐりさぐりの展開はとても怪しく、キャラクターが全然演じ分けられていない。どれも同じ・・・。 最後に何度もお辞儀して舞台袖に帰って行ったが、観客へのお礼というよりお詫びとしか受け取れなかった。 噺家には、いろんなスタイルがあっていい訳で、古典がダメならダメと割り切ってもいいのでは・・・。『井戸の茶碗』、せっかくの良い噺が台無しだった。 でも、三平になってがんばって! 僕はダメだけど、林家がいいという人たちのために・・・。 ホームラン 漫才 ものすごく楽しい、可笑しい。抱腹絶倒だ。「話は変わるけど・・・」と、強引にネタを変えるのもすごく可笑しい。 演芸は、生の舞台で見るに限る。客をいじりながら、本当に楽しい漫才だ。これからもたくさん聴きたい。 朝太 「宿屋の富」 こちらもとても楽しく可笑しい。このところ堂々としていて風格も出てきた。いっ平の落語がかすんでしまう。 主人公が金持ちだという大ぼら吹くシーンも、二等が当たる予定の話のくだりもとてもテンポが良くぐいぐい引き込まれた。 明るく楽しい高座、ずっと見ていたいと思った。 |
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2008 02,09 21:14 |
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Doblog仲間のUTさんこと加藤雄太さんの個展に足を運んだ。以前、京橋のギャラリーで開催された時も出かけたので顔見知り。
彼の作品のモチーフになっているのは、丘の上に建つ家と空だ。シンプルな構成と少ない色使いの中で心の風景を描いている。 今 回、際立って印象的だったのは、基本的なモチーフは今までと変わらないが、それらが様々な「揺らぎ」の中にあったことだ。ある絵は、岩に落ちた水が流れる ように下へ、ある絵は風が吹くように横へ、ある絵は湖面に映るように左右に、ある絵はまるで燃え上がる炎のように上へ・・・。 ギャラリーの正面奥にあった絵が、まさしく燃えるようにめらめら天上へ昇っていく炎のようだったが、色は、緑である。彼は、全て岩絵具で描いていて、それが独特の深みを出していた。 見たことないのに心にあるどこかで見た風景。心に浮かび、脳味噌に一瞬フラッシュバックされる不思議な感覚に陥る。 残念ながら、展覧会は今日で終了。次回、またどこかで開催される時は、ぜひ足を運んでみてはどうだろうか。 銀座の画廊で、美術談義。優雅な休日の午後であった。 |
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