2008 04,03 21:19 |
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2008 04,03 13:14 |
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2008 04,02 22:23 |
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開演の19時になんとか間に合ったと思ったら、前座さんは始まっていた。
市朗 「道灌」 途中からというか終わりかけていた。 こみち 「金明竹」 鳴り物入りの「蚤のかっぽれ」を期待していたけど、「金明竹」に。すねてぶっきらぼうな松公のキャラクター設定は、なかなか面白い。現代の若者に通ずるものがある。 扇里 「崇徳院」 天狗連や大学の落研でもこの人より上手な人はたくさんいる。この素人っぽさが逆に魅力なのだろうか?キャラクター設定も声の調子も皆同じで、上下をきっているのか首を傾げているのかも、なんかあやふやだ。 小駒 「佐野山」 明るくそつなくこなし、やはりこのレベルまでないとプロの噺家とは言えないよなあ。欲を言えば、毒なり個性なり、何かもう一つスパイスがほしいところ。 三之助 「棒鱈」 今日のメンバーの中では、別格。三之助のファンだからというお世辞を抜きにしても、これぞプロフェッショナルという芸を見せてくれた。他の出演者がまくらを振らずすぐ噺に入ったが、三之助は、まくらで上手に観客のご機嫌を伺い、「棒鱈」へ。観る度に良くなっている。噺は、まさに生き物、同じ内容なのに常に成長し違った側面を見せる。江戸っ子気質の酔っ払いの親方、その連れ、田舎侍、女中など、どのキャラクターもしっかり設定ができており、声色も調子も身振り手振りも表情も見事に使い分けられている。各キャラクターは、生き生きとしておりテンポも素晴らしく、これこそが落語の妙だ。 夢吉 「薮入り」 二つ目成り立てながら、既に芸協の将来を担っていると言ってよい。明るく楽しい高座、お猿さんのような愛くるしい風貌は、芸協若手の中の宝だろう。芸協の寄席には、めったに行かない僕だが、彼が出ているのなら、行ってみようかなと思う。 |
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2008 04,01 23:24 |
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今日は、愛しの歌姫カーラ・ボノフのライブに行ってきた。
ああもう泣いちゃうわ。こんな近くでカーラのライブが観られるなんて・・・。 声、変わらないっす。相変わらず、美しく済んだ声、高音もきれい。ケニー・エドワーズもニナ・ガーバーの演奏も素敵だった。それぞれのソロもあり、ケニー の歌声のニナのギターにしびれた。特にニナのギター・ソロは、なんと言う美しさ・・・。酔いしれた。 正味一時間の短いライブだったけど、こんな贅沢な空間、ひと時はないなあ。「涙に染めて( TROUBLE AGAIN)」、「If He's Ever Near」、「All My Life」などが聴けて良かったあ。でもでも、他にも聴きたい曲がたくさんあったよー。 しかし、この贅沢な空間でカーラの曲が聴けたこと、一生の思い出になるね。ああ素敵な夜だった。 |
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2008 03,31 23:25 |
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ボズ・スキャッグズとTOTOのコンサートへ。TOTOは、過去に何度かコンサートに行ったことがあるけど、ボズ・スキャッグスは、初めてだ。TOTOがこのコンサートを最後に無期休養に入るというので出かけた。
ボズとTOTO一緒にコンサートするのかなあと思ったら、第一部がボズで、第二部がTOTOだった。19時開演で、ボズが1時間30分、舞台チェンジのため30分ほどの休憩を挟んでTOTOがたっぷり2時間。終演は、23時で4時間だ。オペラかよ。(笑) 第一部のボズ。オープニングは、「LOWDOWN」だよ。あのイントロが流れ、もうそれで会場は早くもトランス状態。そして、あの声、あの声だよ。レコードと同じだよ、あの声だよ。変わってないねえ。しびれたあああああ。 続 く、「JoJo」、「Slow Dancer」で、もう会場はアンコールと見紛うばかりの熱狂。「WE’RE ALL ALONE」も生で聴けて、もう涙もの・・・。やっぱり来て良かった。デビッド・ペイチは、一部の後半から登場、最後にスティーブ・スカサーも登場して、 ちょっとジョイントっぽ雰囲気に。 第二部のTOTOは、ロッカーというよりお茶目なおじさんたちの同窓会という風情だった。今回、デビッ ド・ペイチが久々にステージに参加。ボズが出ているからか、TOTO不遇の時代も応援し続けてくれた日本のファンへの敬意からか分からないけど、デビッ ド・ペイチが来てくれてことは本当にうれしい。 デビッド・ペイチは、茶目っ気たっぷりでサービス精神にもあふれていた。ジェフ・ポーカロがいないのは寂しいけど、デビッド・ペイチがいるので良かった。 スティーブ・ルカサーは、ギター上手いけど味がないなあ。個性が無いというか、ギターのアレンジもいまいちだよなあ。正直、TOTOの中ではどうでもいい存在。別段思い起こすギタープレイもないな、個人的には。おまけに英語が下手だ。(笑) 大好きなボビー・キンボールは、残念ながらもうかつての声量は無い。本当は、「グッバイ・エリノア」とか「ママ」とか聴きたいんだけどねえ。今の彼の声量では望むべくもなく・・・。 ゲスト参加のジョセフ・ウィリアムスは、素晴らしかった。若さ?で圧倒なのかな。歌、上手い。 サイモン・フィリップスもすごかったなあ。ステージの最後の方で、あのドラム・ソロは、なんと言う体力の持ち主なんだろう。 今回、圧巻だったのは、デビッド・ペイチとグレッグ・フィリンゲインズの「Child's Anthem」のキーボドの饗宴。これは、すごかったなあ。 TOTOは一曲目から総立ち。年齢層がすごく高い観客だったのでびっくりだ。さすがに4時間疲れたよ。 UDOのページにあったセットリスト。 3/31(月)@東京国際フォーラム ホールA <第一部>ボズ・スキャッグス 1. LOWDOWN 2. JOJO 3. SLOW DANCER 4. DESIRE 5. HERCULES 6. MISS SUN 7. HARBOR LIGHTS 8. SICK & TIRED 9. WE'RE ALL ALONE 10. GEORGIA 11. LIDO SHUFFLE - - - - encore - - - - 12. LOAN ME A DIME 13. BREAKDOWN DEAD AHEAD 3/31(月)@東京国際フォーラム ホールA <第二部>TOTO 1. GYPSY TRAIN 2. CAUGHT IN THE BALANCE 3. PAMELA 4. BOTTOM OF YOUR SOUL 5. STOP LOVING YOU 6. FALLING IN BETWEEN 7. ROSANNA 8. I'LL SUPPLY THE LOVE 9. ISOLATION 10. GIFT OF FAITH 11. KINGDOM OF DESIRE 12. HYDRA 13. TAINT YOUR WORLD - - - - encore - - - - 14. HOLD THE LINE 15. AFRICA 16. WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS CHILD'S ANTHEMやったのに出ていないなあ。なぜだろう? |
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2008 03,30 19:29 |
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2008 03,30 19:27 |
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スピルバーグなんかより遥かに天才だわ、タランティーノ。 一見、意味が無いようなお馬鹿な若者の会話は、強烈なアクション・シーンへの静かなるプロローグ。あんな内容の台詞、よく書けるよなあとまず驚いた。それもデ・パルマのようなカメラワーク、つまらん日常会話をワンカットで撮るなんざ、ありゃ覚える俳優もある意味すごいよ。 音楽のセンスは相変わらず抜群。(ちょっと懐メロ・テイストだけど・・・) 「バニシング・ポイント」、「 ダーティ・メリー クレイジー・ラリー」が台詞で出てくるとこなんざ涙が出るほど笑っちゃったよ。 一転、度肝抜くカーチェイスは、文字通り手に汗握る。これ、ビデオじゃなくてスクリーンで観て良かったあ。 理不尽な殺人。なんとなーく現代をシニカルに捉えているような気がするのは言いすぎ? しかし、やっぱりタランティーノは、すごい。才能があるということ見せつけられた映画だった。 栗4つ。 浅草中映にて。 グラインドハウスが二本立てで上映しているから、わざわざ浅草に映画観に来ちゃった。三階席まである昔ながらの映画館。天井が高く、スクリーンも大きいし、昭和にタイムスリップして映画を観たような錯覚すら覚えた。 |
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2008 03,30 16:30 |
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このところ夜は全然眠くないのに朝はすこぶる眠い。今日も、早朝寄席は挫折。
昼頃起きて、日本橋へ。三日月の会は、こみち・志ん八・さん若の同期の会だそうで、一応若手(?)の会だね。(笑) 入り口でばったりぱんださんと会い、今日は一緒に鑑賞させていただく。 こみち 「権助魚」 まくらも面白いし、機転もきいている。男役も上手だけど、やはり女性らしい細やかな点が笑えるなあ。旦那と権助を見送る、「あなた、いってらっしゃいませ」と言いながら、横向いてちぇっ、ふんっとやるあたりはなかなかだ。好きな表現がいくつか抜けていたけど、多分教わった人が違うのだろうね。 さん若 「野ざらし」 三人の中で香盤が一番下だけど、年齢は一番上。ややこしい同期会だ。 この間、早朝寄席でも聴いたネタだ。前回の方が出来が良かった。 今回は、まくらが硬くちょっとグタグタで観客の心を捉えぬままネタへ・・・。それがちょっと噺に現われ、噛み噛みだったけど、後半持ち直しいつものように熱演へ。 主人公のお調子者や幇間などの描写はとてもいい。 こみち -仲入り- 高座に上がり、「どうしましょう?休憩とった方がいいですか?」と聞き、観客のリクエストを聞いて、仲入りへ。 こみち 「蚤のかっぽれ」 「三度目の登場でーす」と明るく。客のあしらいも上手。 珍しい噺。明るく楽しい高座、観客を上手にのせてこみちワールドへ。最近、なんか頼もしいまでの堂々たる噺家になってきたなあ。 志ん八 「素人義太夫」 一之輔さん同様、前座の頃から輝いていた天才肌。流れるような噺の運びは、とてもいい。また、最近まくらもこなれてきて面白い。 声の使い分けも表情も素晴らしい。ただ、期待値が高い分、もっとすごいものを見せてほしいと欲がでる。今後も目が話せない噺家だ。 |
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2008 03,29 22:33 |
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今日は、会社の元同僚のbonnjourさんがデンマークから一時帰国中ということで、これまた会社で元同じフロアだったTammyさんと一緒に会食。Tammyさんが新宿でバレエを観ているというので、終演後に新宿で会うことにした。 新 宿は疎くて、お店探しに苦労したがとても落ち着いた風情の良いお店が見つかった。全席、半個室でゆったり。土曜は禁煙席が無いとのことだったが、煙草が苦 手なのでとリクエストするとちょっと離れた場所を確保してくれた。これがまた静かな場所でとてもよい。久しぶりに会うのだから、ゆっくりお話できないと ね。 「活鯛とこだわり豆冨の贅沢しゃぶしゃぶ」のコースにしてみた。先 付の自家製胡麻豆腐。蕗、筍、蟹をお味噌で・・・。 暗いのピンボケ写真になってしまう・・・。 お造りは、鮪の山かけ。しゃきしゃきした山いもは、鮪とよく合う。 焼物は、鰆の西京焼き。 鍋は、厳選の活鯛のしゃぶしゃぶと旬の京野菜、それから豆腐。 鯛のしゃぶしゃぶうまいよー。刺身でもいいくらいだけど、しゃぶしゃぶしても美味しいんだねえ・・・。豆腐も弾力があった。 デザートは、桜のアイスクリームかなと思ったらイチゴだった。でもへんに甘くなくさっぱりして美味しかった。 これで3,800円。新宿って安いんだねえ。銀座や赤坂の2/3から半額やねえ。 ビールや日本酒を結構飲んだけど、まあ、安いよ。たまには、新宿もいいかも。 しかし地酒が超メジャーなものしかなく、ちょっとつまらなかった。この辺が銀座とちゃうわ。珍しい酒が無い。 京町家個室割烹 花庵 新宿 新宿区歌舞伎町1-28-3 武井ビルB1 03-3205-2557 日・祝 |
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2008 03,28 21:38 |
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音楽がものすごくしびれるぅと思ったらライ・クーダーだった。 独特の映像と演者のドアップで、実は物語では丁寧に描かれていない背景を語ろうとしていた。 相変わらずうまいレイチェル・ワイズ、「スター・ウォーズ」よりずっと良いナタリー・ポートマン、ほんでジュード・ロウが久しぶりに良いねえ。 ノラ・ジョーンズは、大好きだけど、彼女が音楽で表現する魅力に値するものは無かったねえ。まあ、初主演だからってこともあるけど。 映画そのものよりも、ライ・クーダーの音楽とノラの歌が余韻を与えてくれたのかも。 デート向き。素敵なラブ・ストーリーだ。 栗3つ。 ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン7にて。 |
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