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2007 09,01 19:15 |
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ブリュッセルに戻って、イロ・サクレ地区にあるレストランScheltemaへ。ここは英語のメニューがある。 恒例、まずはビール。日本で言えば、KIRINやSAPPOROのように街を歩けば、JupilerとStella Artoiの看板だらけ。そのStella Artoiを飲む。 各 テーブルには、オリーブの小鉢が置いてある。日本でいうお通しなのか?これをつまみながらビールを飲むのか。しかし、全部食べ終わらなくても、メインの料 理が来る前に強制的にこのオリーブは持っていかれてしまう。何もさげなくてもいいのにと思ったが、そういう決まりなのだろうか? ベルギーの代表的な料理、小エビのコロッケ。クリームコロッケみたいの。レモンとパセリで食べるのがベルギー風。 これもベルギーの代表的な料理、トマト・オ・クルベット。クリームソースをからめた小エビがたくさん。くり貫いたトマトの中にもたっぷり小エビがつまっている。美味しいけど、飽きる。 店の奥にオープン・キッチンが。忙しいそうに料理するシェフたちが見える。 メインは、これもベルギーを代表する料理のワーテルゾーイ。フランドル地方ゲントの冬の料理だが、今は、ベルギー全土でいつでも食べられる。クリーム・シ チューの原型だそうだ。見た目ほどこってりしておらず、味はさっぱり。もともとは魚がメインだったそうだが、今は、チキンが入っていることが多いそうだ。 こちらもチキンとジャガイモと野菜が入っていた。あっさりしていて、とても美味しい。じゃがいもがまた美味い。 デザートのワッフル。まあ、これは普通。 |
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2007 09,01 15:20 |
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2007 09,01 14:23 |
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2007 09,01 12:26 |
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アントワープにも王立美術館がある。堂々とした立派な建物だ。駅や街の中心からはかなり離れている。歩けないこともないが(事実、僕は歩いた)、トラムに乗ることをお勧めする。 エントランス。大きな荷物はクロークへ預ける。大きな美術館だが、ブリュッセルの王立美術館と比べるとやや小ぶり。 ここでもブリューゲルの絵に会える。入館者もそれほど多くなく、ゆっくりと絵を鑑賞できる。 圧巻は、やはり地元ルーベンスの部屋。ものすごく大きな作品が展示室いっぱいに飾られている。四方八方がルーベンス。ルーベンスに囲まれる。そしてこの閑散とした空間がなんとも贅沢だ。 模写している人がいた。 企画展は、「カラヴァッジオに影響を受けた画家たち」だった。なるほど、カラヴァッジオっぽい。 二階が古典部門で一階が近代・現代部門。 これは、現代美術? なのか? 近代部門にもやはり、ベルギーを代表する画家の作品がたくさん。デルヴォー、マグリット、アンソールなど・・・。 デルヴォー アンソールの絵もたくさんあった。 |
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2007 09,01 12:00 |
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16世紀に印刷工場として使われいた建物が印刷博物館として公開されている。当時最高の印刷技術を持ち、世界一古い印刷機、工場長一家の居住スペースも兼ねたこの建物は、当時の仕事と生活を知る貴重な産業遺産ということで世界遺産にもなっている。 建物は、小さいながらも美しい中庭を囲むように建っている。 一階は、印刷工場の展示。歴代の印刷機や印刷の過程を紹介する展示になっている。豪華な客間や従業員用の食卓などもある。 二階には、創業者一家の寝室や居間などの居住スペースがある。中国や日本の絵や磁器も飾られていた。 当時のいろいろな印刷物も展示されている。聖書、世界地図、学術書、美術書など博物館所蔵の古文書は2001年にユネスコの「世界の記憶」として認定を受けている。 多色刷りもあり、浮世絵を思い出した。 書斎に置かれているたくさんの本もここで印刷されたもの。 |
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2007 09,01 11:37 |
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広場の中心にあるローマ戦士ブラボーの像。巨人アンチゴーヌの手を切り川に投げ捨てた英雄らしい。ちなみに、この伝説が、Ant(手)、Warpen(投げる)と街の名前の由来になっている。この像は、まさに切り取った手を投げようとしているのだ。 日本では、英語表記のアントワープとして知られているが、現地語では、アントウェルペンが正しい。 広場に巨大ステージが出来ていた。何かイベントがあるのかな。写真の建物は、市庁舎。1560年代の建物。 広場は、中世のギルドハウスに囲まれている。一部、19世紀のものもあるらしい。 広場のすぐ近くは川。13世紀初頭のアントワープ最古の建物スティーン城がある。もともとは要塞で、18世紀には牢獄だったらしい。今は、海洋博物館になっている。 アントワープは、巨大なコンビナートを持つヨーロッパ第2の港町。ちなみに世界最大の港は、オランダのロッテルダムにあるユーロポートだ。 |
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2007 09,01 11:00 |
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世界遺産にもなっているフランドル地方を代表する巨大なゴシック様式教会。北塔の高さは、123メートルもある。 ノートルダム大聖堂とい えば、ルーベンス。そしてそのルーベンスの絵を見ながら死んでいくネロとパトラッシュ物語、「フランダースの犬」が日本では有名だね。しかし、この話、イ ギリス人作家がベルギーでの暮らしを英国に戻ってから書いたもので、ベルギー国内ではほとんど知られていなかった。日本人観光客があまりにネロとパトラッ シュのことを聞くので、アントワープ観光局の人がこの物語のことを調べ、どうやらアントワープ郊外のホーボーケンがその舞台であろうということまで判明し た。現在そのホーボーケンにネロとパトラッシュの像があるそうだ。ここノートルダム大聖堂の前には、トヨタ自動車が寄贈したネロとパトラッシュのことを書 いた石のオブジェが置いてある。上に日本語と側面に英語でメッセージが彫られているが、ほとんどベンチとして利用されていた。 今では、ベルギーでも知られるようになった「フランダースの犬」。ベルギーではあまり好意的に受け取られていないそうだ。ネロのような可愛そうな子がいたら、皆助けるはず。見殺しにしてしまう大人たちが自分たちの祖先というのが許せないらしい。 ネロがひと目見たかったというルーベンスの絵。美術館でなく教会の中に飾られている絵はとても美しい。日本でも博物館にある仏像より寺にある仏像の方が感動的だもんなあ。 教会の廊下をこつこつと歩きながら、だんだんと近づいてくるルーベンスの絵。これは、「キリストの降架」。 教会の内部の左側に「キリストの降架」、そして右側には、同じルーベンスの「キリストの昇架」がある。 とても大きな空間の大教会。 ステンドグラスも大きく美しい。 |
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2007 09,01 09:44 |
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ベルギーの駅は、日本風なホームが多いのだが、ここアントワープ駅は、いかにもヨーロッパ風。すべての列車が一旦行き止まりのホームに入ってくる。(日本では、函館駅とか高松駅などがそうだね。) 現在大改修中であちこち工事していたけど、丸屋根の鉄とガラスは圧倒的。ホームは、地下3階まである。 駅舎自体が、芸術作品。「鉄道の大聖堂」と呼ばれているらしい。1895年から1905年にかけての建築。ものすごくかっこいい。 駅ロビーも重厚で旅情をそそる。奥がみどりの窓口のような切符売り場。まるで教会の中のよう。 ホーム手前にあるカフェも素敵。天井の美しさに溜息。 駅の外観。外観も修復中で大きなクレーンが邪魔だなあ。 駅の向かってすぐ左がアントワープ動物園。 |
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2007 08,31 14:54 |
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洒落たブラッスリーがたくさんあったのだけど、あまりに愛想のないフランス語圏の連中、フランス語しかないメニュー、フランス語しか話さない店員に、正直嫌気がさし、お昼は、アジアレストランに入ってしまった。 し かし、アジア人なのにやっぱりフランス語をしゃべるのだ。でも、なんともさわやかな笑顔で迎えてくれたので、入ってしまった。他のアジア人の店員は、それ ほど愛想がいいわけではなかったかが、フランス語圏ベルギー人よりましだ。店員の一人は、満面の笑み、タイ人かなあ。流石、微笑みの国。 料理は、中国と日本とタイのもの。味は、まあまあ。 点心は、どれも美味しくなかった。小籠包にパクチーを入れるのはやめてほしい。 スープは、普通に美味しい。 味は、まあまあだったけど。お客さんはいっぱいだった。和食や中華がこの程度だと思われると悲しい。 |
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2007 08,31 13:58 |
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