2008 07,04 22:41 |
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今夜は、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団。昨日もコンサートがあったのだけど、今週の月曜日に行ったばかりのルツェルン交響楽団とほとんど同じプログラムだったので、今日にした。 ウェーバー :オペラ『オべロン』序曲 ベートーヴェン :ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73 「皇帝」 :交響曲第7番 イ長調 op.92 ピアノ協奏曲第5番では、中村紘子が登場。久しぶりに拝見したよ。金魚のでめきんみたいなヒレの付いた衣装だった。中村紘子を初めて見たのは、小学生の頃 だった。今は、大分、体がふくらんじゃったなあ。僕が大学生の頃は、彼女三田に住んでいたので、大学の講堂でも演奏してくれたことがあったな。旦那の庄司 薫は、今なにをしているのだろう? 今日の目当ては、ベートーヴェンの交響曲第7番。これ、大好き。ベートーヴェンの交響曲では、なんと言ってもこれだ。特に第二楽章は、なんか哲学すら感じるなあ。 やっぱり生演奏は、しみる。サントリーホール大好き! アンコールは、 ブラームス:ハンガリー舞曲第5番 ヒメネス:『ルイス・アロンソの結婚式』から間奏曲 だった。 |
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2008 07,03 22:45 |
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昨夜は、自分の担当する重要なイベントが終わり、この間の京都プロジェクトとあわせて、今年前半の大仕事が終わったあと喜んでいたのだが、いつの間にか世の中は年の後半になっていた。また次なる波が待っているのか・・・。
とりあえず自分の中では、仕事の一区切りが付いたので、今日は落語へ。愛しの談幸師匠がトリということで日暮里の立川流の寄席へ。それにしても日暮里サニーホール コンサートサロンは、年間で最も通ったホールの筆頭になるのではと思うほどの勢いだ。最近、ここに来ることが多いよなあ。 会社を定時ちょっと過ぎに出たのだけど、18時15分の開演には間に合わず。うーん、この開演時間だけは、なんとかしてほしいものだなあ。これは、落語界全体に言えることなのだけど。前座さんと吉幸さんに間に合わず、志遊さんの途中から・・・。 志遊 「ちりとてちん」 途中から。ちりとてちんを食べるところ、すごい形相だった。 左談次 「饅頭怖い」 ぎっくり腰だそうで、ちょっと大人し目だった。もっと弾ける左談次師匠が見たかったなあ。 まあ、それでもこのフワフワ感は、たまらないっす。 里う馬 「試し酒」 立川流の寄席に行くと亭号が立川ばかり出てくるので、この師匠にはもっとプレゼンスをあげていただきたいなあ。弟子はとらないのかなあ。土橋亭、もっと増えないかなあ。 酒を飲むときの音が不思議な音だった。 志の吉 「初音の鼓」 ひょうひょうとした風貌とキャラがこの噺にぴったり。 ぜん馬 「出来心」 「下駄を忘れて来た」のサゲまで。 談幸 「樟脳玉」 談志師匠と二人きりの時、談志師匠が苦しみだすまくら、以前も聞いたことあるけど、何度聞いても可笑しい。談幸師匠の本もそうだったけど、談志師匠とのエピソードはブラックだけど微笑ましい。 夏らしいネタで「樟脳玉」。この噺、以前も談幸師匠で聴いたことあるけど、他の噺家さんがかけるのには遭遇しないなあ。 さしたるクライマックスもなく淡々としているのだが、談幸師匠にかかるとなんとも可笑しい。死んだ女房を思うねじべえから金と着物を巻き上げようとする二人の最初の家での会話は、大笑い。窓を閉めろ、猫を追い出せ、それだけなのに、何でこんなに笑っちゃうのだろう。 設定は、なんとも馬鹿らしいが、サゲの「魂の匂いがする」というのは、なんとも味があり、余韻が残るなあ。樟脳とは、なんぞやをまくらで言わなきゃいけない時代だけれど、あの匂いがどんなものか知っていると、この噺は生き生きとしてくる。後半は、あまり説明的にならず、火の玉が顔にぶつかり、そしてあのサゲの一言。うーん、落語って染みるよ。馬鹿馬鹿しいのに、ねじべいさんに感情移入し、ちょっぴり切なく、ほろっときちゃうなあ。 落語って、笑うだけじゃないのよねえ。心地よい余韻に浸りながらの帰り道、仕事の疲れも吹き飛ぶよ。 |
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2008 06,30 22:47 |
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今日は、ゴールドラッシュの日だったのだけど、池袋演芸場に18時に行くのは絶対に不可能なのであきらめる。今後、池袋の下席夜には、平日は行けないなあ。池袋演芸場は、サラリーマンを無視って感じだね。
で、会社から徒歩数分のサントリーホールへ。19時開演。 スイスのオーケストラ。初めて聴いた。客席には、假屋崎省吾がいた。 今夜は、ブラームスが聴きたい気分だったの。 ウェーバー :オペラ『魔弾の射手』序曲 ショパン :ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21 ブラームス :交響曲第1番 ハ短調 op.68 ピアノは、ニコライ・トカレフ。ああ、でもショパンは、ちょっと眠かった。トカレフちゃんのせいじゃなく・・・。 トカレフちゃんのアンコールは、 シューベルト:楽興の時 第3番 バッハ/シロティ:前奏曲 ロ短調 だった。シロティ編曲のバッハの前奏曲 ロ短調は、なんか簡素なメロディの繰り返しなのに、昇天しちゃったなあ。ものすごく幻想的だった。 ブラームス、好きなんだよねえ。ブラームスの曲は、弦楽が秀逸なんだけど、今日は、クラリネットが上手かったなあ。 アンコールは、 シベリウス:悲しいワルツ ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番 だった。 最近は、サントリーホールのホームページでアンコール曲も分かるのね。便利だ。 |
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2008 06,29 22:50 |
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シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 こんな綺麗な刑事がいたら事件なんてもうどうでもいいっす。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 え、これ、ポール・ハギスの新作だったの?中途半端なできやねえ。結局中東に対する視点ってアメリカ的ステレオタイプな表現だよなあ。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 息子のマイクが殺された理由がよく分かりません。軍が隠したりするけど、昔の映画に比べると緊迫感も見えざる力の恐怖が足りませんなあ。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 シャーリーズ・セロンが綺麗でした。 観終わって記憶に残るのは、セロンの美しさだけでした。 中だるみだし、事実に着想は得たそれほど驚く展開も結末もなく普通の出来。 栗3つ。有楽座にて。 |
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2008 06,29 22:49 |
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どこにでも転がっている何気ない話。それでも人物設定がものすごくよく出来ており、それぞれが魅力的。なんでもなーい日常こそがドラマチックなんだと実感。 問題は、その気の利いた台詞。せっかくの面白い台詞が字幕では伝わらない。耳を研ぎ澄まして、流れるようなちょっと早口の楽しい英語の台詞を聞き取ると面白さは倍増する。 時代なのか、妊娠してもあけっらかん、面白おかしく描きながらも、ところどころちょっと切なくて、なんとも良い映画になっている。 栗4つ。字幕が邪魔。 日比谷シャンテシネ2にて。 |
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2008 06,28 22:56 |
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2008 06,28 22:51 |
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昨年は行けなかったけど、今年は再び参上、シアターイワトのいわと寄席。28日は、彦いち師匠の日であった。27日もご一緒したriceさんも会場 に・・・。それから、八犬伝さんともようやく対面できました! そして会場を出たら、一姫二太郎さんに声をかけられてびっくり!
仲入り無し、彦いち師匠、舞台に出ずっぱりでたっぷり2時間。満喫したよー。 彦いち 「初天神」
以前、大石内蔵助・主税バージョンの「初天神」も聴いたことあったけど、今日はオーソドックスに・・・、と思いきや、そこは彦いち師匠、彼なりの世界観が広がる。とにかく子供の表情が憎らしく、そして可愛い。 彦いち 「天災」 おお、続けて古典だ。八五郎は、時におっかねえよ。すごみと人間の可愛さが共に出ていて面白い。破天荒で体育会系だけど、それでいて爽やかだなあ。 彦いちのスライド噺「蘇民祭」 いわと寄席は、これも楽しみの一つ。いやあ、笑ったよ。計画的かと思ったら、多分に衝動的で、それでも実行して、そして成し遂げる。すごいパワーだなあ。 彦いち 「恋の釣りおとし」 シンクロナイズド・スイミングの選手が隅田川で練習中、江戸時代にタイムスリップ。川底から這い上がると、そこには、「野ざらし」で骨を釣っている八五郎が・・・、という落語ファンならにんまりしてしまう新作落語。面白いところをつくなあ。 終演後、riceさん、八犬伝さんと飲みに行く。とその店に、彦いち師匠一行が・・・。彦いち師匠って酒を飲むと顔が真っ赤かになるのねえ。 一緒に写真を撮っていただいた。彦いち師匠の三社札シール、もらっちゃった。ラッキー。彦いち師匠、ありがとうございました。 二日続けて、落語談義で飲んだくれた。充実、充実。 riceさん、八犬伝さん、ありがとうございました。また、ご一緒させてくださいませ。 |
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2008 06,25 23:27 |
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パンフレットの絵がかわいいなあ。
今日は、客席にあけっち。さんと政之助さんを発見。チナマル嬢は、発見できず。 一之輔 「しの字嫌い」 今日は、まくらが異常に長かったねえ。いろんな一門の師弟関係の話。おおいに笑った。 ネタの「しの字嫌い」、こうした噺は、意外と難しいと思う。さしたるクライマックスもない小品だが、お終いまで観客を惹き付けて離さない。やはりなかなかの技量を持った男だ。 一之輔 「三年目」 もうちょっと幽霊が出てくるシーンでの緊迫感と、死に行く女の最後の艶っぽさがあるとさらに良いと思う。 この噺は、普通の落とし噺になっているが、一之輔さんの怪談も聴いてみたいなあ。時折見せる真面目な表情は、秘めているさらなる力を感じる。 一之輔 「不動坊」 一転、はじけまくり。楽しく演じられていた。湯屋へ行くまでと湯屋での場面が秀逸。 仲入りで宣伝ガール(?)が、「しんいちもんじの会」と言っていた。(笑) |
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2008 06,22 23:29 |
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僕「すみません。この堂島ロールは、見本ですか?」 店員「いえ、本物です。」 僕「これ、売り物ですか?」 店員「はい、そうですよ。」 僕「え、本当、行列に並ばずに買えるの?一つください。」 ということで堂島ロールを行列に並ばずに買えた。人でごった返す本館地下でなく、新館の地下1階だったからあまり目立たなかったのか、今日は、たまたま運が良かったのか・・・。 うーん、確かに、美味しいとは思うけど、行列に並んでまで買うほどのものかなあ? これより美味しいものは、世の中にたくさんあるよ。 |
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2008 06,22 20:30 |
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この会、前回も雨だったなあ。僕が気になる噺家さんは、みな雨を呼ぶのかしら。
志ん八 「幇間腹」
明るく、楽しく、そつなくこなしながら、どことなく垢抜けないのが魅力だ。温かみのある落語。 こみち 「風呂敷」 昔はよく痴漢にあったとまくらで・・・。 まだこなれていないが、彼女もそつなく何でもこなす器用者。またいろんなバリエーションある噺に挑戦しているなあ。 さん若 「棒鱈」 昨夜は、志ん八さんが泊まりにきたとまくらで・・・。公私にわたり仲良しだそうだ。 「棒鱈」、会場はおおいに沸かせていたけど、まだ自分のものになっていないな。今後に期待。 3人で1時間30分。短い落語会だ。三之助さんは、一人で3時間なのに・・・。(笑) |
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