2008 03,30 19:29 |
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2008 03,30 19:27 |
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スピルバーグなんかより遥かに天才だわ、タランティーノ。 一見、意味が無いようなお馬鹿な若者の会話は、強烈なアクション・シーンへの静かなるプロローグ。あんな内容の台詞、よく書けるよなあとまず驚いた。それもデ・パルマのようなカメラワーク、つまらん日常会話をワンカットで撮るなんざ、ありゃ覚える俳優もある意味すごいよ。 音楽のセンスは相変わらず抜群。(ちょっと懐メロ・テイストだけど・・・) 「バニシング・ポイント」、「 ダーティ・メリー クレイジー・ラリー」が台詞で出てくるとこなんざ涙が出るほど笑っちゃったよ。 一転、度肝抜くカーチェイスは、文字通り手に汗握る。これ、ビデオじゃなくてスクリーンで観て良かったあ。 理不尽な殺人。なんとなーく現代をシニカルに捉えているような気がするのは言いすぎ? しかし、やっぱりタランティーノは、すごい。才能があるということ見せつけられた映画だった。 栗4つ。 浅草中映にて。 グラインドハウスが二本立てで上映しているから、わざわざ浅草に映画観に来ちゃった。三階席まである昔ながらの映画館。天井が高く、スクリーンも大きいし、昭和にタイムスリップして映画を観たような錯覚すら覚えた。 |
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2008 03,30 16:30 |
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このところ夜は全然眠くないのに朝はすこぶる眠い。今日も、早朝寄席は挫折。
昼頃起きて、日本橋へ。三日月の会は、こみち・志ん八・さん若の同期の会だそうで、一応若手(?)の会だね。(笑) 入り口でばったりぱんださんと会い、今日は一緒に鑑賞させていただく。 こみち 「権助魚」 まくらも面白いし、機転もきいている。男役も上手だけど、やはり女性らしい細やかな点が笑えるなあ。旦那と権助を見送る、「あなた、いってらっしゃいませ」と言いながら、横向いてちぇっ、ふんっとやるあたりはなかなかだ。好きな表現がいくつか抜けていたけど、多分教わった人が違うのだろうね。 さん若 「野ざらし」 三人の中で香盤が一番下だけど、年齢は一番上。ややこしい同期会だ。 この間、早朝寄席でも聴いたネタだ。前回の方が出来が良かった。 今回は、まくらが硬くちょっとグタグタで観客の心を捉えぬままネタへ・・・。それがちょっと噺に現われ、噛み噛みだったけど、後半持ち直しいつものように熱演へ。 主人公のお調子者や幇間などの描写はとてもいい。 こみち -仲入り- 高座に上がり、「どうしましょう?休憩とった方がいいですか?」と聞き、観客のリクエストを聞いて、仲入りへ。 こみち 「蚤のかっぽれ」 「三度目の登場でーす」と明るく。客のあしらいも上手。 珍しい噺。明るく楽しい高座、観客を上手にのせてこみちワールドへ。最近、なんか頼もしいまでの堂々たる噺家になってきたなあ。 志ん八 「素人義太夫」 一之輔さん同様、前座の頃から輝いていた天才肌。流れるような噺の運びは、とてもいい。また、最近まくらもこなれてきて面白い。 声の使い分けも表情も素晴らしい。ただ、期待値が高い分、もっとすごいものを見せてほしいと欲がでる。今後も目が話せない噺家だ。 |
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2008 03,29 22:33 |
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今日は、会社の元同僚のbonnjourさんがデンマークから一時帰国中ということで、これまた会社で元同じフロアだったTammyさんと一緒に会食。Tammyさんが新宿でバレエを観ているというので、終演後に新宿で会うことにした。 新 宿は疎くて、お店探しに苦労したがとても落ち着いた風情の良いお店が見つかった。全席、半個室でゆったり。土曜は禁煙席が無いとのことだったが、煙草が苦 手なのでとリクエストするとちょっと離れた場所を確保してくれた。これがまた静かな場所でとてもよい。久しぶりに会うのだから、ゆっくりお話できないと ね。 「活鯛とこだわり豆冨の贅沢しゃぶしゃぶ」のコースにしてみた。先 付の自家製胡麻豆腐。蕗、筍、蟹をお味噌で・・・。 暗いのピンボケ写真になってしまう・・・。 お造りは、鮪の山かけ。しゃきしゃきした山いもは、鮪とよく合う。 焼物は、鰆の西京焼き。 鍋は、厳選の活鯛のしゃぶしゃぶと旬の京野菜、それから豆腐。 鯛のしゃぶしゃぶうまいよー。刺身でもいいくらいだけど、しゃぶしゃぶしても美味しいんだねえ・・・。豆腐も弾力があった。 デザートは、桜のアイスクリームかなと思ったらイチゴだった。でもへんに甘くなくさっぱりして美味しかった。 これで3,800円。新宿って安いんだねえ。銀座や赤坂の2/3から半額やねえ。 ビールや日本酒を結構飲んだけど、まあ、安いよ。たまには、新宿もいいかも。 しかし地酒が超メジャーなものしかなく、ちょっとつまらなかった。この辺が銀座とちゃうわ。珍しい酒が無い。 京町家個室割烹 花庵 新宿 新宿区歌舞伎町1-28-3 武井ビルB1 03-3205-2557 日・祝 |
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2008 03,28 21:38 |
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音楽がものすごくしびれるぅと思ったらライ・クーダーだった。 独特の映像と演者のドアップで、実は物語では丁寧に描かれていない背景を語ろうとしていた。 相変わらずうまいレイチェル・ワイズ、「スター・ウォーズ」よりずっと良いナタリー・ポートマン、ほんでジュード・ロウが久しぶりに良いねえ。 ノラ・ジョーンズは、大好きだけど、彼女が音楽で表現する魅力に値するものは無かったねえ。まあ、初主演だからってこともあるけど。 映画そのものよりも、ライ・クーダーの音楽とノラの歌が余韻を与えてくれたのかも。 デート向き。素敵なラブ・ストーリーだ。 栗3つ。 ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン7にて。 |
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2008 03,27 21:40 |
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全編を駆け巡る有名人のポートレートは、なるほど人々をあっといわせるだけのことはある。 挿 入される有名人のインタビューが面白い。子供のようにはしゃぐ気のいいおじさんのキース・リチャーズを初めて見た。ベット・ミドラー、ウーピー・ゴールド バーグ、オノ・ヨーコ、パティ・スミス、どれもとても印象的だ。ただ、せっかくの面白さが字幕に出ていない。最近つくづく翻訳って無意味だと感じる。 全体的に明るい雰囲気で撮られているので、スーザン・ソンタグとのエピソードが付け足された程度の扱われ方で、人生の光と影、幸福と哀しみの明るい側面だけが強調されてしまう。 写真界での成功は、何の苦労もないような描かれ方だが、もうちょっと彼女の苦悩などがでていればと思った。 されど、そうしたことを差し引いても、アニーや被写体である有名人や関係者とのエピソードは、本当に楽しい。魅力的な人間の機知に富んだ会話は、それだけで心が豊かになる。 音楽もいい。 栗4つ。 シネカノン有楽町2丁目にて。 |
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2008 03,25 23:42 |
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昔仕事でお世話になった方々とお食事会。久しぶりにお会いしたので昔話に華が咲く。旅先での料理やお酒の話で大いに盛り上がる。
伺った店は、山形の鶴岡にある旅館が経営する料理屋。赤坂の裏通りにあり、隠れ家的な風情だ。また、予約していないと入りにくい店構で、事実ふらっと入ってくる客は一人もなく、皆予約客だった。 料理も美味しく、お酒の種類も豊富。静かな雰囲気でとても気に入った。お昼は、さらにリーズナブルらしい。今度は、お昼も来て見よう。 先付けの「筍玉地寄せ 鋳込み白子」 茶碗蒸しのようなものの中にたっぷりの白子。いきなりノックアウトされた。 前菜 ・山芋三色餅見立て ・金華豚春皮揚げ ・煮穴子アーモンド揚げ ・水蛸の七味煎餅焼き 金華豚春皮揚げは、チーズも入ってとても美味。煮穴子アーモンド揚げは、タルタルソースでいただく。 造里 で、メロンパンが出てきた。 と思ったら、これが焼物の塩釜だった。 割ると中から「桜鱒と筍の塩釜焼き」が・・・。もう鱒がうまいよー。 お酒は山形の地酒を利き酒で・・・。 同じ山形でも海側と山側でずいぶん味が違うとか。 25年ものの古酒もいただく。 デザートは、ラムレーズンのアイス、干し柿のパイ、マンゴープリン、苺。 どれも美味しい。 赤坂 阿部 住 所:〒107-0052 東京都港区赤坂2-22-11メイプルアーベント赤坂1階 電 話 :03-3568-2350 営業時間: 昼11:30から14:30(14時ラストオーダー) 夜18:00から23:00(22時ラストオーダー) 定 休 日: 土日 祝祭日 |
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2008 03,23 21:55 |
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2008 03,23 20:02 |
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2008 03,22 19:04 |
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