栗ッピング
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2008
05,03
23:43
アイム・ノット・ゼア (★★★★☆)
CATEGORY[映画]
FI2622504_1E.jpgボブ・ディラン大好きなので、もう全編ずっと歌を一緒に心の中で口ずさんでいた。

ただ、これディランを知らないと楽しみが半減するのでは ないだろうか。6人の俳優がディランの分身を演じている。名前も時代も空間も違うそれぞれの分身、でもどれもディランなのである。そのうちの一人は、ビ リー・ザ・キッドだ。ディランや映画ファンならピンとくるだろうか、知らない人は何故って思うだろうな。
6人がそれぞれのディランの分身を表現していて、ドキュメンタリー風のフィクションになっている。ただファンなら誰も知っているディランに関するたくさんの本当のエピソードが散りばめられており、またニヤニヤしたくなるしかけがあちこちにある。

実名もたくさんでてくるが、ディランと関わりが深かった人は、映画の中の役名になっているのが面白い。また、役者が実物にどことなく似せているのが笑える。
ジュリアン・ムーアは、見てすぐ、ジョーン・バエズじゃんって分かるもんねえ。(笑)

ディランを6つの違う名前の分身で表現させ、時空を超えた脚本が秀逸。多少ダレるところがあるが、それぞれのディランが観客の頭の中で一つのディランになっていく。

モノクロとカラーを巧みに使い分け、パズルのような映像を頭の中で組み立てていく過程が面白い。栗4つ。

シネカノン有楽町2丁目スクリーン1にて。
アイム・ノット・ゼア [DVD] アイム・ノット・ゼア [DVD]

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/350/アイム・ノット・ゼア (★★★★☆)
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2008
05,01
23:52
上席 @浅草演芸ホール
CATEGORY[落語]
今日は、映画の日だから、会社を午後半休して映画を観に行こうと思っていたのだが、三之助さんが寄席に出る日と気づき、浅草に行くことにした。

しかし、今日は、すごく暖かくてスーツで歩くと汗、汗、汗。で、一度家に帰り、シャワーを浴びてから再び出かけた。ノートパソコンも家に置いてこれたし、まあ楽ちんだ。

昼席の途中から、入場した。立ち見だった・・・。GWだからかな? おまけに入場料も普段より500円も高い。普段と何ら変わったところはないのだけど・・・。

今日は、もう死ぬほど笑ったよ。やっぱり寄席は、いいね。浅草は、一人の持ち時間が短いので漫談が多くなってしまうのだけど、いやあでも笑った、笑った、笑った、腹がよじれるくらい大笑いした。

<昼席>
アサダ二世 手品

彦いち 新作もの
林家では、一番好き。彦いち師匠は、テンポもセンスも最高にいい。

文左衛門 漫談
きく姫師匠の代演。漫談だけで下がってしまったけど、面白かった。

ひろし・順子 漫才
何度も何度も聴いているネタなのに、どうしてこんなに可笑しいんだろう。

木久扇 漫談
「笑点」では馬鹿キャラを演じているが、結構スマートで毒舌だ。今日のネタは、楽太郎より口が悪い。
漫談なのかネタなのか分からないけど、「その時歴史は動いた」みたいな話。テレビで有名な方なので、観客は大喜び。
主任にしては、持ち時間が短かった。

<夜席>
朝呂久 「道灌」
初めて拝見する前座さん。二つ目になって太る人は多いけど、既になかなかの恰幅。

三之助 「転失気」
ハッピー・バースデー高座。
小坊主が可愛い。知ったかぶり和尚が転失気を披露する場面で場内をわかしていた。

禽太夫 「権助芝居」
ぺぺ桜井 ギター漫談

川柳 「ガーコン」
ぶっとび、やりたい放題、言いたい放題。パワー炸裂。
半分は、自分の本の宣伝だったけど。(笑)
永遠に生きていてほしい逸材。

福治 「狸札」
狸、似合うなあ。

喜多八 漫談
喜多八師匠が漫談だけで高座を降りたので残念。落語聴きたかったなあ。

仙三郎社中 太神楽
舞台を舞うたくさんの「ざる」。もはや芸術的で幻想的。

〆治 「親子酒」
もっと笑いが起きてもいい噺なのになあ。抑えた表現だった。

権太楼 「町内の若い衆」
最高、最高、最高! これが素晴らしい落語なのだというお手本。
全てのキャラクターがユニークで生き生きしていて、表現、表情、仕草、台詞回し、何から何まで魅力的。江戸時代の長屋にタイムスリップして間近にその光景を見ているようだった。

小菊 粋曲
お座敷で聴きたいわあ。

圓蔵 漫談(大山家の人々?)
圓歌師匠の「中沢家の人々」ならぬ、自身のファミリーの話で観客を爆笑の渦へ。久しぶりに拝見したが、パワーは全く衰えず。畳み掛ける笑いは、津波のごとし。お父さんの話は、強烈だった。

三三 「たらちね」
まくらで上野のパンダの話をしていた。本当にいなくなってしまって寂しい。
漫談が続くなか、落語のネタを聴けるのが嬉しかった。やはり持ち時間が短いのか、途中で切っていたけど・・・。導入部分もさらりとだった。もっと時間が欲しいねえ、やっぱり。

世津子 手品

いっ平 漫談

この間別の落語会で聴いた時のまくらそのままだった。人柄は、とっても良さそう。
ただ、エピソードを並べただけでは、ちょっと散漫な印象。

志ん五 「無精床」
気弱な客のキャラクターが最高。権太楼師匠同様、円熟した本当の落語芸には、本当に惹きこまれる。死ぬほど笑った。

文楽 「六尺棒」
こちらも渋みがあって落ち着いた笑いだ。

のいる・こいる 漫才
場内大爆笑。会社にこんな人がいたらイライラするけど、寄席だと最高!

歌之介 漫談
笑わすための小話のオンパレード。場内、大爆笑だが、やはり散漫な印象だ。
「続きは明晩・・・」には、笑ってしまったが・・・。

正楽 紙切り
相合傘、虎退治、つばめ、鯉のぼりと今日は、オーソドックスなリクエストだった。
ちょっと元気が無さそうだったな。お疲れかしら?

小三治 「長短」
初めて小三治師匠の落語を聴いたのは、もう25年も前だと思う。今もこうして生の高座が観られるのは、本当に嬉しい。独演会やホール落語では、なかなか前の席が取れないので、やはり間近で観られる寄席は最高だ。表情も、仕草も今日は満喫できた。
まくらは、亀とハブの交尾について・・・。師匠独特の視点が可笑しい。
ネタは、「長短」。どちらのキャラクターも本当に生き生きとしていて、そのどちらも正に小三治なのがすごい。まくらから落語のネタに入ると急に表情が変わり、落語に全身全霊をかけているのがよく分かる。特に、長七のキャラの可愛さは、もう愛したくなるくらい。
ああ、上手く言葉で表現できないなあ。落語界の至宝、僕の中ではとっくに人間国宝。

長丁場の寄席は、ちょっと疲れるけど、やっぱり寄席にはここでしか味わえないすごいパワーと楽しさがあるなあ。口から内臓が飛び出しそうになるくらい笑ったよ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/351/上席 @浅草演芸ホール
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2008
04,29
23:57
『回想の太宰治』 津島 美知子
CATEGORY[書]
FI2622502_1E.jpg妻から見た昭和の大作家の姿。何度か補筆されながら版を重ねてきたらしいが、読むのは初めてだ。

太宰のそれぞれの作品が生まれた背景や、人間津島修治を最も近い場所から見ていた視線がなんとも興味深い。

また戦前の三鷹や甲府の姿がよく書かれている。特筆すべきは、津軽の太宰の実家に疎開していた時代の話で、当時の津軽の言葉や風俗を記録した一級の風俗誌になっている。

ボツになった原稿や書き損じた原稿用紙をリンゴ箱に貼って書籍入れを作り、太宰の死後、それを丁寧に剥がし、それがまた太宰の作品の片鱗を示す貴重な資料にもなっている。

戦前、戦中、戦後。短い生涯の天才を見つめた妻の回想録は、過ぎ去ってしまった激動の時代の市井の側からの貴重な記録だと言えよう。

『回想の太宰治』 (講談社文芸文庫 つH 1)
津島 美知子 (著)
ISBN-10: 4062900076
ISBN-13: 978-4062900072

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/352/『回想の太宰治』 津島 美知子
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2008
04,29
19:58
福袋演芸場 @池袋演芸場
CATEGORY[落語]
三之助の「道灌」が聴きたくて池袋・・・。この前、この会で立ち見だったので、今日は余裕を持って出かけた。開演30分前に着いたのに、もう大方席は埋まっていた。すごいなあ。

扇里 「浮世根問」

イライラするほど下手くそで、ここまで素人くさいと正直腹が立つ。この人稽古しているのかなあ、誰かちゃんとした師匠に見てもらっているのかしら?
なんかここまで下手だと、観ているこちらが馬鹿にされているようだ。
いけない、また毒づいてしまった。扇里さんの良いところを探さなくちゃ、うーん、おお、こんなに下手なのに堂々と金を取って人前でやるその勇気と度胸はすごい!

花ん謝 「狸の鯉」
なかなか堂々としていて、また明るくテンポも良く落語も上手い。ここからプロの噺家なんだね。扇里さんは、今日は一番手でなく前座だったのね。
狸も可愛いく表現されていた。

三之助 「道灌」

たかが「道灌」、されど「道灌」。僕は、この噺好きである。柳家の噺家が最初に覚える噺として有名だ。
三之助の「道灌」は、なかなかに味わい深いものになっていた。ところどころ小三治師匠っぽいところが見えた。やはりこの人は、何をやらせても上手い。ちょっとお馬鹿な主人公が愛らしい。
余計な(失礼!)くすぐりを入れていた割には、「まんまおあがり」や「粗ざぶとん・・・」のくだりを省いていたのがちょっと残念。このシーン好きなんだけどねえ。
また聴きたいよ、三之助の「道灌」。

ろべえ 「道具や」
久しぶりに拝見した。なんか師匠っぽい気だるさを出そうとしていたが、そういうキャラ設定にしたのかなあ。まだまだ気だるさというよりは、やる気無さが目立ってしまう。
ただ、ネタに入るとなかなか与太郎とおじさんなど他のキャラクターの設定がよく出来ていて、またそれぞれユニークだった。声の調子もよく考えられている。
途中、道具の中に巻物が出てくるが、あそこ道灌にしちゃえば良かったのになあ。
ヒゲ抜きの場面は、ちょっとダレたが、こうしたシーンでも観客をつなぎとめられるようになればもっと良くなるだろうねえ。

右太楼 「粗忽長屋」
これは噺が良く出来ているので、面白い。今日の中では、ネタ的には一番おいしい。

喬之進 「ちりとてちん」
食通気取りの気障なキャラが良くできていた。あんな人、いそう・・・。(笑)ふてぶてしさがよく似合う。
確かに、この噺、先代の小さん師匠のあの風貌でやられたら、相当可笑しいだろうなあ。柳家小さんの孫たちよ、がんばれ!

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/353/福袋演芸場 @池袋演芸場
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2008
04,27
23:01
馬吉と三之助の @お江戸日本橋亭
CATEGORY[落語]
昨夜に続き、今日もお江戸日本橋亭へ。三之助コミュの皆さんもたくさんいらしていて、今日も楽しい会となった。
今日が第一回目のこの会、まくらをふらずすぐにネタに入るポリシーのもとに展開されるそうだ。

一左 「鈴が森」
今日の前座さん。でも何故か途中の高座返しには現れず・・・。
前半は、テンポがいいものの後半は息切れか。ちょっとダレた。

三之助 「佐々木政談」
ネタ卸し。子供の描写が上手い。今も昔も口の立つ子は生意気に見える。ああ、なんか自分を見ているよう。この理屈っぽい子供、僕がモデルじゃないよね?(笑)
理屈っぽく生意気だけど子供っぽいところが良く出ていた。佐々木信濃守を馬鹿と呼ぶあたりの描写がいい。

馬吉 「文違い」
ネタ卸し。なんとか金をひねり出そうとする女郎がいい。同じようなシチュエーションが3つ続くが、上手く演じ分けられていた。サゲがちょっと息切れ、スパッと決まると更に良いと思った。

馬吉 「幇間腹」
テンポ良くさらりと。幇間の可笑しさの裏にあるペーソスがもっと出るといいね。まあ、これは年季で出てくると思う。

三之助 「大工調べ」
三之助さんの「大工調べ」は、初めて聴いた。5年ぶりにかけたそうで、本人は、自分にちょっと合わないと言っていたが、また聴きたいな。
 
打ち上げにも参加させていただく。なんと言っても、恩田えり師匠、今夜の最優秀キャラクター賞決定!

明日は、しくじれないプレゼンがあるため、二次会はパスして帰宅。ちょっと準備をしなくちゃ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/354/馬吉と三之助の @お江戸日本橋亭
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2008
04,26
22:07
第12回 花のお江戸に出没!ラクゴリラ @お江戸日本橋亭
CATEGORY[落語]
今夜は、気分を変えて上方落語へ。久しぶりにラクゴリラへ顔を出す。いつもとちょっと違う雰囲気、知っている顔が一人もいない客席が新鮮だ。

瓶成 「江戸荒物」
鶴瓶師匠の13番目のお弟子さん。そんなにいたんだあ。「瓶成」と書いて「へいせい」と読む。
「江戸荒物」、先日何故か丈二師匠で聴いたが、やっぱり上方の噺家がやる方が面白い。

花丸 「いらちの愛宕詣り」
江戸では「堀の内」か・・・。噺の骨格は、同じだが、細かいエピソードはかなり違っていて、楽しめた。途中、自分の名前すら忘れてしまうところが大ウケだ。

つく枝 「七度狐」
まくらから大爆笑。食べるの好きなんだねえ。ナボナが出てきたのは、個人的にはとてもタイムリーではまった。食べたものを記録するというレコーディング・ダイエットを何かものを食べながらやっているそうだ。
ネタも最高に面白かった。鳴り物入りで、表情も仕草も最高に可笑しい。自分で言ってたけど狸の風貌で狐・・・、でも尼僧とかも上手だったなあ。
笑った、笑いすぎた。大満足。

生喬 「辻占茶屋」
こちらも鳴り物入りで、掛け合いが最高に面白かった。生喬さんも華がある。茶屋でのお囃子さんとの掛け合いは、今夜の最高の聞き物だ。
辻占いを開けるところや四ツ橋での心中のやりとりも抱腹絶倒。
キューピーちゃんをちょっと不細工にした顔が武器だ。
こごろう 「茶の湯」
こちらは、江戸の「茶の湯」と全く同じだった。関西弁で聞くのも一興だ。風流のかけらも無いのが可笑しい。
 
それぞれの個性溢れるラクゴリラ。楽しい、可笑しい。また行きたい。

あ、明日もお江戸日本橋亭だ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/355/第12回 花のお江戸に出没!ラクゴリラ @お江戸日本橋亭
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2008
04,26
16:09
紀元前1万年 (★☆☆☆☆)
CATEGORY[映画]
FI2622498_1E.jpg誰もが想像する通りの古代の世界と部族たち・・・。
予想通りの展開と予想以下の結末に絶句。

ローランド・エメリッヒの映画ってCGだけだよなあ。でも今回は、CGの力を借りてもこの程度・・・。紀元前1万年前の変なエジプト文明と神にようこそ。想像力皆無。

退屈、退屈、ただただ退屈。

栗一つ。無しでもいいくらい。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン10にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/356/紀元前1万年 (★☆☆☆☆)
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2008
04,25
19:11
生誕100年 東山魁夷展 @東京国立近代美術館
CATEGORY[美術館・博物館]
展示作品の9割がガラス入りの額縁に入っていて、展示室内の蛍光灯や見ている人の顔、反対側の壁に飾っている絵が映りこんでしまい、全くもって残念な印象。

一 方、数少ないガラスの入っていない額縁の絵は、吸い込まれるような美しさだ。彼の絵は、色数を抑え、一つの絵が単色のグラデエーションで表現されており、 独特の印象をもたらす。描かれた景色は、凍っているようだ。森に風は吹かず、滝は落ちているが止まっている、水面に映った景色は揺らいでいない。本当に本 当に一瞬の静止が切り取られている。音のある景色だが、音はどこかに染込んで消え、凍りつくほどの静かさを与えてくれる。

一点、唐招提寺の御影堂障壁画は、蠢く波がものすごい迫力を持って迫る。でもやはり音はしない。ものすごいパワーで動いているのに静寂だ。この襖絵、何度も見ているけど、その度引き込まれる。なかなか前を立ち去れない。

ガラス入りの作品が多いのが本当に残念だった。

常設展示は、すごく魅力的だった。多くの有名な絵が何気なく並んでいる。
現 在、常設の特集企画で開催されている北岡文雄の版画に魅了された。戦後の焼け野原、日劇のストリップ、廃墟の前の人物など、どれもものすごい迫力だった。 なんというタッチ、なんという冷たいリアリズム、久しぶりに感銘を受けた。カラーの版画もその強烈な色使いに圧倒された。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/357/生誕100年 東山魁夷展 @東京国立近代美術館
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2008
04,23
15:11
鯛ふじ
CATEGORY[グルメ]

お昼に会社の近所の「鯛ふじ」へ。夜は、一人一万円以上するが、お昼は、リーズナブルな値段で食べられる。おかみさんも料理人もすごく優しく丁寧で、昭和の風情を醸し出す店の雰囲気も最高だ。なので、お昼は、すごく混んでいる。

お昼は、写真の鯛丼や鯛茶漬け、今日の焼き魚や刺身が食べられる。炭火で焼く魚は、お薦めだ。なぜか、味噌カツ丼もある。(笑)

美味しいし、健康的でとってもいい。夜も来たいなあ。

「美味しんぼ」という漫画にも実名で登場したお店らしい。漫画は、ほとんど読まないので、よく分からないけど、「美味しんぼ」って有名なの? 「びみしんぼ」だとばかり思っていた。

鯛ふじ
東京都 中央区日本橋箱崎町14-7
[平日]17:30 - 22:00 ランチ 11:30 - 13:30

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2008
04,21
23:14
コラアゲンはいごうまん「ツアー出発壮行会&前夜祭!」 @新宿LIVE Freak
CATEGORY[舞台]
コラアゲンはいごうまんのライブに行ってきた。新宿のライブハウス、もうお客さんギュウギュウ。コラアゲンさん、汗と唾液をまき散らし、パワー全快のライブだった。

彼のネタは、数十分ある。体験ドキュメンタリーとでも言おうか、ノンフィクションお笑いだ。これだけ長時間のネタを淀みなく、面白く、そしてちょっぴり人生の悲哀を感じさせるさまがすごい。

コラアゲンはいごうまん 「沢田マンション」
高知に実在する伝説のマンションの潜入ルポ。建築資格を持たないとある夫婦が建てた不思議な不思議なマンション。奇妙な形、ところどころにある思わず笑ってしまう不備の数々、それでも多くの住人がこのマンションと大家を愛している。
笑って、笑って、最後にホロっとさせる感動巨編だ。大家のおかみさんの魅力的なキャラ、彼女を慕う多くの愛すべき住人たち、落語の人情話にも似た、こんなお笑い芸があったのだなあ。
旅先での出会い、後日談、彼のネタは今も続いているのがすごい。聴く度に話が変化していく。

コラアゲンはいごうまん 「教科書問題?」
ネタのタイトル分かりませーん。(笑)
彼のブログに書いてあった図書館に通っていたというのはこのためだったのね。東陽町に日本の教科書を集めた図書館があるという。そこに通いつめ、ここ10 年、小学6年生の算数の教科書に現れる子供の名前で一番多いのは誰かを数えたのだそう。「太郎さんは、八百屋で50円リンゴ4つと60円のみかん 3つを買いました。合わせていくらでしょう」のような文章問題に出てくる子供の名前で一番多いのは誰か・・・。
時代によって変わるその名前、果たして一位は・・・、というどうでもいいランキング発表の裏に隠された、戦前・戦後の日本の教育の歴史の謎も明かされるという、こちらはミステリー巨編?
こちらも面白かったなあ。

楽珍トリオ ラップ
ゲストの楽珍トリオは、ラップ?を披露。かみ合わない不思議な魅力。

コラアゲンはいごうまん 「クレーム処理」
自らテーマを決めのぞんだ最新作。面白かったけど、前半の2編に比べると完成度がまだまだかな。これからまたさまざまに変化していくのだろう。
後半は、観客が事前に記入した「コラアゲンに対するクレーム」に彼自身がクレーム処理していく・・・。客席には、コラアゲンに弟子入りを希望した小学生の男の子もいて、そのやりとりも微笑ましかった。
僕のクレームも読まれちゃった。(笑)

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