2008 09,28 23:38 |
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彼の映画で1本あげろと言われたら、迷うことなく「評決」(The Verdict)である。だいたいにおいて、悪がはびこり善人が悲しい目にあう方が現実的で好きなのだが、これは、真の正義を描いた映画だ。
飲んだくれのダメ弁護士の再生の映画でもあり、ラブ・ロマンスがあり、二転三転する物語の展開があり、裏切りがあり、信頼があり、そして何よりも正義の行使が鳥肌が立つほど感動的だった。 この映画でのポール・ニューマンの演技は、本当に素晴らしかった。正義がこれほどまでに感動を呼んだのは、彼の演技に他ならない。
ラストシーンも最高にいかしている。 さようならポール・ニューマン。 |
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2008 09,28 19:40 |
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すごく久しぶりの落語だ。このところ平日は、忙しくてなかなか落語に行けない。10月もこのまま土日以外は、厳しそう・・・。10月上旬は、土日さえ厳しそうだ・・・。
会場で、一姫二太郎さん、NAHさんにお会いする。 一姫二太郎さん、本当は、都民じゃないのぉ? 市朗 「やかん」 もうすぐ前座も卒業。そろそろ見る目が厳しくなってくるね。 朝太 「片棒」 持ち時間の関係からか、まくらもなく、ネタも多少はしょり気味だったが、親父と三男の鉄三郎が秀逸。 柳之助 「竹の水仙」 芸協の武道派。(笑)されど硬軟どちらのキャラも芸達者だ。 THE GEESE コント つまらなかった。素人の学園祭の余興を見せられたよう。 兼好 「猫の災難」 とにかく芸達者。観客の心を今日一番つかんでいた。まくらから大爆笑。 オオタ スセリ ひとりコント 世の中には、この手の女芸人は、たくさんいるんだなあと思った。 面白いけど、同系列の女芸人と比べてと特に抜きん出る個性もなく、ああ、劇団の人なんだなあと感じた。 ニ楽 紙切り 今日は、注文のネタがありきたりで面白くなかったなあ。意表つく紙きりが見たかった。 一之輔 「百川」 このネタは、あまり好きではないのだが、一之輔さんなので、最後まで楽しめた。 四神剣の聞き間違いは、現代人には、面白くないと思う。 |
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2008 09,23 22:42 |
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白洲次郎は、死ぬ前に自分の写真や記録書物を自ら焼却してしまったらしく、あまり残ってないそうだ。彼が愛用した品々は、たくさん展示されていた。 場内は、前半が次郎コーナー。後半が正子コーナー。 正子コーナーの方が面白い。彼女の審美眼にあった織部焼きの器や屏風などが素晴らしい。 二人の住んだ部屋や食卓に並んだ食事の再現されていた。何とも贅沢で優雅だ。 白洲夫婦、生き方としては、憧れちゃう。 それにしても、物は残るけど、人間は死んで跡形も無くなるんだよなあ。そう思うとこれだけいろんな物を集めてもちょっと空しさも感じた。 http:// |
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2008 09,22 22:44 |
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「ウォンテッド」というとピンクレディーの歌を思い出してしまう。(笑) でも、この映画、まさにこの歌の文句にぴったり。あん畜生は、ただでは置かんのだ。 新しい映像表現と予告で謳っていたが、それは全部予告で見せてたね。「マトリックス」以上の映像的驚きは無いね。 ほんでもって迫力はあり、一応どんでん返し(途中で誰にもバレバレだけど)がありストーリーもちゃんと考えましたよー的なことは伺えるがいかせん、どうせCGでしょと思うとやっぱり興醒め。 シカゴの街中を周る列車ループでのアクション・シーンなんかもあるけれど、シカゴでループでアクションと言ったら、やっぱりあんた「フレンチ・コネクション」でしょ。「フレンチ・コネクション」面白かったねえ。ループとのカーチェイス、ジーン・ハックマン最高だったよ。 なんかねえ、運命の機織機あたりから苦笑止まらず、あららららの映画だったなあ。 栗2つ。まあ、迫力あるから、どうせ観るなら映画館だね。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン10にて。 |
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2008 09,20 22:46 |
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2008 09,18 23:47 |
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ペーソスあふれ何度も鳥肌が立つ感動的なシーンがあるが、それほど湿っぽくならず、ユーモアもある温かい作品になっている。 本木・山崎は、余程のものが出てこない限り、今年や来年の映画賞は総なめだろう。演者は、みな魅力的で、出演シーンが多くない役者もこれまでの人生の悲哀や幸福を感じさせる。 鶴岡や酒田など庄内の風景も美しく、音楽と共に胸に残る。 一見、「死」を扱ったような映画と思われるかもしれないが、これはまさに「人生」の映画だ。それもどこにでも転がっている何気ない人生。でもその何気ない人生こそがドラマチックなのだ。 前述の通り作りはオーソドックスなので、映画としての新しさや奇抜なものは無いが、今年見るべき邦画は、これに間違いない。 栗4つ。この映画と比べると「20世紀少年」は、なんと陳腐でチープなんだ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン2にて。 |
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2008 09,15 23:49 |
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2008 09,15 22:37 |
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2008 09,15 10:40 |
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2008 09,14 23:55 |
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