2008 11,24 23:53 |
|
先日の人見記念講堂に続いて、ジャクソン・ブラウンの東京公演にマイミクしのたかさんと出かけた。今日は、前から8列目のど真ん中。今回は、幸運にも両日ともとても良い席で観られた。
基本的には、新作が中心の先日のライブと同じだったが、過去のスターではなく、現在進行系のアーティストということの自信のあらわれだろう。事実、発売されたばかりの新作は、とても良いアルバムだ。 今日は、何と言っても大好きな「Your Bright Baby Blues」を演奏してくれたので、個人的には大満足。涙がちょちょぎれた。 会場総立ちの「Running on Empty」、会場大合唱の「Stay」、そしてラストが「Take it Easy」、感動、感動、大感動。 素晴らしい音楽、幸福な時間をありがとう、ジャクソン・ブラウン。 今度は、いつ日本に来てくれるかなあ。 |
|
2008 11,24 15:55 |
|||
緒形拳の追悼特集にまた出かける。実際にあった西口彰事件を元にした小説が原作だ。
スクリーンに展開される人間の本能がおぞましい。さすが今村昌平、犯人を追う刑事や殺人事件現場のシーンはドキュメンタリー風、主人公にまつわる回想シーンは戦慄の人間ドラマになっている。 三國連太郎と倍賞美津子の温泉でのシーンは、禁断で危険でかつプラトニック、こんなにもエロティックで純潔な人間関係はないだろう。「鬼畜」では怖い女だった小川真由美の切ないまでの美しく儚い人生の表現も圧巻だ。 そして緒形拳の冷酷な演技は、最後に残忍で残虐でかつ優しい殺人を起こす。人間とは、矛盾した行動が道理となる不思議な生き物だ。 人間とは、生きるとは、何なのか、答の出ないその問に、この映画は、戦慄の表現で観る物の魂を貫きえぐる。 ラストの骨を投げるシーン、すごすぎる。 本当に、人間とはいったい何なのだろう? 栗5つ。傑作。 新宿ピカデリー スクリーン4にて。
|
|||
2008 11,23 23:58 |
|
2008 11,23 18:00 |
|
金時師匠がトリなので池袋へ。
朝呂久 「たらちね」
時松 「時蕎麦」 菊志ん 「締め込み」 圓十郎 「猫と金魚」 笑組 漫才 市馬 「狸賽」 小金馬 「紙入れ」 金八 「七段目」 志ん弥 「鮑のし」 元九郎 津軽三味線 金時 「文七元結」 ものすごく早口だったけど、菊志ん師匠の「締め込み」は、アップテンポで最高に面白かった。「猫と金魚」は、初めて聴けた。元九郎さん、アリラン とパイプラインのメロディがでてこず、照れながら「こんなこともあるさ」とすごくお茶目だった。それでも元九郎師匠は、かっこいい。 やはり、トリだと寄席で大ネタが聴けるから嬉しいなあ。 帰りがけ、夜の部に並んでいたriceさんにお会いする。 |
|
2008 11,22 23:57 |
|
2008 11,22 21:05 |
|
マイミクしのたかさんと一緒に待ちに待ったジャクソン・ブラウンのコンサートへ。前から5列目で、ジャクソンの歌い演奏する姿を間近で満喫した。人見記念 講堂には、以前、ジルベール・ベコーとかベルリン放送交響楽団のコンサートで来たことがあった。それでももう10何年ぶり、懐かしい。 昨日のキャロル・キング同様、60歳とは思えないほどのものすごいパワー、歌声も衰えていない。 今回は、新作の「Time The Conqueror」が中心。最新作だから当然だけど、かなりの自信作だからだろうな。どの曲もとても良いできだ。 また、今までと違うのは、客席からのリクエストはあまり受けず、セットリストにかなり忠実だということ。ミキシング席にセットリストが貼ってあっ たけど、ほぼその通りに演奏。客席からのリクエストは、「Rock me on the water」のただ一曲だけだった。大阪では、「Late for the sky」をここで演奏しており、アンコールに「Take it easy」があったようなので、東京の方がちょっと寂しかったかな。 しかし、民主党贔屓のジャクソンだから、オバマ勝利で「I Am A Patriot 」というのは、米国ではいいとしても、日本のコンサートではどうかなと思う。 それでもコーラスやギターも素晴らしく、ライブならではのアレンジに大満足! 24日、新宿ももちろん行くぜ! |
|
2008 11,22 15:09 |
|
2008 11,21 23:17 |
|
18年前のNHKホールのコンサートにも行ったのだけど、その時は、ロック・コンサートという趣だった。今回は、ピアノ弾き語りのキャロルとギ ターが二人のトリオ構成。ツアー・タイトルの「Welcome to my living room」の通り、キャロルの部屋でのセッションに招かれたような雰囲気だ。 たった3人なのに、ド迫力。すごかったなあ。音楽ってやっぱり素晴らしいと実感。 どの曲も口ずさめる名曲ばかり。個人的には、「Home Again」と「City Street」の演奏が嬉しかった。願わくば、「Jazz Man」とか「Only Love Is Real」なんかも聴きたかったなあ。 とにかく名曲ばかりで2時間じゃ足りないよー。あの曲も、この曲も、まだまだたくさん聴きたかったー。 でも本当に素晴らしいステージで大満足! 「You've got a friend」でもう鳥肌、感動。生きてて良かった。 |
|
2008 11,19 22:19 |
|
一九師匠の会へ。 市也 「たらちね」
帰りに一九師匠画の「王子の狐」のハガキが配られた。可愛いぃ。 今日の前座さん。初めて拝見。ちょっと舌足らずだけど、落ち着いていて上下の切り方も上手だった。 歌武蔵 漫談 落語を聴けなくて残念だったけど、怒涛の大爆笑小話に場内が沸く。相撲界の裏話が笑えた。 今日は、大分咳き込んでいたので、あえて落語をしなかったのかな。 一九 「ねずみ穴」 これは大好きな話。いろんな人で聴いているけど、あまりしんみりとせずさらっと演じられていた。 対談 漫画家生活四十年 永井 豪 本日のゲストは、なんと永井 豪。もう63歳だそうだが、ものすごく若々しい。石ノ森章太郎のアシスタント時代の話や「ハレンチ学園」誕生秘話などとても面白かった。スカートめくりの社会現象も笑ってしまった。 永井さんは、単に漫画がすごいというのではなく、あふれ出るアイデアとそのセンスもすごい。まだまだ創作意欲バリバリで今後もどんどん新作に取り組んでいくとか。 個人的には、やはり「マジンガーZ」と「デビルマン」だよなあ。この人、日本の誇る天才の一人だな。 一九 「王子の狐」 永井さんとの対談が終了した時点で、既に落語会終演予定の時間。永井さんの話、面白かったからねえ。それでも時間延長できちんと落語へ。 どのキャラクターも生き生きとしていて楽しかった。狐にとりつかれると脅かされるシーンが特に良かったなあ。なんとも飄々とし主人公も最高。 |
|
2008 11,18 23:25 |
|