2009 02,05 23:27 |
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会社のイベント後の懇親会に利用した。箱崎近辺は、ちょっと洒落ていて大人数が収容できる店が意外と少ない。
ここは、いつできたんだろう?少し前にこの近所を通ったら、なんと大きなピザ窯が店内に見えたので、いつか来たいなあとチェックしていた。 お昼もやっているんだけど、会社からはちょっと歩くので、今回夜の懇親会で行ってみた。 ホスト役だったので、ゆっくり味を楽しむ余裕は無かったのだけど、まあまあだったかなあ。 purana barca Trattoria,pizzeria,and bar 東京都中央区日本橋蛎殻町1-3-2 03-5651-3393 ランチ 11:00~15:00 ディナー 17:00~23:15(L.O.22:00) バー 11:00~23:15(L.O.22:00) 無休 |
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2009 02,03 23:29 |
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待ちに待った「らくごカフェに火曜会」がスタートした。第1回となった2月3日は、会場満席の大盛況。8人のメンバーが二人づつ交代で出演するこの会、記念すべき第1回は、三之助さんと朝太さん。
三之助 「堀の内」
終演後、三之助さん、朝太さんに手伝いに来ていた初花さん、店主青木さんを交え、公開ポッドキャスト録音。まるで信楽焼きの狸かクマのプーさんの ぬいぐるみのように置かれたまま喋らない朝太さんをよそに他のメンバーは、喋る喋る。この観客の拍手喝采が入った爆笑ポッドキャストは、2月9日公開。 らくごカフェとこの会の経緯を語るまくらの長いこと長いこと。19時30分開始、そして終演時間もまたいつものようになるのだなあとすでに一席目で覚悟を決めた。 これは、表情豊かな三之助さんのキャラが楽しめる寄席でもお馴染みのネタ。愛したくなるほどの粗忽者だ。 朝太 「お見立て」 笑ったねえ。そしてものすごく惹きこまれた。二つ目の会、こういう芸と芸の高座でのぶつかり合いが見たいのだよ。 花魁と杢兵衛のしつこいまでの憎たらしさ、間に挟まれた喜助の可笑しさ、どの登場人物も表情豊かで個性があって、最高に面白かった。 三之助 「試し酒」 朝太さんとの出会いのちょっぴりほろっとするまくらが素敵。 この噺は、サゲが効いている。そのサゲに向かい、酒を五杯飲むという繰り返しのシチュエーションを飽きさせずにどう見せるかが勝負だ。だんだんと酔っ払っていくさま、久蔵の憎めないキャラが上手に表現されていた。 その後、「帰れ」と言われても帰らない居残り客とお店のスタッフ、出演者を囲ってのプチ打ち上げ。その横でまたポッドキャストの録音。これまた拍手入り。こちらは、2月16日公開。 来週の火曜会を予約して、7日の春・朝太の会のチケットを朝太さんから購入。こうして、今月もまた落語で予定が埋まっていく・・・。 |
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2009 02,02 17:32 |
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こまつ座の舞台「太鼓たたいて笛ふいて」を観て、一層興味がそそられた。 「浮雲」や「晩菊」などの戦後の作品とは違い、戦前の作品には、貧乏だけど明るい市井の人々が描かれていた。 現代の生活からは想像もできない貧乏なのに、不思議と登場人物は、明るく、まるで貧乏を楽しんでいるかのように生き生きとしている。 大正時代の風俗や人々の暮らしがとても細やかに描写されていて、知らない時代なのに、なんかそこにあるかのような錯覚におちいる。 当時の歌の文句もとても心に染みる。林芙美子、いいなあ。はまりそう。 風琴と魚の町・清貧の書 林芙美子/著 新潮文庫 ISBN :978-4-10-106107-8 |
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2009 02,01 23:34 |
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2009 02,01 16:36 |
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もともとたわいの無いストーリーだが、舞台では、生の歌声とダンスに圧倒されるが、映画ではその陳腐なストーリーがそのまま出てしまい、かなりがっかり。 ダンスシーンは、踊る人が増えているだけで、舞台に比べると手抜きでいい加減な振り付け。カメラワークもボロボロで全然迫力が無い。 メリル・ストリープは、まあがんばっていたが、ピアース・ブロスナンの歌の下手さには、呆れて開いた口が塞がらない。ステラン・スカルスガルドの方が甘い声でいい感じだった。 せっかくの素晴らしい舞台をここまで台無しにするなんて唖然呆然。 ただ、アバの曲は、本当に素晴らしいので、目をつぶって音楽だけ聴いている方がいいかも。 映画が終わって、舞台同様のアンコール・シーンが一番楽しかったりする。 この間の「ドリーム・ガールズ」もそうだけど、舞台を映画化したのではなく、単に映像化しただけ。 結局、生の舞台には、かなわないのだね。 「ウエストサイド物語」や「サウンド・オブ・ミュージック」のように、舞台を越える映画を作って欲しいものだ。 栗2つ。映画は、ひどいがアバの音楽があまりに素晴らしいので、おまけ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン8にて。 学芸会の自主制作映画に付き合うのは、つらいのお。 |
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2009 02,01 12:39 |
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2009 01,31 22:44 |
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イギリス人サム・メンデス監督が切り込むアメリカ人への冷めた視線は、「アメリカン・ビューティー」同様シニカルで辛辣だ。 自分たちが「特別」だと思っている夫婦、取り巻く普通の人間たち。「特別」なはずなのに、もしかしたら「普通」かも?、精神が崩壊していくなかで、どこか人間的・愛情的救いを求めるその葛藤が痛ましい。 主人公の夫婦以外の人物たちも、それぞれが憎たらしいほど人間的で、利己的なその姿は、観客自身を映す鏡、嘲笑うかのように痛烈だ。 ケイト・ウィンスレットは、ぶったまげるほど上手い。 栗4つ。 ユナイテッドシネマ豊洲 スクリーン4にて。
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2009 01,31 20:41 |
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らくごカフェの杮落とし公演談春一門会の夜の部に行ってきた。キャパ50人、こんなこじんまりした会場で談春師匠の高座が観られるなんて、びっくり。らくごカフェオーナー青木さんの人望のなせる業だな。
チケットを2枚買っていたので、札幌遠征同志のぷーぞさんを誘って行ってきた。あけっち。さんもいらしていて、3人で最前列真ん中を占領しちゃった。 寄席に出ない立川流の若手に勉強の場をということで、自分の弟子のために一肌脱ぐ談春師匠は、素晴らしいね。この会、毎月やるそうで、次回からは、談春師匠もネタ卸しするのだそうだ。 談春 あいさつ 会の始まった経緯を面白おかしく説明。 春樹 「道灌」 今日がデビューと言っていた。ちょっと表情が硬かったけど、ところどころ思わず笑ってしまった。不思議な可笑しさあり。 春太 「真田小僧」 一本調子だけど、楽しい。 こはる 「高砂や」 さすがに一番弟子だけあり、3人の中では一番堂々としていて落ち着いている。ただ、やはり女を感じるなあ。登場人物の男が、男じゃないなあ。 談春 「天災」 乱暴者の八五郎と紅羅坊名丸先生のやり取りが面白い。「あ、今むっとしたな」とか「何、偉そうなの」とか、ツボにはまった。軽快なテンポと変幻自在の噺の運びは流石。 |
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2009 01,29 23:47 |
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昨夜は、ビルボード・ライブ東京にJ.D.サウザーのコンサートに行ってきた。自分が知っているレコード・ジャケットの顔の男とは、随分違う人が出てきた なあと思ったけど、髭が無かったせいかな。まあ、1979年から30年もたっているんだもんねえ。僕も、「You're Only Lonely」を買った時は、小学生だったよ。
ライブは、バンド無しの一人弾き語り。甘い声はちょっと枯れ、高い音も出なくなっていたけど、それでもやはり素晴らしい曲に酔いしれた。 「Black Rose」からの曲が多かったような。「Simple Man, Simple Dreams」大好き。 イーグルスに提供した曲の演奏も多かったなあ。「New Kid in Town」やるとは思わなかったよ。これは、もう一緒に歌ったさ。ピアノ弾き語りの「Talking to the Moon」も染みたわあ。 そして、そして、やっぱり「You're Only Lonely」だよ。名曲だよなあ。涙が出ちゃう。これがアンコールだと思ったら、「Best of My Love」だったよ。びっくり。 曲は確かに素晴らしいのだけど、やっぱりイーグルスのアレンジとコーラスってものすごかったなあと、そっちを実感したりして・・・。 ここはお酒を飲みながら、いい音楽が聴けるので、身も心も酔いしれた。 |
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2009 01,28 23:50 |
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今日は、仕事の打ち上げ。銀座にあるテーマ・レストラン、Vampire Cafeへ。僕が幹事だったら絶対にこんなとこ行かないよー。
吸血鬼をテーマにしたカフェ・レストラン。とにかく赤と黒。 とにかく赤と黒。ホーンテッド・マンション風。席の後ろの棚の上に烏の置物があったり、鏡はひび割れだったり、店員のお姉さんもこれまたホーンテッド・マンション風のコスチューム。ちょっとメイド・カフェみたい。(行ったことないけど)でも、ここ銀座。 雰囲気に合わせて、キールを頼む。 料理は、「吸血鬼と王女の契りコース」。最初の料理が、「幽閉された扉を開けたら、小エビとアボカドのタルタル シェリー酒の香り チーズガレットに乗せて」だと。味は普通。お姉さんが、この台詞を全部言うのだけど、一回で聞き取れないので、何度も言わせていたら、嫌な顔をしているようだった。というか、店員絶対笑わない、無表情で接客するのがこのレストランの決まりなのか。 で、何故か誰かの指が・・・。 次の料理は、「おぞましい戦慄の奏で 鴨ローススモークとルッコラの香味野菜のサラダ」。料理名におぞましいって・・・。 そして、また誰かの指が・・・。 次は、「生気無き吸血鬼たちの舞踏会へ カマンベールチーズと彩り野菜のフリット オーロラソース」。で、やっぱり誰かの指が・・・。 次は、「変貌した紫色の花に囲まれて パンチェッタとキノコ 3種豆のトマトクリームスパゲティ」。まあ、これは綺麗な名前だな。でも、また指が・・・。 次は、「赤眼のコウモリと黒猫の暗黒ダンス カラスカレイと有頭海老の香草パン粉焼き アメリケーヌとマスタードで」。しかし、だんだん前置き聞くのが面倒になってきたな。また、指。 次は、「罪無き王女の生き血を啜り 黒豚ロースのグリル カシス風味のポートワインソース」だと。どう見ても、生姜焼きじゃねえの。 また、指だし。 あ、でもちょっと血っぽい。 ガルニの入れ物が棺だった。 デザートは、「永遠の破門を受ける 毒グモ仕立ての青リンゴムース ミックスベリーソース」。毒グモ仕立てって、食欲そそらないなあ。 結局、最後まで誰かの指が・・・。 どうせやるなら、もっとおどろおどろしくてもいいのになあ。 ちなみに、姉妹店に迷宮の国のアリスと、プリンセスなレストランがあるらしい。銀座らしくない店だなあ。 |
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