2009 03,13 16:18 |
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フィルムはかなり粗いものだったけど、「あくび指南」をオープニングにもってくるのはニヤリ。映画の始まりが「退屈で、退屈で・・・」とはなんともシニカルだ。 たんたんとしたドキュメンタリーだが、なんと言っても小三治師匠の魅力に溢れていて楽しく可笑しい。 扇橋師匠とのやり取りは、男って永遠に少年なんだよなあとしみじみ。なんともいい関係だ。 三三師匠の名前に対する返答が秀逸だった。「いい名前だねと皆が思うのは、その当人がそれだけのことをしたってことなんだろうね。クソみたいな奴がつけるとクソみたいな名前になる・・・。」 楽屋での三之助さんやこみちさんの姿が微笑ましかった。 客席にラッキーさんも映っていたし・・・。(笑) 挿入されている高座の場面では、部分的なのにぐいぐいとひきこまれる。高座を降りた師匠の話は、これまた素敵だ。それでも人間小三治の片鱗しか観ていないのだろうなあ。 同時代に噺家 柳家小三治がいる。これは、なんとも素晴らしいことだと再認識した。 栗4つ。 映画を観た後、せっかくここまで来たのでとらくごカフェへ。今日は、青木さんはいなかったけど、女性スタッフの方とお喋りし、いつものカフェオレとホットサンドを注文。ああ、もうちょっと軽食メニューが充実しないかなあ。 |
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2009 03,10 23:13 |
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6回目のらくごカフェに火曜会。そのうち4回来ている。(笑)
今回は、わか馬さんの「静」と朝太さんの「動」のコントラストが絶妙だった。 わか馬 「新聞記事」
クールな中にも時折見せるニヒルな笑顔。チナマルさん、これにやられちっまったのね。 朝太 「三方一両損」 今年三回目の朝太さんの「三方一両損」。「この糞ったれ、大家ぁー」のところがたまんない。 朝太 「強情灸」 すごい表情だったねえ。いやはや驚き! わか馬 「長屋の花見」 失礼ながらちょっと貧相な風貌がこの噺に合うわー。 そして、またしても居残り組の宴。
チナマルさんがわか馬さんを前に終始、お顔がポー。かわいい。 おばちさんともやっとちゃんとお会いできた。 わか馬さん、おばちさん、僕ともう一人のお客さんで田酒一升空けちゃった。 今度、らくごカフェにお酒持っていくよ。 色紙をもらっちゃった。いろんな言葉を書いていたけど、僕は、 「がんばらない 鈴々舎わか馬 同じく 古今亭朝太」 をいただく。 色紙執筆中の朝太さん。横にたくさんのパン。(笑) 食べ物と一緒の構図がものすごく合うなあ。 |
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2009 03,08 16:01 |
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湯島の辺りをぶらぶらしていたら、洒落た庭のあるイタリアン・レストランを見つけた。店内を窓から除いてみると洒落たインテリアで内装や空間が素敵だったので入ってみた。窓は、道に面しているのだが、入り口は庭を入ったその向こうにあり、ちょっと入りにくかったけど・・・。
オーナーシェフの女主人が出てきて、席へ案内してくれた。 僕「メニュー見せていただけますか?」 主「今日は、トマトのパスタです」 日替わりメニューがそうなのかと思い、 僕「あ、それもいただきますが、お腹空いているので、他のメニューも見たいのですが。」 主「今日は、トマトのパスタを食べなさい。それで美味しかったら、また来て、その時は違うものを食べたらいいじゃない。」 僕「ええと、今日はパスタだけ?」 主「今日は、トマトのパスタを作りたいのよ。私の店では、私の作りたいものを作って食べてもらうの。私と感性が会わない人は、来なくていいのよ。」 それで、トマトのパスタを頼んだというか、強制的にそのメニューになった。されど、待てども待てども料理が出てこない。ずいぶん、待ったよなあ。 それでやっと出てきたのがこれ。 予想したものとは、ずいぶん違った。トマトソースベースのパスタなんだけど、いろんなものがのっている。水菜、モッツァレラ・チーズ、大根、シメジ、蚕豆、パプリカなど。どれも手の込んだ味付けがされていた。 主「まずは、混ぜずに上にのっている食材を味わって」 と、それぞれの食材の産地とどうしてそれを使っているかを説明してくれた。 まあ、とにかくこの女主人が喋る、喋る、喋る。 それでまた、他のテーブルの客のところに行っては、 「あなたの家の玄関マット、あれ良くないわー。これに変えるべきよ」と力説している。(ほとんど喧嘩腰) なんでも、本業はインテリア・デザインとブティック経営らしい。レストランの隣は、ブティックだ。 レストランのテーブルや壁には、メニューはなく、インテリア・コーディネートの宣伝ばかりだ。 まあ、料理は美味しかったので、素直に美味しいと言ったら、洋梨のリキュールやデザートのパイをサービスしてくれた。 値段も高くなく、酒の種類も豊富な店だった。でもサービス料を取っていた。女主人のお喋りがサービスなのかしら。 夜もお任せ料理のみだそう。お客の食べたいものは聞いてくれないらしい。 なんか笑っちゃった。 湯島天神のすぐ近く Bar Due という店。 |
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2009 03,08 14:18 |
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2009 03,08 13:15 |
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落語を聴きに黒門亭に向かうも、満員札止めで入れず。途方にくれながら、上野、池之端をぶらぶら。
横山大観記念館に行き、しばし、信じられないくらい静かな空間の中でしみじみ。交通量が多い道路に面しているのに、不思議な静寂がある。 床の間の掛け軸に飾られた絵などを見ながら、東京が美しかった遠い昔に思いを馳せた。 横山大観記念館 http:// 寄席に入れなかった午後には、ぜひ・・・・。 |
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2009 03,07 23:02 |
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金時寄席、何故か今回は、国立じゃなく浅草の東洋館だった。ラッキーさんと一緒に鑑賞。
朝呂久 「道灌」 今日の前座さん。前半調子良かったのに、後半間違えてからはボロボロに。まあ、こんなこともあるね。個性あるのでがんばってほしいな。 時松 「花見酒」 こういうすっとぼけた噺は、上手だねえ。酔い加減もいい感じだった。 金時 「お見立て」 金時師匠の花魁、好きなんだよねえ。なんでしょう、あの女。あんなのいたら嫌だなあ。 金翔 「宮戸川」 このことろ「宮戸川」三連荘だなあ。でも、表情は見るたび良くなっていて、ひきこまれたなあ。 Wコロン 漫才 初めて見た。楽しかったけど、昭和なギャグは、かなり流行遅れだねえ。(笑) 金時 「ねずみ穴」 金時師匠の「ねずみ穴」は、すごくいいのよ。もう涙腺が切れてしまうくらい。 しかし、どうしてどうして、「ねずみ穴」の時にかぎって携帯電話が鳴るのだ?許せん。 |
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2009 03,07 17:00 |
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2009 03,07 12:00 |
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子供の頃、夢中になって見てた。ギャグ・センスは、当時はものすごく斬新だったが、それを実写にしただけで、この映画には懐かしさ以外の何物もない。
せっかく魅力的なキャラクターと設定があるのに、ストーリーが退屈で残念。 オリジナルのアニメの足元にも及ばない駄作だ。 小原乃梨子とたてかべ和也の特別出演と、ドクロベーの声が滝口順平だったことに涙、涙。 ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン1にて。栗1つ。 それにしてもこういう映画に行くとどうして馬鹿女が多いのだろう。映画の上映中、ずっと喋りっぱなしで、「ケンドー・コバヤシって私を見たら好き になるわよねえ」とか「私ってセクシーだから、ケンコバをおとせるわ」とか、本編に関係ない話ばかり・・・。馬鹿女、死んでほしいなあ。 |
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2009 03,03 23:50 |
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夜は、らくごカフェに。秋田から福隆弁当さんもお見えになり久しぶりにお話できた。昨日は、テレビの取材が2件入っており、NHKおはよう日本のインタビューを受けちゃった。どうか映りませんように・・・。
三之助 「のめる」
終演後。いつものように、帰る気のない居残り組で打ち上げ。 テレビの撮影が入っており、テレビカメラが動き回るとのことで、撮影タイムとして三之助さんが小三治一門でスキーに出かけた際の話をまくら で・・・。これが、まくらと言っていいのか、ひとつの作品のような爆笑巨編だった。そして、師匠と弟子の心温まるエピソードもあったりして、感動的ですら あった。昨日、このまくらを聞けた観客は、ラッキーだったね。 スキー上達の弊害は、その人の癖というところから、うまくネタの「のめる」へ。こうした軽いけど笑える小品もとってもいい。 弥助 「火事息子」 前回の「ねずみ穴」といい、今回といい、ぶつけてきているねえ。高座での若手同士の火花散る芸のぶつかりあい、こうやって互いに切磋琢磨していくさまを観客にも叩きつける。火曜会でこうしたハイレベルの戦いを繰り広げられていくのは、大歓迎だ。 三之助 「厩火事」 寄席ではありえない、火事対決。弥助が火事なら、三之助も火事。店主の青木さん「そんなにうちを燃やしたいのか?」と苦笑い。 おさきさん、亭主、仲人の旦那、どれも人物描写が素晴らしく、また本人がしゃっべているかのような台詞がとてもいい。途中何度か言葉につまるところがあったので、これが淀みなく流れると最高に素晴らしくなるね。 今夜も弥助オンステージが熱い、熱い。打ち上げも火事のように燃え上がったよ。 |
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2009 03,02 23:31 |
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シーナ・イーストンのライブに行ってきた。彼女も今年50歳、ちょっと風貌はおばさんぽくなっていたけど、ステージは素晴らしかった。
シーナ、よく喋ってた。ユーモアもたっぷりで笑った。 ステージでは、ボブ・シーガーやジャニス・イアンの曲なども歌っていたけど、やはり自分の持ち歌の大ヒット曲がたくさんあるというのは、華やか だ。「Telephone」、「9 to 5」は、会場も異様なまでの熱狂。そして、「この曲を歌わないとステージを降りれないわ」と「For your eyes only」。かなり高音はきつそうだったけど、やっぱりこの人の声のために作られた歌だなあと実感。 そして、アンコールは、「Modern Girl」。熱狂のうちにライブは、終了。 |
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