栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2009
11,03
20:28
新・根津美術館展
CATEGORY[美術館・博物館]
新しくなった根津美術館展に行ってきた。今回は、新装記念の展覧会が来年の9月26日まで続くよ。長っ。小出しに所蔵の宝物を展示するんだね。

今回は、その第1部。メインは、国宝「那智瀧図」。鎌倉時代の作品で、なんと5年ぶりの展示だとか。僕は、初めて観た。滝が下の方で段差で手前に張り出すさまがよく表現されていた。まあ古いのでかなり色が落ちているけど、水の流れと崖の表現が面白い。

他にもいろいろあったけど、江戸時代の舶来ものの宝飾時計の豪華絢爛さに溜息が出た。


お庭もよく手入れされていて綺麗。


この美術館の至宝である尾形光琳の国宝「燕子花図屏風」は、来年4月と5月の展示。忘れないようにしないとな。

新・根津美術館展
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1550/新・根津美術館展
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2009
11,01
23:49
落語いいとこ撮り! @らくごカフェ
CATEGORY[落語]
らくごカフェで行われた、たけ平、時松、馬るこの自主制作DVDの録画落語会へ。全三部のうち、二部と三部に行ってきた。
最前列に撮影用のビデオカメラ。その左横に陣取り、実物とカメラに映った姿とを時々比較しながら観てた。モニターを通すと、随分表情とか違うんだねえ。数台のカメラで撮っていたみたいだから、編集後の出来上がりも楽しみだな。

第2部
「三遊亭時松・鈴々舎馬るこ二人会」

馬るこ 「ハングル寿限無」
撮影とだけあって顔に漲る緊張感。間違ったりしたらそのまま記録されちゃうからね。
馬るこワールド全快で楽しい。

時松 「試し酒」
今日のメンバーでは、一人正統派でぶつかる。くすぐりがなくても古典をしっかりと聴かせる。

馬るこ 「蒟蒻問答」
馬るこさんって新作・改作バラエティーなイメージがあったけど、ちゃんと土台はしっかりしているなあ。やはり土台があってこそ、いろんなものがその上にのっかるのだ。

時松 「締め込み」
女房と旦那のかけあいがすごく楽しい。この噺、時松さんで何度か聴いているけど、聴き入ってしまった。

第3部
「林家たけ平・鈴々舎馬るこ二人会」

馬るこ 「阿武松」
中盤ちょっとうるうるときて、涙腺が刺激されたよ。やっぱり実力あるわ。
後半試合の場面は、馬るこぉーって感じ。

たけ平 「宮戸川」
古典なのに新しい噺みたい。この人も不思議で個性的な自分の世界を持っているなあ。テープチェンジのため、まくらの途中で止められ最初からやり直すというハプニングが・・・。それにもめげず、楽しい高座だった。

馬るこ 「イタコ捜査官メロディー」
エンターテイナーだねえ。目指せ、演芸会のマイケル・ジャクソン。
それにしても、馬るこさんの着物の反物って普通に売っているのかしら?

たけ平 「明烏」
これも笑っちゃった。なんか、本当に不思議な魅力がある人だなあ。

来年の1月にDVDができあがるみたい。完成披露の落語会のチケットも買っちゃった。来年の予定など分からないけど、逆に分からないから買えちゃうのよね。
3000円で、完成したDVDと3人の手拭が付いて、おまけに落語が聴けるのだから破格の安さ!今から楽しみだよー。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1549/落語いいとこ撮り! @らくごカフェ
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2009
10,31
23:47
THIS IS IT (★★★☆☆)
CATEGORY[映画]
マイケル・ジャクソンは、それほど愛着もなく、特に関心がなかったのだが、こうした映像を観ると稀代のエンターテイナーだったのがよく分かる。彼がいない世界というのは、ちょっと寂しい気がする。

ただ、マイケルのコンサートが観たいかというと、別にそれほどでもなく・・・。

でも、「オフ・ザ・ウォール」という曲は好き。今回、使われてなかったけど。あとねずみの「ベンのテーマ」も好き。今回、使われてなかったけど。

コンサートは、シンプルなのが好きなので、ダンサーとかいらない。歌と演奏だけあればいい。

ミュージカル・ショーと思えば、素晴らしいのだろう、きっと。

栗3つ。ユナイテッドシネマ豊洲、スクリーン10にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1548/THIS IS IT (★★★☆☆)
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2009
10,30
23:45
ゴールドラッシュ @らくごカフェ
CATEGORY[落語]
金馬一門青年部のゴールドラッシュがらくごカフェに登場。というわけで行ってきた。らくごカフェ初めてな方も結構いたなあ。この会は、全てネタ卸し。

金八 「だくだく」
まくら面白い。途中、実際の高座の壁もうまーく利用して楽しく。
踊りもサービス。

金也 「甲府い」
ネタ卸しとは言え、今日の出来では満足できぬ。明らかに稽古不足。
三之助さんのとは違う人物設定が興味深くて期待したい。次回、魅せてくれよ。

金時 「宿屋の仇討ち」
ブログで他の二人に発破をかけるだけあり、ネタ卸しとは思えぬ充実した内容。
なんで知っている噺なのに、こんなにも可笑しいのだろう。
変幻自在の表情と多彩な表現力に観客は囚われの身に。
金時師匠は、やっぱり面白い。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1547/ゴールドラッシュ @らくごカフェ
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2009
10,25
23:01
KintoKids vol.11 @原宿・アコスタジオ
CATEGORY[落語]
夜は、原宿で落語。竹下通りは、若い人がいっぱいで、僕は浮いてしまうなあ。

会場に、ちょうかんさんがいらしたので隣で一緒に鑑賞。ちょうかんさんにお会いするのもこの会ばかりになってしまったな。

金翔 「子ほめ」
前座噺こそ、観客を惹きつけ楽しませるのは難しい。噺家としての自信の表れだろうね。

時松 「ねぎまの殿様」
楽しい。金馬、金時、時松と受け継がれているなあ。

時松 「一人酒盛り」
モノローグが多いこの噺、なかなかに技量がいる。こちらも楽しく拝見した。

金翔 「転宅」
枕で義太夫の話をして、「寝床」かなあと思ったら「転宅」へ。女性が色っぽい金翔さんだが、今日は、間抜けな泥棒が良かった。ふと見せる泥棒の表情が楽しく可笑しかった。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1546/KintoKids vol.11 @原宿・アコスタジオ
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2009
10,24
23:59
REC2 (★★☆☆☆)
CATEGORY[映画]
前作を観ていないのだが、どうやら前の方が良く出来ていたらしい。

もっと怖い映画を期待していたのだけど、どうもビデオカメラで撮影しているパターンのものは集中力が切れてしまい苦手だ。

スペイン映画は、「さよならの子供たち」や「パンズ・ラビリンス」などホラーテイストものに傑作が多いので期待していたんだけどねえ。

栗2つ。
ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン2にて。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1545/REC2 (★★☆☆☆)
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2009
10,24
23:57
夢と追憶の江戸 -高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展-
CATEGORY[美術館・博物館]
中期も充実してたなあ。
今回は、広重の「東海道五十三次」と北斎の「富嶽三十六景」がハイライトって感じだったな。彼らの大胆な構図には、毎度驚かされるのと惚れ惚れしちゃう。そして、やっぱり実物と写真では、全然違うのだよねえ。色が鮮やか。

歌麿の手鏡を効果的に使った美人画から明治の浮世絵まで、まあバラエティに富んでいたよ。

個人的には、北斎の「駿州江尻」、有名な「神奈川沖浪浦」、そして「隠田の水車」に凍りついた。絵の前からなかなか離れられなかった。風と水という止まってはくれないものを彫刻のように絵に封じ込める、なんともはや圧巻だった。

あと、大江千里の百人一首の歌「月見れば 千々に物こそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど」を浮世絵にしたものも素晴らしかった。駕篭かきが、ふと空の月を振り向いて見ているのだけど、なんとも日常に中に風流があった時代だったのだあ。

Googleで大江千里と検索すると、歌人でなく、歌手ばかり出てくる。Googleは、風流じゃないなあ。

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1544/夢と追憶の江戸 -高橋誠一郎浮世絵コレクション名品展-
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2009
10,23
23:51
陸軍 (★★★★★)
CATEGORY[映画]
田中絹代の特集中の京橋・近代フィルムセンターへ。今日は、「陸軍」を観る。並木座で何度か観ているのだけど、フィルムセンターの大画面で観られるのは嬉しい。

これは、昭和19年に陸軍の依頼により制作された戦意高揚映画である。そこかしこに、戦争賛美と天皇崇拝のシーンに当時の世相がよく現れている。前 半は、現代人が見ているとちょっと恥ずかしくて笑ってしまう台詞が多いが、後半、場面が福岡になってからは、笠智衆、東野英治郎の頑固者親父の応酬が良く 出来た喜劇になっていて笑いを誘う。

戦争で死ぬ軍人の死生観には、相容れないものがあるが、家族の団欒の風景は、温かくそして日本人が失った豊かさがある。

この映画は、戦意高揚目的で作られたが、そこかしこに反戦のメッセージが見え隠れする。当時、これが公開されたのが不思議なくらいだ。事実、監督の木下は、この映画公開後、戦争が終わるまで映画を撮れなくなったが・・・。

恐らく、当時の多くの人が抱いていた戦争に対する感情を東野英治郎演ずる男に投影させているのだろう。戦地に行った息子を心配したり、日本が負け るかもしれないなどを台詞を言わせている。実際、そうした声をあげる人がいて、それを押さえる意図があったのかもしれない。映画の中では、戦友の愛情の中 にそれらは諭されてしまう。

しかし、ラストにこの映画は、映画の持つ巨大にして崇高な力を剥き出しにする。凱旋行進を行う息子を追う田中絹代の名演と驚くほどリアリスティッ クなカメラワークに、涙がぽろぽろ溢れてくる。日本映画史上最高の演技の10分間だ。台詞を押さえ、福岡の街をラッパの音を頼りにさ迷う田中、そして当時 も多くの人の涙を誘ったであろう迫真の演技は、いつまでも胸に突き刺さって離れない。

栗5つ。映画は、力を持っている。
京橋・近代美術館フィルムセンターにて。
木下惠介生誕100年 「陸軍」 [DVD] 木下惠介生誕100年 「陸軍」 [DVD]

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1543/陸軍 (★★★★★)
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2009
10,21
23:16
愛づらか百撰 @日暮里サニーホール・コンサートサロン
CATEGORY[落語]
このところ忙しくて平日のアフター5は絶望的な状態だったのだけど、今日は、幕張事業所で夕方会議があり、それに乗じて会社を定時に退社する。まあ、場所が場所だけに長引くとそれはそれでリスクを抱えてはいたのだけど。

で一路、日暮里へ。

松幸 「小町」
なんか右肩を前の方に傾ける仕草が師匠とそっくりでニヤニヤしちゃった。やっぱり似てくるんだね。

談幸 「代書屋」
まあ、これはさほど珍しい噺ではないけど、面白かったなあ。本当に二人別人がいるみたいだった。代書屋が一回だけをボケを返すところが大笑い。

談幸 「安兵衛狐」
これは以前に取り上げたものの中からのリバイバル。確かに、前も談幸師匠で聴いたことがある。でも愛づらか百撰じゃなくて、笹塚ファクトリーでだった。
この噺、まだ談幸師匠以外では、聴いたことがない。ただ、似た噺を上方で「天神山」として聴いた。上方では、狐との間に子供が生まれてしまい、もっとしんみり切ない終わり方だった。江戸のサゲは、ちょっと馬鹿にしすぎだよな。(笑)
偏屈、頑固の変わり者二人が、実はとってもいい人だったりするのが、この噺の奥深く人間を見ている良いところだな。

談幸 「遠山政談」
圓生師匠の口演の速記から起こしたと仰っていた。これは、初めて聴く噺。嬉しい。
しかし、噺は、とんでもなく残酷で、それをさらりと可笑しいものにしてしまう落語はすごい。残酷だけど、これも人間の成せる業、男と女どちらの感情も頷ける。
落語版「エレファント・マン」だな、こりゃ。
談幸師匠オリジナルの展開とサゲが用意されていた。
 
談幸師匠の落語を聴くのは、本当に至福の時だ。今夜も満喫。楽しかった!

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http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/1542/愛づらか百撰 @日暮里サニーホール・コンサートサロン
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2009
10,18
20:20
皇室の名宝―日本美の華
CATEGORY[美術館・博物館]
今日は、早起きして開場前から国立博物館に並ぶ。そして開場とほぼ同時に入場に成功。第一室はすぐにそこそこの混雑になったけど、第二室の若冲もあまり時間をかけず、第二会場をメインに満喫した。第二会場の方は、僕を入れて5、6人しかおらず、もう贅沢な空間だったよー。

若冲は、京都、相国寺 承天閣美術館で釈迦三尊像と動植綵絵全作展示の時観たのだけど、やっぱり改めて観て、その美しさにはため息ものだった。旧友と再会するような懐かしさ、あ の時と変わらぬ姿というのが良かったねえ。一応、ひとつひとつ観ましたが、ここが大混雑になるのは必至なので、人々がここにとどまっている間に第二会場 へ。

第二会場は、もう空間が芸術作品。過去に三の丸尚蔵館で観たことあるのも結構あったね。今回は、七宝焼きや硝子の巨大な壷の美しさに見惚れてしまった。螺鈿の蒔絵には、もう溜息のみ。美しすぎる。
川島甚兵衛の壁掛けには、思わず声がでちゃったよ。

1期は、11月3日まで。
総展示替えの2期は、11月12日からで、正倉院の宝物もやってくる。

皇室の名宝
http://www.bihana.jp/

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