2009 12,14 23:35 |
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今日は、噺家の柳家三之助さんに着付けを教わりました。生徒は、僕とにっしさんです。 今日は、三之助先生ですね。
三之助さん、忙しいところ、本当に丁寧に教えてくれて、感謝感激でした。 着付けだけじゃなく、着物を着ての振る舞い方とか、着物のたたみ方とか、風呂敷の包み方まで・・・。 てきぱきと着物をたたんだり、着物の着方のお手本を見せてくれる三之助さんが、とてもかっこよかったっす。 今日、教わったたたみ方は、古今亭流なんだって。 あと角帯は、貝の口の結び方を教えてもらいました。これは、もっともっと練習しないとなあ。 まだまだ着こなせていないけど、これからがんばりまーす。 正直、にっしさんの方が着物似合ってました。負けました・・・・。 次のステップは、雪駄を履いて街を歩くです。 三之助さん、ありがとうございました。優しい先生で良かったあ。 で、もちろん着付け教室のあとは、打上げです。今夜は、しゃぶしゃぶ。 |
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2009 12,13 22:15 |
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浅草で和装小物を物色していたら時間がなくなってしまい、にっしさんとラーメンを流し込んで荒木町へ向かう。二人ともお昼を食べていなかったので、ついついチャーハンと餃子も頼んでしまい、お腹いっぱいになっちゃった。打上げもあるのに・・・。
金翔 「目黒の秋刀魚」
ちょっと季節外れだけど、今年のやり納めかな。(笑) 間抜けな殿様がいい味だしているよ。焼き魚食べたくなった。 ぼたん 「辰巳の辻占」 辻占の場面、面白かった。 冷めた視線で男をくったような女郎が最高。 たけ平 「芝浜」 軽くて爆笑系なイメージだったけど、今日はびっくりするほど抑えたトーンでこれまた魅力的だった。主人公も女房も、表情や感情表現が素晴らしく、正直驚いたよ。すごいじゃん、たけ平。 さて、打上げだよ。たけ平、ぼたん、金翔の仲良しトリオが経営するクラブかバーのよう、もう馬鹿馬鹿しくって、可笑しくって、楽しくって最高だったよ。死ぬほど笑った打ち上げだった。 ここには書けない話題が、腹痛えよー。また、来よっと。 |
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2009 12,13 16:10 |
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10時30分に目が覚めたので、早朝寄席には間に合うはずもなく、パンをかじってすぐ上野に向かう。なんかちゃんと食べてから行こうかなあと思ったけど、にっしさんより「もう既にたくさん並んでいる」とTwitterがあり、急いで向かう。Twitter便利だあ。
昨日部屋で本を整理してたら、今年の初めに買った雑誌サライの文楽特集が出てきたので、にっしさんに見せてあげようと思い持ってきた。実はチーズ の特集が読みたくて買ったので、ちゃんと文楽のところ読んでなく、改めて読み直してみたら、あまりに濃い内容に感動。前回の文楽でいろいろ気になっていた ことがいろいろ書いてあり、とても面白い記事になっていた。 夢中で文楽談義をしていたので、一姫二太郎さんがすぐ近くにいらっしゃるのが、仲入りまで気づきませんでした。失礼しました。 さん市 「寿限無」
初めて見る前座さん。新しい前座さんが見られるのは、すごく楽しい。 平井賢みたいな濃い顔だった。ハーフかなあ、南国の人かなあと思ったけど、静岡出身だそうだ。既に不思議な個性を醸しだしており、面白かった。 ちよりん 「鷺とり」 風邪気味というか風邪をひいていたので、最前列の僕らにマスクをくれたよ。 ちよりんさん、実は前座の頃はよく見たのだけど、二つ目になってからは随分久しぶりに拝見。体も落語も随分成長したねえ。とても楽しい高座だった。 志ん八 「粗忽長屋」 志ん八さんは、文句なく上手くて面白いよ。何度も聴いたことある噺なのに、これだけ笑わせられるのはすごいね。 ぼたん 「厩火事」 髪が短くなっててびっくり。着物が素敵だった。 これは、大好きな噺なんだよねえ。さすがにお先さんは、上手いねえ。ちょっと斜に構えた感じが良い感じ。手の動きとか形が、なるほど女性はこういう時こうなのだろうと妙に感心。 三之助 「ねずみ」 まくら長かったけど、面白かったわー。 そして、また「ねずみ」だったけど、これは宿命だわな。(笑) それにしても、来年3月の真打組の中では、やっぱり三之助は別格だわ。贔屓目なく客観的に見てもだよ。 ちょっと大人びてでも可愛い子供と、抑えた味の甚五郎、つらい過去を持つ宿屋の主人、どれも本当に活き活きとしており、だからこそ何度観ても面白いんだなあ。 終演後、上野鈴の屋さんで足袋を買う。でも、なんとなく物足りなくて、結局にっしさんと浅草へ。(笑) 今日もたくさん和装のお店に行ってしまったよ。一人だと入りにくそうな店にも、二人だとどんどん入って行けるねね。 めうがやさんでもう一足色付きの足袋を買って、履物屋さんや和装小物屋さんをたくさん物色して、辻屋さんで雪駄を買った。 これでとりあえず、一通り揃った。後は、袋ものだな。 しかし、浅草は、楽しい。楽しすぎる。まだまだ行ってみたい、物色してみたいお店がたくさんあるよ。 |
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2009 12,12 19:04 |
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今日は、大好きな談幸師匠の独演会へ。 松幸 「芋俵」
まくらで噛んでいたのがもったいなかったけど、本編に入った途端に活き活きとしていて、今日はとっても良かった。明るくて楽しくていい感じだったよ。 吉幸 「火焔太鼓」 自分のスタイルを確立していて、それでまたとっても面白くて楽しい。 世津子 奇術 ネタも台詞も、もう何度も見て聴いているのに、ちょっと久しぶりだったので、結局笑っちゃったよ。同じネタで何度も笑わせるってすごいなあ。 あのボンボリの道具は、ちょっと欲しい。 談幸 「片棒」 談幸師匠の「片棒」は、初めてだよ。すごい楽しい。大笑い。 失礼ながら、談幸師匠のこと「可愛いぃ」って思っちゃった。もう、次男の表情と描写がたまらなく可笑しかったよ。 談幸 「文七元結」 素晴らしい。これぞ江戸の落語、江戸の粋、江戸の風情。可笑しくって、切なくって、もうたまらないよ。すすり泣いている人も多し、僕も涙腺ちょちょぎれた。 もう、談幸師匠は、本当に素敵。愛しちゃう。惚れてまうやろー。 いい落語を聴いた日は、本当に気分がいいね。 |
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2009 12,10 23:44 |
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こみちさんの学生時代の仲良し三人組が席亭のアットホームで温かいとても素敵な会だった。そんな仲良しさんと集まったお客さんのために思いっきり楽しんで もらおうと元気溌剌に応えるこみちさんがまた素晴らしかった。今日は、こみちさんの誕生日ということもあり、打上げはお祝いムード一色 に。
こみち 「元犬」 犬が本当に人間になったよう。表情も身振りも犬らしく(?)、とっても楽しい。 エンターテイナー振りが大いに発揮されていた。 こみち 「鰻屋」 本人が今年苦労したネタと言っていたが、なかなかどうして軽妙洒脱に演じられていたよ。 仙花 太神楽曲芸 狭い会場で、トークも交え、楽しく工夫された素敵な内容だった。小物がクリスマスモードになっているのが、こうしたプライベートな会の一興か。 優しく明るい人間性溢れる幸せーな時間だった。 こみち・仙花 公開楽屋トーク 仲良しなお二人の楽しいトーク。 こみち 「死神」 人生のRise&Fallが描かれた奥の深い落語。冒頭で主人公が本当に死んでしまうのではと思わさせるくらいの感情移入ができると、続く浮かれた男の人生最大の幸福と哀れな末路が引き立つと思う。 死神を老婆にしたのは、前半違和感を覚えたが、最後の蝋燭の場面では、暗闇で灯火に浮かぶ怪し気な死神が気迫を持って現れた。 これは、これからどんなふうになっていくのか、とっても期待できるね。 こみち 踊り 奴さん、あねさん いやあ、やっぱり踊りは、素晴らしいねえ。ずっとずっと観ていたいと思ったよ。 そして、打上げ&ハッピーバースデーこみちさん 来られなかったにっしさんと一緒に買ったプレゼントをこみちさんに渡す。「来られないなら、色紙にでもメッセージ書きなよ、ついでにそこに僕の名前も書きなよ」と心優しき若者をそそのかして書いてもらった色紙も一緒に渡したよ。 政之助さんからも素敵なお花が届いてた。さすがあ、政之助さん。 |
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2009 12,08 23:50 |
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珍しく会社を早く出ることができたので、開場と同時にらくごカフェに行ったら、こみちさんがいたよ。
弥助 「鰻屋」
こじんまりと打上げぇ~。 来秋の真打昇進が決まったよ。おめでとう。 ということで全落語ファン注目の昇進後の名前は何かと・・・。 いくつか候補を紹介してくれたけど、なんか笑っちゃう。雲助師匠の考えることって面白いねえ。ネタは、さらりと「鰻屋」 朝太 「素人義太夫」 朝太さんの「素人義太夫」も何度か聞いているけど、楽しくて可笑しい。 この日は、ちょっと噛んでたけどねえ。 スマイル大使の朝太さんだけど、怒った表情は結構すごみがあって、普段とのギャップがまた楽しいよ。 朝太さんの人情噺とか、怪談も聴いてみたいなあ。 弥助 「芝浜」 前日がネタ卸しで昨日が二度目だったんだって。驚きのハイレベル。もう、何年もかけているネタかと思ったよ。すごい実力派。だてに打上げで箸を割らないだけあるね。 やはり、話題は、弥助さんの昇進名に・・・。何になるのかなあ? そして、今宵も割られることが無かった弥助さんの割り箸。もはや、彼の前に用意する行為すら空しい・・・。 オンチだと言われると不服そうな朝太さんが、ジャイアンに見えてきた。あれだけ踊りが上手だからリズム感はあると思うけど、歌は別なのかね。 結局、終電一本前で帰宅。 |
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2009 12,06 23:50 |
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夜も結局、にっしさんと。先日、にっしさんが行って美味しかったというお店に。デザイナーズ和ダイニング 瓦とサブタイトルが付いているこの店、でもとっても洋風な内装とメニューだよ。小皿が小さい瓦だったのが、和なのかな?
お豆腐・根菜・おくら・山芋の和風香味サラダが美味しかった。肉好きホルモン好きのにっしさんだけど、僕といる時は、気を使ってヘルシーにしてくれているのかな。でも、にっしさんもちょっと気をつけた方がいいぞー。(笑) 和製ブイヤベース風トマト鍋。こちらも魚介類たっぷりでヘルシーな感じ。食べた後、ご飯を頼んでリゾットに。安くてお腹いっぱいになった。 デザイナーズ和ダイニング 瓦 kawara DINING 銀座 東京都中央区銀座西3-1 銀座インズ2 2F 03-3564-2531 |
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2009 12,06 17:16 |
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着物は、ずっと着たいと思っていたのだけど、反物から作るとそれなりに高価だし、着物のいろはが分からないので躊躇していた。でも、寄席や歌舞伎など、着物で行くとと似合う場所によく行くから、いつか着たいなあと思っていた。
仕立てるのもいいけど、初心者は、古着から始めて慣らすのもいいだろうと思い立ち、古着屋に出かけてみてはみるものの女性ものは多いけど、男性ものは少ないんだよねえ。 そんな折、早朝寄席の後、にっしさんが調べてくれた「男きもの ちどり屋」というところへ向かう。古着もあれば反物もある、古着だけど一度も袖を通していない既製品など豊富にあり、目移り。 店主が出てきて「何かお探しですか?」ということで、いろいろと見せてもらった。どうも僕らのような旧日本人体型には、古着でも豊富にサイズがあ るらしい。これくらいの予算でと言ったら、着物、羽織、長襦袢、帯など、いろいろと出してくれた。すごーく親切。決して、高いものを売りつけようとしな い。 試しににっしさんが着てみる。すごーい似合う。男っぷりが上がったよ。 そんでもって僕も着てみる。あら、思っていた以上に似合うなあ。自画自賛。 即決で購入。それから、帯をいっぱい出してもらって合うのを選ぶ。長襦袢も粋な柄を見つけたよ。ああ、長襦袢も見せたいなあ。(笑) 予想より遥かに安く買えたので大満足。 二人で鏡を見ながら、あまりに体型にフィットしているので、「無理して痩せなくていいかも?」と自己欺瞞ワールドへ。 着物が手に入ったので、次は足袋と雪駄。女性ものの履物ってあちこちでたくさん売っているのに、男物の雪駄となると、どの店も数種類しか置いてな く、たくさんの中からお気に入りのものが選べず、浅草の履物屋、日本橋に移動して三越の呉服売り場、高島屋の呉服売り場、銀座に移動して松屋の呉服売り 場、松坂屋の呉服売り場、並木通りの履物屋を物色するも、値段と欲しいデザインのものに会えず、今日はタイムアップ。 雪駄の値段ってすごい幅があった。数千円から数万円まで。いいなあと思って手を出すと6、7万するんだよねえ。 できれば、1万円前後、洒落た、ちょっとカジュアルな雪駄が欲しいんだけど、どこかにないかなあ? ぱんださん、チナマルさん、 着物のこといろいろ教えてね。でも、男と女じゃ違うのかねえ? 三之助さん、 着付け教えて。まじで、教えて。頼むから教えて。何かご馳走するから、教えて。 近々、着物デビューするよ。 服を買って、こんなに嬉しくて興奮したの久しぶり。 ああ、和装小物もあれこれ欲しい。楽しい・・・。 男きもの ちどり屋 http:// |
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2009 12,06 13:09 |
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お昼は、にっしさんお勧めの浅草 染太郎へ。名前は、知ってたけど来るのは初めて。店構えが、素敵。もう、それでメロメロ。
内部も僕好み。こういう風情がたまらないねえ。 看板メニューのお染焼き、しゅうまい天、五目焼そば、あんこ巻きを食べた。 お染焼きは、お好み焼きだね。そばも入るから広島風なのかな? しゅうまい天は、お餅で土手を作ってそのなかに肉や玉ねぎなど。餅の食感とシュウマイの味が面白かった。 あんこ巻きは、クレープであんこを巻いたような感じ。甘さが抑えられて、ペロリと食べられちゃった。 基本は、お店の人がやってくれたけど、あとは全部、にっしさんにやらせちゃった。ははは。ありがとね。 浅草 染太郎 http:// |
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2009 12,06 12:04 |
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二週連続、早朝寄席へ。10時からなんて早朝じゃねえよなんて言っていたのは遠い昔。もはや、日曜日の早起きは結構つらいね。9時10分頃には並んだかな。3人前ににっしさんがいたよ。
朝太 「火焔太鼓」
朝太さんの「火焔太鼓」は、何度も観ているけど、観る度良くなっている。 特に女房に金を出す甚兵衛さんの表情は、秀逸。活き活きとしていてとても楽しい。こちらまで、途中で水が飲みたくなる。 菊六 「権助提灯」 旦那、奥さん、お妾さん、権助、どのキャラクターも最高に可笑しい。笑った、笑った。 特に女性の色っぽさ、艶っぽさは、なんともびっくり。 こんな楽しい高座は、観ていて幸せな気分になれる。 窓輝 「質屋庫」 うーん一転、この人は大丈夫だろうか?表情が死んでいる。登場人物が演じ分けられておらずこれまた皆死んでいる。来年真打なのか?信じられない。大丈夫か?今日は、たまたま調子悪かったのか? 市也 「禁酒番屋」 まだちょっと初々しい感じだけど、一生懸命さと誠実さがひしひしと伝わったねえ。 表情は、いきいきしていて楽しかった。 終演後、にっしさんと上野から浅草を目指して歩く。途中、昭和初期の建築の歯医者さんがあったので、建物や看板に見惚れていたら、地元のおばあちゃんが話しかけてきて、建物の由来から、看板文字の作者ことなどいろいろ教えてくれた。 合羽橋。日曜でほとんどの店は休みだったけど、サンプル料理のお店が面白くて、童心に返って夢中になって見学しちゃた。(今度、買います・・・) |
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