2007 06,02 23:53 |
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大きなキャパだから安心していたけど、それでも開場時間より早めに行ったら、すでにかなりの行列。研精会の人気、恐るべし。 今日は、adoさんが隣にいたので、仲入り時に、疲れをとるツボを聞いたり、首や肩を押してもらったりした。adoさん、ありがとう。 市朗 「金明竹」 今日の前座さん。関西弁のくだり、もうちょっとゆっくりでもいいのでは、何を言っているのか本当に分からなかった。(笑) 遊馬 「たがや」 そっかあ、もう夏だよなあ。都会では、落語で季節感を感じる・・・。 声がとてもいい。噺家としては、とても大切なこと。それだけで、かなりのプライオリティー。 一之輔 「初天神」 こちらは、あえて?季節感を無視した正月ネタ。(笑) 生意気だけど泣き虫な子供と学はないけど優しくいい親父の掛け合いが最高に楽しい。キャラクター設定がよくできていて、また確固たる自分のスタイルを持っている素晴らしい噺家。 小駒 「辰巳の辻占」 どこから見てもいい人そうな小駒さん、後ろめたいのに悪びれない花魁の最後の台詞がいい。 夢吉 「狸さい」 見覚えない名前に誰だろうと思っていたら、春夢さんだった。そっか、そう言えば二つ目になったと以前聞いたなあ。この人、耳がでかいなあ。顔もお猿さんみたいで、愛嬌ある。こういう可愛いネタは、ぴったり。 三之助 「井戸の茶碗」 トリは、我らが三ちゃん。 最近、貫禄すら感じる。ちょっとした目線や仕草が、座布団の上だけでなくものすごく舞台空間を広げ、こうした大作を堂々と魅せる。観客を江戸の街角に引きずり込む手腕は流石だ。ちょっとした言い間違いがあったけど、それすら吹き飛ばす素敵な高座だった。 |
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