栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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09,18
22:12
愛づらか百撰 第46回
CATEGORY[落語]
とても楽しみな落語会。今では、あまり(全く)寄席や落語会でかけられなくなった珍しい落語が聴ける貴重な会だ。明治や昭和初期の速記本から起こしている珍しい落語や圓生師匠など名人が口演した記録なども紹介され、落語ファンとしては興味深い話もたくさん聞ける。


幸之進 「かぼちゃ屋」
前座の頃から見ているからねえ、日々成長しているのが分かるねえ。これはとても嬉しいこと。
でも今日は、テンポ良く進むが、ちょっともったいない。あっ、ここ笑うところなのに、客が笑うのを待たずにもう次の台詞へ。。。もうちょっと緩急があるといいと思うなあ。

談幸 「近江八景」
何故、今あまり高座でかけれらないのか、それがよく分かる。話が面白くないのではなく、サゲを理解するために近江八景を詠んだ歌などを知っていないとつまらない。まして、関東の人間には、近江八景と言われてもちょっとピンと来ない。また、僕は、行ったことがあるので、サゲにこれまた重要な膳所も読めるけど、それらの説明をまくらでしなくてはならない。
昔は、それほど娯楽が無かったから、誰もがこういう有名な和歌などをそらんじていたんだろうなあ。そういうのは、とっても好き。こうした落語が何の説明なく聞ける時代は、良かったねえ。
で、この落語、とってもいい。懇意の花魁の年季が開けたら一緒になれると思い込んでいる男が、他の落語同様、人間ぽっくて素敵。こういう人間の普遍性を描いているのが古典落語の魅力。可笑しくもあり、悲しくもある男をなんとも絶妙に表現する談幸師匠が素晴らしい。
花魁が一緒になることの断りを近江八景の名所をまじえて手紙にするのだが、それが主人公には分からない。当時は、それが観客には分かっている、それが可笑しさだったんだろうねえ。

談幸 「御文様」
これも、浄土真宗の御文様とその中の白骨を観客が知っているというのが前提だ。そして、この噺、今でもよく寄席でかかる「権助魚」の続きというか、むしろ本編。前提知識がなくても笑える前半部分が今も残っているという感じ。
旦那の妾の名前がお文さんで、浄土真宗の御文様とがかかるあたりが味噌。良くできた落語だなあ。女房の嫉妬心も人間ぽくてたまらない。何百年と変わらぬ人間の営み、落語って古の人との心の交流だと思うね。

談幸 「盃の殿様」
これは、喜多八師匠で聴いたことがある。その時は、ばかばかしい長距離での盃のやりとりが中心だったが、今回は、何にもすることが殿様が鬱になっていく様が丁寧に描かれていた。こうして、前段がちゃんとあると後半のばかばかしさも生きるよね。

日暮里のサニーホールにて。談幸師匠が、消え行く落語に息吹を与える素敵な落語会。裏話も面白く、次回も楽しみ!

拍手[3回]


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