栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2014
04,27
09:35
夜明けのボロブドゥール
CATEGORY[草枕]

「インドネシアに行く」と誰かに話すと、9割がた「バリ島ですか?」と聞かれる。書店に行ってもバリ島のガイドブックはあるが、インドネシアのガイドブックは、地球の歩き方しか無かった。それも半分はバリ島の紹介。なんでバリ島ってそんなに人気なんだろう? 地元のガイドに聞いてみたら、「バリ島は、夜遅くまでお酒を飲んだり、買い物したり、ディスコで踊ったりできるからねえ。ここは何もないよ。ほとんどの人がバリ島からの日帰り客だね。」
最初、僕もバリ島から日帰りツアーで来ようかと考えたけど、そうすると早朝の幻想的なボロブドゥールが見られないのだ。アマンジオとボロブドゥール敷地内にあるマノハラホテルの宿泊客のみが、早朝のボロブドゥールに入場できる。ジョグジャカルタの他のホテルの宿泊者は、別の場所からボロブドゥールを眺めて、一般入場可の時間から見学というものしかない。アマンジオとマノハラだけ特別なのだ。

しかし、雨で早朝ツアーは中止になることが多い。朝4時にモーニングコールをするので、それがなかったら中止だからゆっくりお休みくださいとのことだった。前夜の空には眩いばかりの星々、期待を胸に就寝。
早朝電話のベルが鳴る。支度をしてロビーに行くと数組の宿泊客。簡単な朝食をすませると、「どうぞ」と案内された。そこには黒塗りの車。ツアーだけど、他の客と一緒のバスとかではない。一部屋に一台づつ、送迎の車が用意される。その車でマノハラホテルへ。

アマンジオのスタッフがチケットを買ってくれ、案内されてボロブドゥールの頂上を目指す。辺りは真っ暗。何も見えないので、借りた懐中電灯で足下を照らしながら登る。


登りきると朝焼けが美しい。モスクからの祈りの声も風に乗って耳に届き、朝靄とあいまってとても幻想的だ。

カメラを置いて、タイムラプス撮影をする。

バリ島ではなく、ジョグジャカルタでもなく、アマンとマノハラに泊まったものだけが体験できる素晴らしい時間だった。前日は雨、翌日は濃霧で早朝入場不可だったため、本当に幸運だった。


     
明るくなってくると円壇と呼ばれる頂上部分にたくさん人がいたことが分かる。

     
ストゥーパの中には、仏像が鎮座している。1000年前の火山噴火でこの遺跡は灰の中に埋もれていたのだが、ほとんどのストゥーパは崩れていて、仏像はむき出しになっていた。それを元通りにしたのだが、ここはあえて仏像が見えるように残したそうだ。

ホテルが用意してくれた日本語ガイドの説明を聞きながら下る。普通は下から順番に登ってくるのだが、早朝客は上から順に下っていくのだ。
インドネシア人のガイドさん、日本に来たことはないそうだが、その割には日本語上手。インドネシアの日本語学校で習ったらしい。他の英語ガイドの流暢さに比べるとちょっとたどたどしい感もあるが、日本で暮らしたことがないのに不自由なく話せるのは流石だ。「煩悩」とか「因果応報」などの言葉が出て来るので、これは日本語で説明聞いた方が確かに分かりやすかったね。
しかし、インドネシアのイスラム教の方に仏教の説明をしてもらうというのはちょっと気恥ずかしい。知っていることも多かったが、知らないこともあり、もっと自分の宗教とか文化とかきちんと学ぶべきだとなと反省。


上部3層は丸く円壇と呼ばれているが、それより下は四角だ。それぞれの面が東西南北を向いており、釈迦の生涯を描いたレリーフが彫られている。釈迦の両親の時代から物語が始まり、有名な母である摩耶夫人が沙羅双樹のもとで釈迦を生む場面もある。レリーフは、表情豊かだ。


動物のレリーフもたくさんある。


 
猿の表情がちょっと狡猾そう。



最下壇は、人間の欲望と悪行が描かれているそうだが、遺跡を守るために補強され埋められてしまった。現在その一部だけが見学できるように切り崩されている。

女の悪行は、噂話。

男の欲望・悪行は、飲酒、賭博、買春ということで、落語の世界と同じ。つまり、今と同じだね。


 
狛犬のような獅子の象が、東西南北の入り口に鎮座する。
 

入場者は、腰巻きを巻く。


出口付近では、お土産売りの攻勢にあう。日本語でしつこくつきまとってくる。世界的な観光地にいくつか行ったが、ここのお土産売りが一番しつこい。まあ、安いので買ってしまう日本人が多いのかな。買ってあげてもいいんだけど欲しいものないしねえ。品質も心配。いつまでもついてくるが、値段はみるみる安くなっていく。最初の値段は、なんだったんだ。(笑)


早朝ツアーには、マノハラホテルでのコーヒーとお菓子もついているみたい。

マノハラホテルに泊まると、24時間この景色が見られる。これも贅沢だなあ。
ちなみに、アマンジオ1泊分の値段でマノハラに13泊できる。(笑)
 
木の幹から直接実が成っていた。面白い。

バリ島からの日帰りツアーもいいかもしれないけど、やはりボロブドゥールに宿泊して、夜明けの幻想的な体験をお勧めしたい。

拍手[4回]


http://kuribo.blog.shinobi.jp/Entry/2885/夜明けのボロブドゥール
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