2012 02,22 22:58 |
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会社から地下鉄で一駅の深川江戸資料館へ。この会、第2回目だそう。前回も行きたかったけど、出張と重なっていたんだよな。
吉笑 「道灌」 上手。前座さんなのにくすぐり入れたりして、でも嫌みが無い。飄々としていて面白かった。 時蔵 「身投げ屋」 展開やサゲが容易に予想できてしまうこの噺は、分かりやすいだけに難しいと思うよ。 兼好 「蒟蒻問答」 ほとんど縁がない円楽一門だけど、兼好師匠だけは別格にいいなあ。この師匠の高座は、何度でも観たいと思うよ。 米福 「締め込み」 こちらもほとんど縁がない芸協さんだけど、面白かったなあ。童顔だけど、妙にがっちりしていて、そのアンバランスな雰囲気での女房の描写が最高に可笑しかったなあ。 談幸 「ねずみ穴」 なんど聴いてもいいねえ。ジーンときちゃう。でも誰がやってもいいって訳じゃないのよねえ。この噺は、噺家を選ぶな。談幸師匠は、本当に素晴らしい。登場人物の想いがそれぞれに滲み出て、人間は身勝手だけれども愛すべき存在であるといういい噺だよなあ。 |
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