2008 08,09 21:27 |
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第二回の「馬吉と三之助」へ。今回も三之助コミュの方々もたくさんご来場だった。ざびさんにも久しぶりにお会いできた。
一左 「壺算」 11月に二つ目昇進。祝! 不思議な味がある。 馬吉 「紙入れ」 まくらは、確かにお決まりのものだけあって、噺家のプライベートな話がなくてもいい。ただ、落語以外のことに見聞を広げておくのは、それはまた落 語に跳ね返ってくる。まくらを聞くと、その人がどれだけ世の中のことに目を向けているかが分かるし、パーソナルな一面も噺家の魅力となる。がんばれ。 主人公はよかったが、おかみさんと旦那は、もっと細やかな心理描写が欲しいところだ。 三之助 「化物使い」 もとの噺のせいもあるが、ちょっと冗長に感じた。まあ、その辺は、これから洗練されていくだろう。けど、夏の噺だし、長い噺だし、あと何回かけられるかね? 前半の隠居と杢助のパートと後半の隠居と化物のパートをどう対照づけて表現できるかが鍵だ。二つの話のように分断してしまうと、せっかくの前段の部分がいきなくなってしまう。 うーん、これは難しい噺だな。でも、ぜひまた三之助で聴きたい。 三之助 「堀の内」 寄席の三之助ネタとしてもお馴染み。安心して聴けるし、楽しい。時間を気にしてか、かなり早口だったね。 馬吉 「唐茄子屋政談」 前半は、とても良かった。 中盤、唐茄子を売りさばくところはもっともっと笑いが欲しい。また、終盤は、上手い人がやると涙腺が刺激されるので、更なる精進が必要だ。 ネタ卸としては、及第点だが、もっともっと良いものにしてほしい。とても期待できる。これも、また馬吉さんで聴いてみたい。 |
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