2005 06,09 22:13 |
|||
アカデミー主演賞受賞は、納得のメリル・ストリープが、時代に時代につらい選択を行う主人公を見事に演じた。共演のケビン・クラインの鬼気迫る狂気の演技にも惹き込まれる。 ナチの収容所での回想シーンでの最初の選択は、あまりにつらくゾッとする。身も凍る思いで観た。 ソフィーがネイサンを愛する理由は、不可解でもあり、必然でもある。傷ついた過去を持つ男女の中に、主人公の作家スティンゴは、入り込めない。観客は、スティンゴに感情移入し、不幸せなソフィーを救おうとするが、普通の人間の想像力を超越した過去を持つ者の気持ちは、永遠に理解できないのだ。
|
|||
コメント |
コメント投稿 |
|