栗ッピング
毬栗日記、棘あります


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2005
07,25
21:29
僕が落語好きになったわけ
CATEGORY[落語]
落語が好きになったのは、高校生くらいの頃だから、もう20年も前のことになります。そのころ古典の授業の一環で、小倉百人一首を暗唱するという宿題がでま した。古典は、もともと好きだったので、楽しく百人一首を覚えていました。当時、「笑点」は、大斬りの前に落語をやることもありまして(今より放映時間が ちょっと長かったので)、そんな百人一首を覚えている頃、その「笑点」で「ちはやふる」という落語をやっていました。これは、在原業平の

「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」

という歌の意味を子供から聞かれて、困ったお父さんが隠居さんのところに押し入り、そこでとんでもない解釈を聞いてしまうという話です。

当然、自分は、本当の意味を知っていたので、そのとぼけた意味づけに抱腹絶倒してしまい、「なんて落語って面白いんだろう」と思いました。

そ れで、落語がとても聴きたくなり、そんな折、TBSの深夜に「落語特選会」という番組がやっていることに気づきました。この番組は、長い落語を途中CMを 入れずノーカットで放映し、また落語の後に榎本滋民さんとアナウンサー山本文郎さんと落語の時代背景や当時の風俗などを解説してくれるという素晴らしい番 組でした。小三治さんと志ん朝さんが出る会は、必ずビデオに撮って見ました。小三治さんは、クイズ・ヒントでピントに出ている人、志ん朝さんは、錦松梅と いうふりかけのCMに出ている人という、二人を聴きはじめた動機は、甚だ不純でありましたが、知らず知らずすごい人の落語を聴いていたんだなあ。

落語の魅力は、なんと言っても、そのお手軽さです。扇子と手拭いがあれば、できちゃいますもんね。まあ、噺家は、必要です。あと座布団も・・・。

噺家は、一人なのに、落語が始まると次々にいろんな人が登場してきます。老若男女問わず、出てきますねえ。しかし、実際には、そこには、人が一人しかいません。なのに、不思議ねえ、たくさんいるように見える。

そ して、噺家は、座って噺をしているだけなのに、そこには、江戸の長屋の風景が広がり、かぼちゃ売りが来たり、泥棒が入ったり、粗忽者が馬鹿をして笑わせて くれます。さらに、扇子は、煙管になったり、手拭いは、財布になったり、噺家と扇子と手拭いで、ものすごい空間がそこに広がります。

この 素晴らしい宇宙空間は、噺家の力量も当然あるのですが、聞き手にもある程度の想像力が求められます。噺を聞いて、場面を思い描き、登場人物の顔や形、身振 りを想像して、自分の頭の中に落語の世界を構築せねばなりません。そりゃ、大変だって? いやいや、それがそんなに大変では、ないんです。小学生だって、 落語を聴いて笑うんですから。しかし、言えるのは、聞き手のイマジネーションによって、落語の楽しさは、どんどん膨らんでいきますね。

座布団一枚の空間に、噺家がいて、扇子と手拭いを持てば、そこに宇宙が現れる。そこがなんとも、落語の魅力なんです。小説好きだったら、落語は、絶対に楽しいですね。同じ噺家の同じ噺を聞いても、人それぞれ作る世界が違うんだろうなあ。

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