2010 04,17 23:22 |
|
現歌舞伎座最後の歌舞伎鑑賞に行ってきた。
この第三部は、入手困難になっており、僕の知り合いも「取れなかった」という人多数。 にっし君のおかげで僕は、チケット取れたのよねえ。というわけで一緒に行ってきたよ。 本当は、この三部を桟敷で観たかったんだけど、さすがに桟敷は取れず、二階の一等席で。花道の真上だったから役者がよく見えたよ。 実録先代萩 伊達家のお家騒動の題材にしたもの。 悲しい結末の方でなく、その前のほのぼのしい場面。 子役の台詞の応酬がものすごく多く、まさに子役が主役。 芝翫は、82歳とは思えぬ・・・。 宜生の泣く演技が微笑ましい。これも型なんだよねえ? 助六由縁江戸桜 海老蔵の口上に始まり、これでもかのオールスターキャスト。 花魁道中も豪華絢爛。 玉三郎は、やっぱりオーラで他を圧倒。 勘三郎の茶目っ気が歌舞伎ファンサービスだったね。 衣装、蛇の目傘、紫の鉢巻、小道具までが美しい。 歌舞伎らしい型と見得がなんとも現歌舞伎座の最後にふさわしいものだったなあ。 終演後、やっぱりこの劇場がなくなるのが惜しくて、なかなか席を立てず・・・。記念撮影なんかをして、名残惜しく後にする。 ロビーで古今亭菊六さんが、歌舞伎座の外国人スタッフと話をしていた。サイモンさんって言うらしい。 劇場を出てからも、ライトアップされた劇場が外観などを撮影しながら一周してたら、ちょうど楽屋口から團十郎が出てきた。気軽にサインや写真撮影に応じていた。 あーあ、本当に歌舞伎座取り壊しちゃうのが悲しいなあ。 でもいい思い出になったよ。3年後、新しい劇場には、やっぱり行ってみたいと思う。 |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |