2010 04,16 23:46 |
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素晴らしい余韻に浸っている。こんな素敵なコンサートは、そうはない。今日、世界中で一番美しい出来事があったのは、東京の日本武道館だ。 70年代を代表するアーティストのジョイントのコンサートだが、一部がキャロルで二部がジェームスみたいんじゃなくて、最初から最後まで二人は出ずっぱり。それぞれの名曲の数々を二人の演奏とコーラスで楽しめたのだ。 そして、ぶったまげるほどびっくりなのが、バックバンド。ギターにダニー・コーチマー、ドラムにラス・カンケル。もうこのままジャクソン・ブラウンも飛び入りかってくらいに豪華。そしてベースがリー・スカラー。もうあまりのゴージャスさに気絶しちゃいそう。 68歳と62歳とは思えぬ声量にこれまたびっくり。途中休憩が入ったのはご愛嬌か。 キャロル・キングは、NHKホール、東京国際フォーラムと今回で3回目で、過去それぞれに既に名曲を堪能していたけれど、今回も素晴らしかった。ただ、ほとんどの曲が「つづれおり」からで、他のアルバムのも聴きたかったんだけどねえ。特に「シティー・ストリーツ」なんかは、ライブ向きの曲が多いのになあ。 ジェームス・テイラーに関しては、もう涙、涙、涙。まさか、「Sweet Baby James」と「Fire and Rain」が生で聴ける日が来るなんてことは想像もしていなかった。武道館という大会場で聴くしっとりとした名曲は、不思議な世界だった。 スピーカーが良くなったのかねえ?武道館で音も声もすごく良く聴き取れた。 そして、そして、そして、やはり圧巻は、「You've got a friend」のデュエットだよー。もう震えるほど感動。 アンコールの「Up on the roof」も素敵だった。本当に何十年経っても美しいものは美しいと実感。 オーストラリア公演では、セットリストに無かった「Sweet Season」や「Natural Woman」がこれまた素晴らしかったよ。 |
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